コソの出来事

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2005-06AW
2005.04.01 Friday
ちょっとまた更新が滞っていますが・・・

あとはランバン、ラクロワ、バレンシアガ、ヴィクター&ロルフ、ヴィトン、ディオール、シャネルを書く予定です。なんとか来週中には終わりそうだ。
| 2005 FW Womens | 14:14 | comments(0) | trackbacks(2) |
2005-06AW ROCHAS
2005.03.29 Tuesday
いまやパリでも最注目のメゾンの一つとなった、オリヴィエ・ティスケンスによるロシャス。早いもので、もう5シーズン目か。

シルエットの基本はエドワーディアン。フリルのブラウスやハイネック、ロングスカート。
基調の色は黒、そしてコルセットライクなアイテムなど、ゴシックな雰囲気も。ティスケンス自身の色が徐々に出てきた感じかな。ただし、ラッフルにトリミングしたファーをはじめ、スカート全体にシフォンを波打たせたりと、柔らかく軽い素材使い。さらに、レースや花柄の刺繍、リーフを模ったパッチワーク、ローズコサージュなどがコレクションにロマンティックなテイストを加えています。なんとなく日本を感じさせる柄だったのがおもしろい。ペプラム・ジャケットとタイト・スカートのスタイリングも印象的。ブラック・サテンもよく使われていた素材の一つ。

やはり素晴らしいのは、今季のトレンドの一つであるIラインのドレスたち。タメイキがでます。

メゾンの伝統だけでも、デザイナーの前衛だけでもなく、そしていまの時代の雰囲気を巧みに汲みとれる、稀有なスタイルが確立されつつあるように思います。なにより、ティスケンス自身の描く女性像が明確であること。ついでに売れてしまいます、このコレクションは。









| 2005 FW Womens | 23:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
2005-06AW Dries Van Noten
2005.03.27 Sunday
ここ数シーズン、なかなかまとまった良いコレクションを発表していると思っていたら、ついにきました。ドリス・ヴァン・ノッテン

全体的な雰囲気は、東欧のジプシーやロシアの農村をイメージさせるもの。ボヘミアンといってしまえば、いつも通りだけど。ロールアップしたメンズライクなパンツ、ボトムにフレアでボリュームを持たせたコート、そしてベルベットなど様々な素材のロングスカート。これは売れそう。ボトムがファーで切り返しになっているスカートは今季風。ジャケットもツイードの含めていくつか。いずれもショート&タイト。

点数が多いこともあり、ちと中盤は退屈かな。

が、しかし。STYLE.COMのSarah Mowerも書いているとおり、終盤に登場したオレンジのベルベットのフルスカートに花の刺繍をあしらったグリーンのキャミソール、そしてピンクのサッシュのスタリングが素晴らしい。
グリーンやグレー、イエロー、ピンク、パープルといった色、そして刺繍やプリントの使い方も、彼らしくて素敵だ。よりメンズで強く見られたように思う特徴だが、これまでより一段上のレベルで仕上がってます。

頭や胸元、ウェストにバラのコサージュを合わせているのも印象的。ブラックだから甘くなり過ぎず。メンズのジャケットにも似合うかもね(ただ個人的に欲しいだけ)。プラットフォーム・シューズとピンクのサッシュも重要なアクセント。

なぜかモデルのMaria Dvirnikが気に入りました。













| 2005 FW Womens | 22:55 | comments(2) | trackbacks(0) |
2005-06AW A.F. Vandevorst
2005.03.24 Thursday
いまにして思えば、アントワープからの最後の成功したデザイナーということになってしまうのか。1997年に1998SSでデビューしたアン・ヴァンデヴォルストとフィリップ・アリックスによるA.F.ヴァンデヴォルスト

僕が本格的にコレクションをチェックし始めた時期にデビューしたということもあり、ずーっと応援してきているデザイナー・デュオなのだ。もちろん彼らの服が好きだからだけどね。NYのFlower Districtにあるファッション工科大学(FIT)の展示で彼らのドレスを数点見られたときは、それはもう感動でした。

デビュー当時から派手さは、まったくと言って良いほどないけれど、ここ数シーズン、着実に実力も評価に高めていると思います。

なぜかスケートリンクで披露され、モデルがみなミッキーマウスの耳のようなヘアアクセをつけて登場した今回。そうした演出に気をとられるまでもなく、素晴らしいコレクションを見せてくれました。

まずはキャメル色の一群。ベアバックのベストが秀逸。少しゆったりめのニットに、ラップコートや膝丈の切りっぱなしのスカートを合わせて。ジャケットのテーラリングがとてもクール。

毛皮のふさふさのブーツを合わせたスタイリングが目立ちましたが、それ自体はさほど魅力的でなく。でも、このちょっと抜けてどこかリラックスした感じが、彼ららしくて良いのかも。後半に登場したグレーのラップスカートや黒いドレス、ニットがとても好きです。繊細なレースのランジェリードレスも素敵だね。

というわけで個人的に大満足のA.F.ヴァンデヴォルストでした。









| 2005 FW Womens | 02:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
2005-06AW AKRIS
2005.03.23 Wednesday
このところ、日本でも百貨店を中心に着実に支持を集めているアクリス。SAKSかBergdorfかどこかでは、シャネルより売れてるのだとか。

Albert Kriemler(アルベルト・クリームラー)がデザインする、このスイス発祥のブランドは、これ見よがしではないLuxuaryをReal Clotheの形で提供してきたという点では、トーマス・マイヤーのボッテガ・ヴェネタなんかのパイオニアと言えるかも。STYLE.COMのSarah Mowerは"nonfashion fashion"と評しているが、言い得て妙。

トレンドの中に必ずしも自分の着たいものを見つけられないが、おしゃれな女性のためのワードローブがたっぷり揃っているというイメージなのかな。でも決して古かったりではないよね。カラーパレットは、black、navy、brownと今季そのものだし。ジャケットの感じや、ディテールを見れば刺繍とかもそうだし。

ともかく本当に、ホンモノを作り続けているのは確か。眺めているだけでも得られるこの信頼感はなんだろう。もう少し研究してみたいと思います。アクリス。







| 2005 FW Womens | 02:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
2005-06AW CHLOE
2005.03.23 Wednesday
昨年12月に愛娘マヤを出産したばかりのフィービー・フィロによるクロエ。飾らない自然のフェミニティと、服そのもののリアリティ、そしてトレンドを絶妙に織り交ぜるセンスにおいて、現在彼女の右にでる者はいないだろう。ほんとに日本でも人気だよね。とはいえ、出産直後の彼女は今回はお休みで、デザインチームが手がけたのだが。

今回も、ミリタリーテイストのblackやnavyのコート、タイニージャケット、甘めのブラウス、そしてメンズライクなパンツなど、もはや定番となったヒットアイテムがたっぷり。特に秀逸なのが、ヴィクトリアンレースのドレス。これみんな欲しいと思うんだろうなあ。
小物のも相変わらず、ほどよく甘くほどよくクール。あー、売れそう(笑)。それと、他のコレクションに比べると、白が多いのが目立ちました。

あんまり言うこともないです。しばらくはこの調子で快進撃って感じのクロエでした。









| 2005 FW Womens | 02:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
2005-06AW CELINE
2005.03.23 Wednesday
さてさて、予告どおり書きますよ。

まずはロベルト・メニケッティによるセリーヌから。メニケッティがマイケル・コースから引き継いで2シーズン目。2005SSのレビューでも、メニケッティの作品は特徴はその軽やかさかな、ということを書いたけれど、今回も同じ感想。

今回は、カラフルだった春夏とはうってかわって、今シーズンのトレンドである黒を基調に、やはりトレンド色であるパープルそしてブラウンを加えて、大人っぽく。
アップは他のメゾンでも多く見られたタイニージャケットだが、ボトムはボックススカート。今季見だと、ちょっと微妙ではある。
自身のコレクション同様のスポーツ・シックをゴージャスな素材でアレンジし、インターナショナルなジェット・セッター・ファッションを創りあげた前任のマイケル・コースとは違い、パリの正統派シックを表現しようとしている様子。リアル・クロースの流れには沿っているし、これからうまい具合に伸びるかも。ピュアで素直な若さと軽さは前回どおり。これがメニケッティ自身のカラーとして、浸透していけば、良いんでないでしょうか。
決しておもしろいコレクションではなかったけどね。





| 2005 FW Womens | 02:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
2005-06AW PARIS
2005.03.22 Tuesday
遅れに遅れておりますが、明日からパリのレビューもやります。これじゃあ月刊誌と同じペースじゃないか!と怒られそうですが・・・

大手デパートのバイヤーさんの評価を待つまでもなく、ミラノは取り上げたもの以外は、ほんとにおもしろいものが少なかったので、いったん終了。

リアル・クロースながら、素晴らしいコレクションがたくさん見られたパリをしっかり見ていきます。今季のパリはほんとに良いよ。個人的にとても好きです。そもそもブラックが帰ってきただけでも最高だからね。

明日は、セリーヌとかクロエとかアクリスあたりをまとめて。お楽しみに〜。
| 2005 FW Womens | 01:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
2005-06AW PRADA
2005.03.18 Friday
より強く、よりダークに。"Back to the Origin"をテーマとした今回、デザイナー=ミウッチャ・プラダは、彼女のルーツであるミニマリズムに単に回帰したのではなかったのでした。

黒のシンプルなストリップ・ドレスでスタートしたコレクションは、ミニマルかつ構築的なラインを見せながらも、後半に進むにつれ、modernityだけでもfolkloreだけでもない、ミウッチャしか作り出せない雰囲気をもった作品が登場。特にフラワーモチーフのコートドレスは極めて秀逸。

カラーパレットはトレンドであるblackとnavy。ディテールに目を向けると、アクセサリーにも多用されているハトメがウールコートにも効果的に用いられていたり。またクロシェ編みのアップリケやハンドステッチのつぎはぎコートなどのアイデアも魅力的。パテント・レザーのopera gloveなんかも良いですね。
スリングバックのシューズに代表されるアクセサリーや、ニットやコートをハイウェストをマークするベルテッド・スタイリングで、強さの中にもでfeminityが加えられているところも彼女のうまさ。

色々と書いて見ようとしたものの、文字で伝えたいことが思った以上にあんまりなかった(ま、服飾に関しての基礎知識の圧倒的な不足を除くとしても)。見ればすぐにわかる。でもただ軽くてわかりやすいだけじゃない。そこに表現されたメッセージの芯の強さがあって、数シーズン先までトレンドを動かすパワーにつながっているのだろうね。















| 2005 FW Womens | 01:16 | comments(0) | trackbacks(1) |
2005-06AW Burberry Prorsum
2005.03.16 Wednesday
パリにフィビー・フィロのクロエとニコラ・ゲスキエールのバレンシアガがあるというのなら、ミラノにはクリストファー・ベイリーがいる。creativityとreal clothesの両立という難しい課題をクリアし、どうしても欲しいと思わせる服作りができるデザイナーといえば、いまこの3人ではないだろうか。まさに"irresistible"なコレクションを発表したバーバリー・プローサム
今シーズンもブリティッシュ・トラッドを基調に、一歩間違えると陳腐なルンペン・ルックになりかねないロンドンのストリート・スタイルを、realに、comtemporaryに、絶妙にmix。

一番目立ったのは、2004SSオートクチュールでガリアーノが始めたトレンドであるエンパイア・ラインのドレスに、ダブル・ブレステッドの金ボタンのコートやジャケットに、ボーダーのニットやストールを合わせたスタイリング。
色としては、他のコレクションと同様のダークめ。ここでもblackと並ぶ今季の2大トレンドの一つであるnavyのドレスやスカートが目につきました。明るめのグリーンも多かったかな。
フレアなボトムをトレンド素材のアストラカンで切り返したレザーコートなんかも魅力的。ディテールではタータンチェックなどの各種の格子柄がスカートや小物で効果的に使用されています。グッチでも多く見られたけれど、大きめのサングラスのバリエーションも豊富で、人気が続きそうな気配。

ベイリーの作品としてもこれまででベスト、トレンドセッターではないものの、完成度という点ではミラノ随一ともいえる出来のバーバリー・プローサムでした。











| 2005 FW Womens | 01:05 | comments(1) | trackbacks(1) |