2015.02.22 Sunday
The Oscar Goes to...
今年も恒例のアカデミー賞の予想のお披露目を。
昨年は予想だけして結果の振り返りの記事を書くのを忘れるというあれだったのですが(主要部門は作品賞だけ外すというパターン)、まあ秋冬のコレクションサーキット真っ最中ということでお許しください。今年は全体にスケジュールが後ろ倒しになっている関係で、パリではなくロンドン期間中ということでちゃんと書ける可能性は高そうということだけ先にお伝えしておきます。
第87回のアカデミー賞の司会はひたすらセルフィー撮ってた感のあるエレン・デジェネレスから、ニール・パトリック・ハリスに。端的には「ゴーン・ガール」で一番哀れな役のひとですね。というのは失礼でミュージカルの「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」で主演男優賞を昨年受賞というのが直近の正しいプロフィール。エミー賞とトミー賞の司会経験もあるので、アカデミーもそつなくこなしそうな予感。オープニングのパフォーマンスも期待ですね。あと今年は追悼でロビン・ウィリアムズが入るのか。。。
さて本題の予想ですが、今回は当初の下馬評から賞レースが進むにつれて劇的な逆転が起こりつつある、主演男優賞と作品賞がポイントで、作品賞の動向につられて脚本賞と監督賞がどうなるかというのが悩みどころだったりします。HSXのAward Optionsの動きも顕著なのですが、SAGAやPGAにDGAの結果が出ても反応が鈍いのでユーザが増えて素人だらけになったのかと思ってしまいましたよ。今年も詳細なノミニーリストはこちらをどうぞ。
1. Best Picture: Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)
問題の作品賞ですが「バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で。賞レース序盤で優勢とされた「6才のボクが、大人になるまで。」とどちらがという話なのですが、PGA受賞作のアカデミー作品賞受賞率の高さと、こういう作品はなんかいやだという個人的な好みに賭けることにしました。それ以外の理由は特にないです。
2. Directing: Alejandro González Iñárritu – Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)
そして作品賞が「バードマン」だとして、監督賞がどっちに振れるかというのが問題なわけですね。接戦の場合はバランスを取って作品賞と監督賞が別れるということがまま起こるのですが、一方でPGAよりもアカデミー賞とのシンクロ率が高いDGAはアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥを選んでいるというのが難しいところ。ただ今年は総合的にはイニャリトゥ優勢かなーということで。
3. Original Screenplay: Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance) – Alejandro González Iñárritu, Nicolás Giacobone, Alexander Dinelaris, Jr. and Armando Bo
ここも「バードマン」で。本来なら「グランド・ブダペスト・ホテル」にあげたいところなのですが、作品賞獲得している場合はWGAの結果が上書きされるからなーというのがありまして。WGAノミネートされてないんですけどね。これは外して「グランド・ブダペスト・ホテル」獲ったとしても嬉しいです。
4. Adapted Screenplay: The Imitation Game (The Weinstein Company) – Graham Moore; based on the book, Alan Turing: The Enigma, by Andrew Hodges
これは端的に各賞動向そのまま手堅く。
5. Actor in a Leading Role: Eddie Redmayne – The Theory of Everything
今年の賞レースの逆転劇といえばこちら。当初は「バードマン」のマイケル・キートンで決まりかいう感じでしたが、現状ではエディ・レッドメイン優勢かと。
6. Actress in a Leading Role: Julianne Moore – Still Alice
主演男優以外は特に言うことはなく。ジュリアン・ムーア以外だったら驚く。
7. Actor in a Supporting Role: J. K. Simmons – Whiplash
J. K. シモンズ以外だったら驚く。
8. Actress in a Supporting Role: Patricia Arquette – Boyhood as Olivia Evans
パトリシア・アークエット以外だったら驚く。キーラ・ナイトレイもいずれ獲ってほしいけど。
今年も一応この4部門の予想も書いておきます。全然当たらないのはなぜなのか。アニメーションの"Big Hero 6"は要は「ベイマックス」です。というか"The Lego Movie"が入っていないのは絶対におかしいし、かぐや姫がなんとかとか余計だと思います。あと今回実は一番獲ってほしいのはOriginal Songsの「はじまりのうた」の"Lost Stars"かもしれません。だってGregg Alexanderなんですもの。
9. Animated Fearture: Big Hero 6 – Don Hall, Chris Williams and Roy Conli
10. Music (Original Score): The Grand Budapest Hotel – Alexandre Desplat
11. Music (Original Song): "Lost Stars" from Begin Again – Music and Lyric by Gregg Alexander and Danielle Brisebois
12. Costume Design: Into the Woods – Colleen Atwood
無意味にGregg Alexander楽曲を貼っておきます。
Keira Knightley - Lost Stars
Adam Levine - Lost Stars (Lyric Video)
Santana - The Game Of Love ft. Michelle Branch
New Radicals - You Get What You Give
昨年は予想だけして結果の振り返りの記事を書くのを忘れるというあれだったのですが(主要部門は作品賞だけ外すというパターン)、まあ秋冬のコレクションサーキット真っ最中ということでお許しください。今年は全体にスケジュールが後ろ倒しになっている関係で、パリではなくロンドン期間中ということでちゃんと書ける可能性は高そうということだけ先にお伝えしておきます。
第87回のアカデミー賞の司会はひたすらセルフィー撮ってた感のあるエレン・デジェネレスから、ニール・パトリック・ハリスに。端的には「ゴーン・ガール」で一番哀れな役のひとですね。というのは失礼でミュージカルの「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」で主演男優賞を昨年受賞というのが直近の正しいプロフィール。エミー賞とトミー賞の司会経験もあるので、アカデミーもそつなくこなしそうな予感。オープニングのパフォーマンスも期待ですね。あと今年は追悼でロビン・ウィリアムズが入るのか。。。
さて本題の予想ですが、今回は当初の下馬評から賞レースが進むにつれて劇的な逆転が起こりつつある、主演男優賞と作品賞がポイントで、作品賞の動向につられて脚本賞と監督賞がどうなるかというのが悩みどころだったりします。HSXのAward Optionsの動きも顕著なのですが、SAGAやPGAにDGAの結果が出ても反応が鈍いのでユーザが増えて素人だらけになったのかと思ってしまいましたよ。今年も詳細なノミニーリストはこちらをどうぞ。
1. Best Picture: Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)
問題の作品賞ですが「バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で。賞レース序盤で優勢とされた「6才のボクが、大人になるまで。」とどちらがという話なのですが、PGA受賞作のアカデミー作品賞受賞率の高さと、こういう作品はなんかいやだという個人的な好みに賭けることにしました。それ以外の理由は特にないです。
2. Directing: Alejandro González Iñárritu – Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)
そして作品賞が「バードマン」だとして、監督賞がどっちに振れるかというのが問題なわけですね。接戦の場合はバランスを取って作品賞と監督賞が別れるということがまま起こるのですが、一方でPGAよりもアカデミー賞とのシンクロ率が高いDGAはアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥを選んでいるというのが難しいところ。ただ今年は総合的にはイニャリトゥ優勢かなーということで。
3. Original Screenplay: Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance) – Alejandro González Iñárritu, Nicolás Giacobone, Alexander Dinelaris, Jr. and Armando Bo
ここも「バードマン」で。本来なら「グランド・ブダペスト・ホテル」にあげたいところなのですが、作品賞獲得している場合はWGAの結果が上書きされるからなーというのがありまして。WGAノミネートされてないんですけどね。これは外して「グランド・ブダペスト・ホテル」獲ったとしても嬉しいです。
4. Adapted Screenplay: The Imitation Game (The Weinstein Company) – Graham Moore; based on the book, Alan Turing: The Enigma, by Andrew Hodges
これは端的に各賞動向そのまま手堅く。
5. Actor in a Leading Role: Eddie Redmayne – The Theory of Everything
今年の賞レースの逆転劇といえばこちら。当初は「バードマン」のマイケル・キートンで決まりかいう感じでしたが、現状ではエディ・レッドメイン優勢かと。
6. Actress in a Leading Role: Julianne Moore – Still Alice
主演男優以外は特に言うことはなく。ジュリアン・ムーア以外だったら驚く。
7. Actor in a Supporting Role: J. K. Simmons – Whiplash
J. K. シモンズ以外だったら驚く。
8. Actress in a Supporting Role: Patricia Arquette – Boyhood as Olivia Evans
パトリシア・アークエット以外だったら驚く。キーラ・ナイトレイもいずれ獲ってほしいけど。
今年も一応この4部門の予想も書いておきます。全然当たらないのはなぜなのか。アニメーションの"Big Hero 6"は要は「ベイマックス」です。というか"The Lego Movie"が入っていないのは絶対におかしいし、かぐや姫がなんとかとか余計だと思います。あと今回実は一番獲ってほしいのはOriginal Songsの「はじまりのうた」の"Lost Stars"かもしれません。だってGregg Alexanderなんですもの。
9. Animated Fearture: Big Hero 6 – Don Hall, Chris Williams and Roy Conli
10. Music (Original Score): The Grand Budapest Hotel – Alexandre Desplat
11. Music (Original Song): "Lost Stars" from Begin Again – Music and Lyric by Gregg Alexander and Danielle Brisebois
12. Costume Design: Into the Woods – Colleen Atwood
無意味にGregg Alexander楽曲を貼っておきます。
Keira Knightley - Lost Stars
Adam Levine - Lost Stars (Lyric Video)
Santana - The Game Of Love ft. Michelle Branch
New Radicals - You Get What You Give