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2007.12.31 Monday

Movie: 魍魎の匣

京極夏彦の京極堂シリーズの中でも最高傑作と言われる「魍魎の匣」。

12月23日に公開された原田眞人監督による映画版を観てまいりましたよ。

最近まで映画化されることは全然知らなかったのだけれど、CMを見て驚愕、そのまま公開当日に出かけてしまった次第。

さらっとエグい映像が満載なので、色々ばらばらになってたりするのがお嫌いな場合は避けた方がよろしいかと思いますが。

これまた原作は読んでいないの比較のしようがないのだけれど、あの世界観と空気感は完璧に私の好みですねー。

こういう捉え方をする人はあんまりいないような気もするけれど、絵的には、紀里谷和明による実写版の「CASSHERN」に若干近い雰囲気もあるかも。特に美馬坂近代医学研究所が。テーマも似ている部分が多少あるしね。もちろん「魍魎の匣」には「CASSHERN」の重苦しさはないですが(笑)。

しかしこの作品の最大の魅力はなんといっても、その豪華なキャスト。これがまた驚くくらいに、みな役にはまっているのですよ。関口巽役は病気により降板となった永瀬正敏の代役として出演した椎名桔平で逆に正解。演技がどうこうというよりも、堤真一も阿部寛も宮迫博之も、そのまま素ではまってる感じがですかね。

個人的な意見としては、別に黒木瞳じゃなくても良かったかなーみたいなところはありますが。

いずれにしても超がつくオススメでございます。絶対。

他の京極堂シリーズもちょっと読んでみたくなりましたが、時間もないのでひとまずは我慢、かな。。。
2007.12.31 Monday

Kate Moss Meets Donna Karan in Nueva York

微妙に古い話ですが、Kate Mossが登場するDonna Karanの2008SSのキャンペーンがお披露目されていたのでご紹介。

先月LAでMert Alas & Marcus Piggottにより撮影された作品は、CubaやHavanaのストリートを思い起こさせるようなシネマティックでストーリー性を感じさせ仕上がりに。

これまでのDonna Karanにないrowでsexyなテイストになっているように思います。

こういう艶も魅せられるところにMert Alas & Marcus Piggottの才能の幅の広がりを感じますな。

キャンペーンは来年2月から雑誌を中心に展開される予定。









2007.12.30 Sunday

Magazine Patrol: Hilary Swank in W Magazine January 2008

Hilary SwankはW Magazineの2008年1月号にも登場ということで。



フォトグラファーはSteven Klein、スタイリストはAlex White 。







2007.12.30 Sunday

Magazine Patrol: Hilary Swank in BlackBook December 2007 / January 2008

BlackBookの2007年12月・2008年1月合併号のカバーを飾るのは、Hilary Swank



フォトグラファーはWarwick Saint、スタイリストはElizabeth Sulcer。



2007.12.30 Sunday

Mary J. Blige / Growing Pains

素晴らしいシンガーであることは重々承知の上で、敢えて個人的な好みを言わせてもらえば、全然好きじゃないのですよ。Mary J. Bligeって。

でもドロップされたばかりの最新作"Growing Pains"は、アルバムとしてトータルで見れば、今年の女性R&Bシンガーによる作品中ベストかもしれないくらいの出来です。

先日もご紹介したThe-DreamことTerius Nashが日本版のボーナストラックも含めると20曲中9曲で参加しているからかもしれないけれど。

C."Tricky" StewartやBryan-Michael Cox、Theron Otis Feemsterあたりの浮遊感と間のあるデジタルなトラックにもきっちり対応しているあたりはさすがです。これはポストMary J. Bligeみたいに紹介されることの多い、Keyshia Coleではちょっと難しいかなーという印象。個人的には新進気鋭のプロデューサーのSyienceが"Smoke"で曲を提供しているあたりもおもしろかったりしますが。中盤のNe-Yo絡みのトラックも含めてバランスの取れた良いアルバムだと思います。ただし先行シングルの"Just Fine"は正直最悪。こういうことがあるから、Jazze Phaのプロダクションって絶対に好きになれない。

なんにせよ全体としては買って損はないと思います。はい。

僕にとってのMary J. Bligeで一番すごい曲って、Ja Ruleを迎えてどっちがメインかわからないつくりになった"Rainy Day"なんだけどね(笑)。あの曲の影響って意外と大きいんじゃないかと思っていたりします。

Growing Pains
2007.12.30 Sunday

VANQUISH

といってもAston Martinのことでは当然ありません。

WWDジャパンが12月17日号でいわゆる「お兄系」の特集を組んでいたけれど、全体的にモードなルックの男の子が誇らしげにヴァンキッシュの大きな袋を方からかけて地元で歩いていたのを見かけてしまったりすると、やはりこれがいまの気分なんだろうなーと思ったりします。

そのwjkとかFactotumとかAttachmentを好きそうな感じの子なんですよ。ヴァンキッシュのトータルなイメージより全然キレイ目な。こんなこと書くと色々な方面から怒られそうだけど。

端的にはElasticのこの記事でも書かれてるように、KAT-TUNな感じなのだろうね。それをもう少しライトにしたような。実は嫌いではないですよ。自分で着るかと言われると、それはまた別の話として(笑)。

それでアイテムをつらつら見ていると、意外に高いのですよね。これくらいのラインとしては。特にパンツとか。主要なターゲットの対象年齢に対しての憧憬を煽るそのあたりの価格設定のうまさもあるのかな。

とかとか。
2007.12.30 Sunday

Movie: Infernal Affairs

いまさらながらマーティン・スコセッシの「ディパーテッド」の原作となった「インファナル・アフェア」を観てみました。

といっても第1作と第3作の「終極無間」だけで、第1作の事件前を描いた第2作の「無間序曲」は観ていないけれど。なんとなく知らなくても大丈夫そうな気がしたもので。。。

先に「ディパーテッド」を観てしまっていたので、第1作の流れはほぼ読めてしまうのですが、意外だったのはスコセッシ作品はかなり忠実なリメイクだったのだなーということ。「ディパーテッド」は1作完結だから、当然ラストは違った展開になりますが。それとマーク・ウォールバーグの役どころが原作との違いですかね。

人物描写は3作に渡って(補正も)加えながら深堀りできる原作の方が優位だけれど、ストリーラインの見せ方のうまさと密度という意味では「ディパーテッド」が上だったかなー、という印象。「インファナル・アフェア」は第3作がどうしたって冗長ですから。

でも絵的には原作の方がすごい好きです。秋とか冬以外に見ると興醒めしそうだけど。
2007.12.29 Saturday

Christoph Eschenbach's Bolero

今朝BSハイビジョンで偶然観たのだけれど。

クリストフ・エッシェンバッハ(Christoph Eschenbach)のパリ管弦楽団によるラヴェルのボレロが壮絶。

こんな指揮って初めて見た。すごい空気感。



ちょっと長いので分割されてYouTubeにあがってますけれど。
2007.12.29 Saturday

Fashion Wire 2007/12/25-28

今年最後の週のFashion & Modeなニュースをご紹介。


In Brief: Pershing On Target... Cavanagh's Canopy... (WWD)
 Activist hedge fundのPershing Square Capital ManagementがTarget Corp.の株式を買い足して所有割合が今年7月時点の9.6%から9.97%に上昇したというお話。SECに12月21日に提出された書類により明らかに。Pershing Square Capital Managementは株主価値の向上に関して会社のマネジメント側との話し合いを既にスタートしているそうで。市場では第1四半期の6億5100万ドルの利益のうち1億4300万ドルを占めるクレジットカード部門の売却などが実現するのではという観測もあるようです。


Gant Hires CEO After Passing on Takeover (WWD)
 先日もお伝えしたとおり、Maus Freres SAからの敵対的買収提案を否決したGant ABのCEOの異動のお話。8年間に渡ってCEOを務めてきたArthur Engelの後任となるのは、Tetra Pak Beneluxのmanaging directorなどの経歴のあるDirk-Jan Stoppelenburg。


Nike Closes In on Umbro (WWD)
 Nike Inc.によるUmbro plcの買収が無事に完了する見通し。Nike Inc.による買収を阻止しようとUmbro plcの株式の20%を取得していたSports Direct Internationalから持ち分を買い取る方向でまとまったようです。


Burt Tansky of Neiman's Renews Contract (WWD)
 Neiman Marcus Group Inc.のCEOのBurton M. Tanskyが2008年10月に切れる契約を2年延長したというお話。会長と社長も兼務しているBurton M. Tanskyとの今回の契約には、本人や取締役会が契約期間が終了する6ヶ月前までに退任を決定しない限りは、契約期間が1年間自動延長される内容になっているそうです。現在Neiman Marcus Group内で後継候補と目されているのは、Neiman Marcus Stores divisionの社長兼CEOに加えて、昨年10月に新設されたchairman's officeでグループ全体のexecutive vice presidentを担当しているKaren Katzと、CFO兼executive vice presidentのJames Skinner。また親会社であるprivate equityのTPGとWarburg PincusはNMGの来年のIPOを計画しているという情報もあり、Saks Inc.を巡る買収の動きと合わせて、引き続き目が離せない感じでございます。


Fashion Scoops: FutureScent... Finding Garbo... Starck-Made Moss... (WWD)
 Justin TimberlakeがParfums Givenchyのメンズフレグランスのキャンペーンに登場するかもしれないというお話。Justin TimberlakeのマネージャーのDavid SchiffとParfums Givenchyからのコメントは得られていないので、もちろん正式情報ではありませんが。Very Irresistible Givenchy for Menはすごい好きなんですよねー。


Memo Pad: Arnault's Expanding Empire... Everywhere, All the Time... (WWD)
 LVMH Moet Hennessy Louis Vuittonによるフランスの有力経済紙Les Echosを擁するGroupe Les Echos SAの買収が正式に完了。イギリスのPearson plcから2億4000万ドルで取得することでまとまったようです。ただし買収にあたり、フランス経済省との協議で現在LVMHが保有しLes Echosと競合するLa Tribuneをオンライン媒体も含めて売却することが条件として課されており、NextRadioTVを所有するAlain Weillが買収先となるとのこと。


IT Holding in Growth Push (WWD)
 イタリアのラグジュアリーコングロマリットのIT Holding SpAの成長戦略のお話。常道ではありますが、アクセサリー部門に一層注力するためにPlus ITを新たに5店舗投入し、GF Ferre、Exte、Just Cavalli、C'N'C Costume Nationalなどのアイテムの売上の底上げを企図しているようです。


Ermanno Scervino Inks New Licensing Pact (WWD)
 Ermanno ScervinoがイタリアのViamazziniとinnerwear及びbeachwearのコレクションの製造とディストリビューションに関するライセンス契約を3年間延長することに合意したというお話。ウィメンズとメンズの双方での展開となります。


FASHION SCOOPS: Gemma's Balloon... Last Gasp... Ferragamo's Shanghai Fete...
 Fashion Scoopsから2件ご紹介。まずはこちらでもちらっとご紹介した、Gemma Ward初主演映画の"The Black Balloon"のお話。2月7日から17日にかけて開催される58th Berlin International Film Festivalの"Generation 14 Plus"部門の選出作品となり、world premierもBerlinで行われる運びとなったようです。
 続いてArt Basel Miami(これもちらっと書かないといけないなあ)が終了したばかりのMiami Beachですが、ホテルはNew Year's Eveのイベントに向けて相変わらず忙しいというお話。Setai hotelではJennifer Hudsonがヘッドライナーを務める"Beyond Paradise"が催され、Mandy MooreはRaleighでパーティ、Adrian Grenierが率いるThe Honey BrothersはHotel Victorでライヴ、SagamoreではShannon Elizabethがカウントダウンパーティを開催し、Kim KardashianもMansionでパーティ。The Biltmoreは「控え目に」花火だけらしいです(笑)。



A World of Art on the Web (WWD)
 アートにおけるBloombergの地位を狙おうという情報サイトのお話。Moti Shnibergが2年に渡ってあたためてきた企画がMutualArt.comとして来年3月に正式にローンチされます。現在はプライベートベータで運用中。登録にあたっては、年間300ドルのメンバーシップフィーが必要ですが、250を超えるアート関連のメディアがコンテンツを提供し、講演会や展示会、オープニングパーティの情報などの豊富な情報が提供されるそうな。Tokyo Art Beatも他のメディアと組んだ有料コースとか作ったら意外に行けたりするのではないですかねぇ。ちょっとカラーが違うかもしれないけれど。
2007.12.26 Wednesday

Magazine Patrol: Kate Hudson in Vogue January 2008

まだまだいきます。American Vogueの2008年1月号のcover girlはKate Hudson。



やはりGucciの2008SSのチェックのシャツやジャケットは異様に魅力的だなあ。メンズでも同じようなアイテムを出してくれれば良いのに。


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