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2008.02.25 Monday

The 80th Annual Academy Awards

さてさて。いくつかサプライズのあったOscarですが、一応振り返ってみましょうね。

ほとんどTwitterで書いてしまったのだけれど(やはりこういう使い方が新しいよね)、一応。


○ 1. Best Picture: No Country for Old Men
× 2. Directing: Paul Thomas Anderson, There Will Be Blood
○ 3. Original Screenplay: Juno, Diablo Cody
○ 4. Adapted Screenplay: No Country for Old Men, Joel Coen & Ethan Coen
○ 5. Actor in a Leading Role: Daniel Day-Lewis, There Will Be Blood
× 6. Actress in a Leading Role: Julie Christie, Away From Her
○ 7. Actor in a Supporting Role: Javier Bardem, No Country for Old Men
× 8. Actress in a Supporting Role: Cate Blanchettn, I'm Not There


監督賞は完全に個人的願望を反映しただけなので仕方ないとして。さらに主演女優のMarion Cotillardは、相当なサプライズだったからまあ許すとしても。やはり助演女優が当てられなかったのが悔やまれるなー。「個人的にはティルダ・スウィントンだと嬉しかったりするのだけれど。でも主演・助演ダブルノミニーのケイト・ブランシェットで行きます。票の流れ的にも。それにアカデミーの好きそうな役どころだし。でもティルダがかなり気になるなー」と書いておきながら。基本的に得意とする部門だったはずなのにー。

でもTilda Swintonは大好きなので全然OKです。本当におめでとう。


× 9. Animated Fearture: Surf's Up
× 10. Foreign Language Film: Katyn
○ 11. Music (Score): Dario Marianelli, Atonement
× 12. Music (Song): "Raise It Up" from August Rush
× 13. Costume Design: Atonement, Jacqueline Durran


そして余興のようにしか予想していない部門はまったく当たらないという。せめてCostume Designくらい来年からは真面目に考えようかな。。。


Red Carpetのレポートは明日改めてご紹介ということで。
2008.02.25 Monday

The Oscar Goes to...

いよいよ日本時間で明日に迫った第80回アカデミー賞の授賞式。
というわけで、毎年恒例の受賞予想でございます。

と、ここまでは去年と同じ書き出しなわけですが、どうにも気分が乗らないのだよねー。今年は。

別にWGAのストライキとかそういう問題ではなくて、個人的にすごく肩入れしたい作品がないからなのかもしれない。一昨年の「クラッシュ」とか昨年の「ディパーテッド」みたいな。本来なら、大好きなポール・トーマス・アンダーソンの「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を全力で応援したいところなのだけれど、まだ観ていないからねぇ。実際に。

てゆーか、そもそも今年の作品賞にノミネートされた映画って全部日本未公開ですよ。まあアカデミーの選出と一般視聴者との好みのズレが年々激しくなっているという話もあるし、日本での興行のタイミングはそのあたりも影響しているのでしょうけど。例えば作品賞のノミニーの中で全米規模でヒットしているのは、「JUNO/ジュノ」だけとか。ここで文句言ってもしょうがないか。

ともあれ、そんな愚痴先行な今年の「コソの出来事」的予想はこんな感じ。


1. Best Picture: No Country for Old Men
 これまでの賞レースの実績からしても「ノーカントリー」で。「つぐない」の可能性も否定はしませんけどね。対抗として「つぐない」を想定している人はあまりいないようですが。

2. Directing: Paul Thomas Anderson, There Will Be Blood
 実はこれ、本当は迷っています。順当に行けば「ノーカントリー」でコーエン兄弟なんですけど、どうしてもポール・トーマス・アンダーソンに賭けてみたい気分になったり。ちょっと遊ばせてもらいます。いつもの悪い癖ですが(笑)。

3. Original Screenplay: Juno, Diablo Cody
 これは比較的簡単。去年の「リトル・ミス・サンシャイン」となんとなく同じような流れを感じますが。

4. Adapted Screenplay: No Country for Old Men, Joel Coen & Ethan Coen
 今年は例年になく激戦。作品賞を「ノーカントリー」と予想した以上、やはりコーエン兄弟で決まり。あり得るとしたら、「つぐない」でChristopher Hamptonとか。

5. Actor in a Leading Role: Daniel Day-Lewis, There Will Be Blood
 「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」でダニエル・デイ=ルイス。今回一番固い部門です。他になったら大変だ。ジョージ・クルーニーも主演男優賞への道程はなかなか大変そう。ヴィゴ・モーテンセンもそのうち獲れると良いなーと思います。

6. Actress in a Leading Role: Julie Christie, Away From Her
 「アウェイ・フロム・ハー 君を想う」でジュリー・クリスティ。一応対抗はマリオン・コティヤールになるのでしょうが、この選択肢はアカデミーの場合はないでしょうね。個人的にはケイト・ブランシェットにあげたいのですが。エレン・ペイジでも良いけどね。ちょっとおもしろいから。絶対ないと思うけど。

7. Actor in a Supporting Role: Javier Bardem, No Country for Old Men
 これに関しては殆ど迷う余地がないですね。Casey Affleckはこれからいくらでも機会があるのではないかと。期待してます。Hal Holbrookは初のオスカーのノミネートだったのだね。

8. Actress in a Supporting Role: Cate Blanchettn, I'm Not There
 毎年のことですが、これが一番悩む部門のひとつだったりするのだよね。しかも番狂わせがわりと起こりやすい。一応世の中的には「アイム・ノット・ゼア」でケイト・ブランシェット。「アメリカン・ギャングスター」のルビー・ディーはアカデミーのスタンドプレーとして、個人的にはティルダ・スウィントンだと嬉しかったりするのだけれど。でも主演・助演ダブルノミニーのケイト・ブランシェットで行きます。票の流れ的にも。それにアカデミーの好きそうな役どころだし。でもティルダがかなり気になるなー。


以下は個別コメントなしで。浅野忠信主演で注目の「モンゴル」がノミネートされている外国語映画賞ですが、このブログの読者の方ならご存知のとおり、私はそういう贔屓はしません(笑)。ソングで3曲ノミニーの「魔法にかけられて」は票が割れて「オーガスト・ラッシュ」に行くのではないかという予想。って去年と全く同じこと書いてますが、また外しそうな予感。スコアはなんとなく「プライドと偏見」のリベンジを「つぐない」で果たしてもらおうかと思いまして。衣装は"Across the Universe"でもおもしろいけれど、これまた「プライドと偏見」チームで「つぐない」のJacqueline Durranにしたい気分。


9. Animated Fearture: Surf's Up

10. Foreign Language Film: Katyn

11. Music (Score): Dario Marianelli, Atonement

12. Music (Song): "Raise It Up" from August Rush

13. Costume Design: Atonement, Jacqueline Durran


相当ベタな予想になってしまいましたけど。やっぱり当日になるとドキドキしそう。
2008.02.20 Wednesday

Prada 2008SS Trembled Blossoms

先日ご紹介したPradaの2008SSのADのモチーフをアニメーションフィルムに昇華した"Trembled Blossoms"をご紹介。本編はPradaのサイトで公開されています。ダウンロードもできますよ。






そしてSoHoのEpicenterで行われたpremierの模様はこんな感じ

完全にPradaのミューズとしての確立した感のあるSasha Pivovarova。右はJulia Stegner。


Jessica StamとLily Aldridge。右はLily DonaldsonとCaroline Winbergの2ショット。


メガネのJulia Dunstallって初めてみたかも。隣はHeather Marks。右はAgyness DeynとEmily Hollinsの2人。


Riley KeoughにAngie Harmon。


Jovovich HawkのCarmen HawkとMilla Jovovichもご来場。隣はJamie BurkeとMay Andersenというちょっとおっかない組み合わせ。。。


こんなところにJermaine Dupri。Gossip GirlでブレイクしたChace Crawford。


ここからはどちらかというと会場の雰囲気のご紹介な感じで。まずはRose McGowan。右はAmy Smart。

トゥルー・コーリング」のトゥルー役でお馴染みのEliza Dushku。右はParty Coverage常連のArden Wohl。


"Trembled Blossoms"の音楽を担当したフォークデュオのCocoRosieによるパフォーマンスも。最新作は"The Adventures of Ghosthorse and Stillborn"。
2008.02.12 Tuesday

2008-09AW New York Fashion Week Sneak Review Part 4

Londonも始まってしまいましたが、ひとまずはNYのSneak Reviewを続けます。

ランウェイでビューで注目のKoi Suwannagateが期待に応えてくれたり、以外とVivienne Tamが気になったり、Zac PozenNarciso Rodriguezが当然のように素晴らしかったりというのはありますが、今日ご紹介するのは以下のデザイナーでございます。


L'Wren Scott
 L'Wren Scottも個人的に注目しているデザイナーのひとり。トレンドのボリューム感のあるシルエットとは一線を画し、ナロー&タイトなシルエットを貫いて、ディテールにこだわったつくりになっています。ファーストルックのジップアップからしてちょっとおもしろい感じ。これから相当期待できると思います。ほんと好き。








Boy by Band of Outsiders
 バイヤーの期待値も高いBand of Outsidersのウィメンズ。これは売れそう。





Obedient Daughters
 こちらもメンズ先行注目を集めているSwaim & Christina HutsonによるObedient Sonsのウィメンズ。ジャケットを中心にしたスタイリングということで、今年色々なところでお目にかかりそうな予感。





3.1 Phillip Lim
 "It's just pretty. It's not trying to be anything"ではない引き出しの豊富さを感じさせた今シーズンの3.1 Phillip Lim。若干消化しきれていないような気がするけれど、見慣れない感じだからかな。でも一見してわかる彼らしさはちゃんと残ってますよね。








Calvin Klein
 素晴らしい。この正確無比なシルエットと造形。さすがFrancisco Costa。











Zero Maria Cornejo
 ファーストルックにはぎょっとしましたが、中盤以降のブルー×ブラックは良いですね。ちょっとイレギュラーなトップとボトムのボリュームとシルエットの組み合わせに、プリントやカラーブロックでアクセントをつけながらも、まとめてしまう不思議なバランス感が魅力的。






2008.02.11 Monday

The 50th Grammy Awards

WGAのストライキの影響を受けての中止という最悪の事態は免れた第50回目の記念すべきグラミー賞の授賞式。

しかし結果はというと、なんとも微妙な感じでございます。

アルコール中毒とかは別にしても、Amy Winehouseってそんなに良いだろうか。まあどちらかというと早いうちから聴いていたので、もちろん嫌いじゃないのだけど、ここまで総なめだとなんというか。

一応主要4部門をずらっと並べるとこんな感じに。

Record Of The Year: Rehab / Amy Winehouse
Mark Ronson, producer; Tom Elmhirst, Vaughan Merrick, Dom Morley, Mark Ronson & Gabriel Roth, engineers/mixers
Track from: Back to Black
アーティストとプロデューサーら製作陣に贈られるRecord Of The YearはAmy Winehouseの"Rehab"。個人的にはRihannaの"Umbrella"にあげたかったわけですが。


Album Of The Year: River: The Joni Letters / Herbie Hancock
Herbie Hancockというのはちょっと驚き。ここもKanye Westの"Graduation"が順当だと思うのですけどねぇ。


Song Of The Year: Rehab / Amy Winehouse
Amy Winehouse, songwriter (Amy Winehouse)
Track from: Back to Black
ソングライターに贈られるSong Of The YearもAmy Winehouseの"Rehab"。これもRihannaの"Umbrella"にあげたかった感じでございます。


Best New Artist: Amy Winehouse
毎年候補者の選定基準がナゾなBest New ArtistもAmy。Paramoreとかだったらおもしろかったのに。LedisiとかFeistは新人なんだろうか、という疑問はさておき。


まあMark Ronsonの名前がこれで全国区になったとすれば、それは素直に嬉しいけれどね。


さて気を取り直して、Red Carpetの模様もさらっとご紹介。いつものようにStyle.comからの引用になりますが、もっとたくさん見たい!という方は、POPSUGARのこちらこちらもどうぞ。ともかくブルーのドレスが目立ちましたね。


惜しくも受賞を逃したRihannaはZac PosenのドレスにChopardのジュエリー。Nelly FurtadoはArthur Mendoza。


Alicia KeysはArmani Prive。こちらもブルーなCorinne Bailey RaeはLuellaです。


BeyonceはElie Saab。Carrie UnderwoodのZuhair Muradも素敵。


FergieはCalvin KleinのドレスにCartierのジュエリーを合わせて。Celineを着たMiley CirusとCherという不思議な2ショット。


今回の陰のwinnerであるMark RonsonはDolce & Gabbana。右のMikaってアメリカでそんなに売れていたっけ。


Chris "Ludacris" BridgesとJohn Legendはご両名ともArmani。
2008.02.11 Monday

Lars Nilsson Exits Gianfranco Ferre

Milan Fashion Weekを目前にして衝撃的なニュース。第一報は先週末に流れていましたけどね。

昨年6月に亡くなった創業デザイナーの後を継いで、9月にGianfranco Ferreのcreative directorに就任したばかりのLars Nilssonがメゾンを離れることに。



2月18日に行われる彼の最初で(最後の)コレクションを前にしての辞任というのも異例ですね。後任のデザイナーはショーが終了してから後日発表されるとのこと。

退任の理由やLars Nilssonの今後については、明らかにされていませんが、会社と組織運営の方針を巡って折り合いがつかなかった気配が濃厚。軋轢はpre-fallのコレクションの制作の頃から既に始まっていたという話も。親会社のIT Holdingsの組織がまだちゃんと整理されておらず、Nilssonのように正確さにこだわるデザイナーには耐えられなかったとか、製造部門のITCが彼の要求に応えられなかったとか、色々と囁かれているようではあります。

Fabien Baronをコンサルタントに指名して、広告キャンペーンやロゴなどのブランドイメージ全般の再構築にも着手したばかりだっただけに、非常に残念。

2006年にNina Ricciを離れてから、なんとなく落ち着かない感じの彼ですが、好きなデザイナーのひとりなので、一日も早く彼が新しい作品を発表できるようになることを期待しますです。はい。
2008.02.11 Monday

The Top 10 Pantone Colors for 2008-09AW

Pantone Color InstituteによるNew York Fashion Weekのトレンドカラーの傾向分析が今季も発表されています。ここでご紹介するのは今回が初めてですが、こうして分類してみるのもなかなか興味深いですねぇ。

世相と絡めて色々と解説することはできるのですが、それはPantone Color Instituteのexecutive directorのLeatrice Eisemanのコメントを載せたWWDの記事に任せるとして、とりあえずトップ10をずらっとご紹介。括弧内の数字は全体のどれだけのNYデザイナーに選ばれたカラーかを表しています。


1. PANTONE 18-3943 BLUE IRIS (13.95%)


2. PANTONE 18-3531 ROYAL LILAC (13.18%)


3. PANTONE 18-5624 SHADY GLADE (12.4%)


4. PANTONE 18-4525 CARIBBEAN SEA (11.3%)


5. PANTONE 19-3938 TWILIGHT BLUE(10.85%)


6. PANTONE 18-1550 AURORA RED (8.87%)


7. PANTONE 14-1036 OCHRE (8.52%)


8. PANTONE 16-1448 BURNT ORANGE (7.75%)


9. PANTONE 18-1015 SHITAKE (6.98%)


10. PANTONE 18-1435 WITHERED ROSE (6.2%)



いかがでしょう。明るいブルーにパープル、グリーンといったカラーが目立つのが、いつもの秋冬にない傾向ですね。個人的には好きなカラーなので全然良いのですが。

これがLondon、Milan、Parisとコレクションサーキットを周回していくうちにどう変わっていくのかにも注目でございます。
2008.02.07 Thursday

2008-09AW New York Fashion Week Sneak Review Part 3

コレクションのスケジュール順に書いているわけではないので、色々と前後しますが、引き続き2008-09AWのNYのSneak Reviewでございます。

まずはざっとした感想をいくつか。

Marco ZaniniによるHalstonのリバイバル・デビューのコレクションはひとまず成功だったのではないかと。Chris Benzは旋風を巻き起こした昨シーズンと比べるとちょっと微妙かも。Proenza Schoulerはもはや別格。Doo Riは過渡期なのかなーとも思います。ほかには、ThakoonPeter Somがなんだかよく似た雰囲気なのが気になるとか。


Rodarte
 ますます注目のKate & Laura Mulleavyの姉妹によるRodarte。水のように流れる淡い色彩のドレスがやはり魅力的。パッチワークなテイストでカラフルに仕上げたアイテムもこれまでにない感じでおもしろいですね。彼女らの持ち味を崩すことなく、今季もまたうまく作品の幅を広げてきたところはかなり評価されて良いのではないかと。にしてもまるでクチュールを見ているようですな。ほんとに。









Benjamin Cho
 Benjamin Choも個人的にちょっと気にしているNYデザイナーのひとりなのですが。パズルピースやメタルのリングに大胆なフラワーモチーフ、そして最後の鹿のヘッドピースなどなんだかコンテンポラリーアートを見ているような気分になりますね。






Luca Luca
 いつになくシックな印象のLuca OrlandiによるLuca Luca。







Badgley Mischka
 時々気になるルックがあるので一応ちゃんとチェックはしているMark BadgleyとJames MischkaによるBadgley Mischka。Bianca Jaggerがこの秋冬のミューズだったそうで、確かにそのままといえばそのまま。それにしてもやはりドレスは素敵。








Tory Burch
 なんとなくTory Burch。どちらかというとスタイリングの巧拙の話ですけどね。甲虫のプリントはちょっとおもしろい。

2008.02.05 Tuesday

2008-09AW New York Fashion Week Sneak Review Part 2

引き続きNYの2008-09AWのRTWをSneak Review。


Ruffian
 Brian WolkとClaude MoraisによるRuffian。あまりにも素晴らしいのでちょっとびっくり。ここまでモードでクールなプレッピーってあんまりないんじゃないかと。Chanelっぽいと言えばそうなのだけれどね。また追加で個別にレヴューしようかと思ってます。








Sari Gueron
 Sari Gueronもいままでで一番好きなコレクションかも。ボリューム感とはまた違うのだけれど、フラワーなプリントやモチーフにレースや刺繍等の装飾をふんだんに使いながらも、ちょっと重めな印象にまとめるのが今季の気分?いずれにしてもやはりカクテルドレスが素敵なデザイナーです。






Threeasfour
 Gapとのコラボレーションがこの春ローンチされるというThreeasfour。いつもより少し柔らかな印象。終盤に並んだドレスはかなり好きです。コートとかのシルエットとボリューム感は今シーズンのキーとなる雰囲気のひとつかも。






United Bamboo
 やはりこの感じのシルエットなのかなー。今季は。ちょっと身幅を持たせて、すとんと落ちるような。やはり。ひとつの傾向を端的に表しているような。渡辺杏が出てますね。ショートもかわいいね。







Alexandre Herchcovitch
 こちらもそんな感じのシルエット。うまくバランスをとってコンパクトな印象に落とし込めるかどうかがポイントになりそう。なによりも、前半だけとはいえ彼がブラックをコレクションのベースカラーとして選んだことが衝撃的ですが。でもかなり好きです。今季のAlexandre Herchcovitch。




2008.02.04 Monday

2008-09AW New York Fashion Week Sneak Review Part 1

毎年同じことを書いているような気もしますが、ひとまずメンズとクチュールは置いておくとして、2008-09AWのウィメンズのレヴューを優先しますです。

注目デザイナーを先にざっと見ると、まずはRag & Boneが素晴らしい。21世紀のRalph Laurenは彼らかもしれない。そしてVera Wang Lavender Labelが予想外に素敵。Erin Fetherstonは着実な成長ぶりを感じさせる作品を見せてくれています。Alexander Wangもこれまでに比べるとちょっとedgyでなかなか興味深いコレクションになっていますね。

他のデザイナーの作品もSneak Reviewということでさらっと。ひたすら写真だけ載せていきます。


Douglas Hannant
 ガウンやフルレングスのドレスよりも、ともかくワンピースが素敵。







Jason Wu
 気が付いたら5シーズン目。ストラップレスやホルターのドレスが特に良いと思いますが、ちょっと綺麗にまとめすぎなような気もします。というのは贅沢かな?








Sue Stemp
 プライベート・クラブのNorwoodでプレゼンテーションを行ったSue Stemp。作品数は少ないですが、個人的には期待以上の出来。今季はArt Nouveauな装飾やプリントが気分かも。。。

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