コソの出来事

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2007-08AW Derek Lam
2007.03.26 Monday
トッズとのコラボレーションも本格化するなど、ビジネス面も順調に進んでいるデレク・ラム

これまで、アメリカンなスポーツウェアというNYのモードの底流にあるインスピレーションから大きく離れることのなかったデレク・ラムですが、今回はトレンドと同様によりセクシーなテイストに転向。

しかし、彼もまた2007SSのバレンシアガのフューチャリズムに影響を受け過ぎたデザイナーの一人のようです。

ナロー&リーンなシルエットの長めの丈のジャケット、襟を複雑に構築したコートやレギンズとのスタイリング、ワンピースやコートドレスのデコルデの造形、ジップアップ使いなど随所にその傾向が見られます。

それでも、イヴニングウェアではいつもの彼らしい作品を見せてくれています。布を交差させたワンショルダーのミニドレスやゴールドのラメのカクテルドレス、そして最後を飾った3点のストレートなロングドレスは、いずれも素晴らしい出来。

アイデンティティの確立というが明らかになったものの、バランス感覚やイヴニングウェアの確かさも再確認できた今季のデレク・ラムでした。








| 2007 FW Womens | 01:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
2007-08AW Donna Karan
2007.03.26 Monday
実はここで採り上げるのは初めてかもしれないダナ・キャラン

今季のNYで特に強く見受けられる傾向ではありますが、2007SSに一大トレンドとなったフューチャリズムが、よりミニマルかつインダストリアルで記号的なテイストで表現され、ストイックな雰囲気を強調しています。

具体的なディテールとしては、ブラックのスリックなキャップでまとめたヘアスタイルや、扇子のようなボックスプリーツのビスチェ、マットやシャイニーなブラックと合わせるネオン・カラーなど。

全体のファルムは、身体のラインを強調しアワーグラスなシルエットを象るボディスーツをベースにした、ワンピースやジャケット、ペンシル・スカートを中心に構成されています。

斜めにドレープが身体に沿って流れ落ちるワンショルダーのドレスが素晴らしいですね。

徹底的にブラックで魅せる会心のコレクションを見せたダナ・キャランでした。






| 2007 FW Womens | 01:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
2007-08AW Zac Posen
2007.03.26 Monday
デビューして5年半となる26歳のザック・ポーゼン

今回は1940年代にインスパイアされた、これまでになくグラマラスなコレクションになっています。

キーとなるのは、精緻なテイラードのジャケットと身体にぴったりと沿うペンシルなワンピース。そしてボトムにラッフルを多様してアワーグラスなシルエットを強調する、グラマーでエレガントなスカート。

基調となるカラーパレットはマットな質感のブラック。グリーンやプラムのアイテムも個人的には好きな感じです。

もう一つのポイントは、ウェアラブルなデイリーウェアがジャケットやコートを中心に多く見られたこと。ツイードのドレスやチュニックなども、そうした傾向を象徴するアイテム。

終盤に並んだドレスは、やはり圧巻。いまイヴニングウェアのクリエイションという点で、NYで彼の右に出るものはいないんじゃないだろうか。本当にタメイキもの。
昨シーズンはどこかスコープが逸れたしまったような微妙な内容でしたが、今回は完璧。マーク・ジェイコブスもプロエンザ・スクーラーもそうですが、"grown-up"な作品を見せてくれたザック・ポーゼンでした。












| 2007 FW Womens | 00:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
2007-08AW Proenza Schouler
2007.03.25 Sunday
コレクション期間中に発売されたTARGETとのコラボレーションによるカプセル・コレクションも好調な、ラザロ・ヘルナンデスとジャック・マッコローによるプロエンザ・スクーラー

80年代風のボディコンシャスな作品が並んだ前回から一転、メトロポリタン美術館のファッション・インスティテュートで5月から回顧展が開催されるポール・ポワレの影響を感じさせる、コクーンなシルエットのアウターやトップスに、ワイドパンツといった緩めのシルエットを、フェルトやニットなどの肉厚なファブリックで表現する構築的なコレクションを見せてくれました。

まっすぐに落ちるショルダーラインと、そこからつながるパフ・スリーヴやキモノ・スリーヴも印象的。

彼らをスターダムに押し上げた、コルセットやビスチェをモチーフに、トロンプルイユ風のアレンジを加えたシフォンドレスというシグニチャーなスタイルが象徴する、装飾的なディテールは今季も健在です。

布の交差、素材の切り替えしやパッチワークで表現される深いブルーやブラウン、グリーンのカラーブロックもおもしろいですね。

ファーやクリスタルなどを用いたゴージャスなディテールに加えて、終盤に登場した刺繍も素晴らしい。

「PS」のエンブレムが入ったブルゾン風のジャケットやクロコダイルを用いたブルーのプラットフォーム・パンプスやバレエシューズも気になるアイテム。

2007 CFDA Fashion AwardsのWomenswear Designer of the Yearにもノミネートされるなど、勢いに乗る2人が見せた、ベスト・コレクション。NYの若手の中でも一歩抜きん出た存在になってきたと言えるでしょう。今後がますます楽しみな、ラザロ・ヘルナンデスとジャック・マッコローによるプロエンザ・スクーラーでした。












| 2007 FW Womens | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
2007-08AW Marc Jacobs
2007.03.25 Sunday
マーク・ジェイコブスによるシグニチャー。

今季のトレンドを最初に示したのも、やはり彼でした。

劇場を思わせる赤いベルベットの幕が開いて、オーディエンスがまず目にしたのは、巨大な扉をバックに活人画風のポースで並ぶ56人のモデルたち。そんな劇的な演出でスタートした今季は、1920年代のクラシカルなエレガンスをベースにした静謐で禁欲的、そしてマスキュリンなコレクション。昨シーズンのメルヘンなファンタジーから劇的な変化を見せています。

レイヤードを多様したボリューミーなフォルムから、シンプルだけれど緻密に計算されたリーン&ナローで構築的なシルエットに変貌。カラーパレットもブラックを基調に、レッドやイエローなどで刺し色を添えるシックなニュアンンス。

20年代のエレガンスに、アール・デコ調の直線と円を用いた意匠や、マレーネ・ディートリッヒや70年代のイヴ・サンローランを彷彿とさせるセクシーなスーツ・ルックを織り交ぜた、とびきりシックな作品が並びます。

スティーブン・ジョーンズによるフェドーラやクロシェの帽子も、クラシカルなエレガンスを演出するのに非常に重要な役割を演じています。手首丈のカラフルな手袋やラウンドトゥのシューズも引き続きトレンドなアイテムになりそう。

ジャケットの裾をジグザグにカッティングして下のベストやブラウスを見せたり、プリースを裾に施したミニドレス、ボウをアレンジしたワンショルダーなど、相変わらずの豊富なアイデアも披露。
これまで数シーズンに渡って実験的なボリューム感をもつコレクションが続いていただけに、とても新鮮。スリムに変身したデザイナー自身の心境の変化もあったのかもしれまんが。

絵画のように美しい作品を見せてくれた今季のマーク・ジェイコブス。"fashion's favorite change agent"としての影響力と力量を改めて感じさせる素晴らしい内容です。一日も早くリハビリを終えて復帰してくれることを祈ります。











| 2007 FW Womens | 23:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
2007-08AW Costello Tagliapietra
2007.03.20 Tuesday
コステロ・タグリアピエトラ





| 2007 FW Womens | 01:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
2007-08AW Badgley Mischka
2007.03.19 Monday
バッジェリー・ミシュカ




| 2007 FW Womens | 01:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
2007-08AW Alice Roi
2007.03.19 Monday
続いてアリス・ロイ


| 2007 FW Womens | 01:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
2007-08AW BCBG Max Azria
2007.03.19 Monday
ここからはいくつかショートに気になるルックだけご紹介。まずはビーシービージー マックスアズリア




| 2007 FW Womens | 01:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
2007-08AW Calvin Klein
2007.03.19 Monday
フランシスコ・コスタによるカルバン・クライン

これまでのコンテンポラリーで構築的なミニマリズムにクールなセクシーさが加わった素晴らしいコレクションを見せてくれました。

ルーズとタイトの2つの要素で構成される、グレーのグラデーションを軸に描かれるシックなスタイルが印象的。

アウターは身体の間に少し遊びを持たせたルーズなシルエット。バックにかけて深い垂直のV字を見せる襟やラグラン・スリーヴにボックスシルエットのショルダー。無機質でどこか冷たい印象のウールをはじめとするファブリックの効果もあり、どこか先シーズンに引き続いてのトレンドとなっているよりシックに進化したフューチャリズムの雰囲気も。一方ドレスやスカートは身体にぴったりと沿う丸みを帯びたラインが優しい。

マーブル模様のプリントが施されたウールフェルトのドレスが秀逸。ボリューム感のある襟は"portrait neckline"とでも呼ぶべき新しいアイデア。今回の唯一のカラーとなるブルーのストラップレスのビスチェドレスも良いですね。

後半に登場したシャイニーなブロンズ色のドレスも個人的には好きな幹事でございます。

ちょっと微妙だった先シーズンから挽回して、これまででもベストな内容を披露してくれた、フランシスコ・コスタによるカルバン・クラインでした。










| 2007 FW Womens | 01:12 | comments(0) | trackbacks(0) |