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2007.02.27 Tuesday

The 79th Annual Academy Awards

素晴らしい!とにかくMarty!Marty!Marty!なOscarでした。2004年の雪辱は果たしたぞ。

で、興奮冷めやらぬままに各賞を振り返ってみると。

× 1. Best Picture: Babel
○ 2. Directing: Martin Scorsese, The Departed
○ 3. Original Screenplay: Little Miss Sunshine, Michael Arndt
○ 4. Adapted Screenplay: The Departed, William Monahan
○ 5. Actor in a Leading Role: Forest Whitaker, The Last King Of Scotland
○ 6. Actress in a Leading Role: Helen Mirren, The Queen
× 7. Actor in a Supporting Role: Eddie Murphy, Dreamgirls
○ 8. Actress in a Supporting Role: Jennifer Hudson, Dreamgirls

 作品賞も「ディパーテッド」に。でも全然不満ではないです。なんというか、これはもうマーティン・スコセッシへのご褒美のようなもの。確かに今回は波乱要素が少なかったし、超王道な受賞傾向が見られたので、事前のoddsが正しかったということですね。昨年の「クラッシュ」ほどに魅きつけられる何かが、「バベル」には欠けていたのも事実。予想の巧拙という面で痛かったのは助演男優賞。「しかしフォレスト・ウィテカー、エディー・マーフィー、ジェニファー・ハドソンと俳優賞4部門中3部門をアフリカン・アメリカンというのもすごいですね。アカデミーってそこまでリベラルだったかな、とか思うと、助演男優賞はアラン・アーキンというオプションもあり得るわけですが」とまで書いておきながら、なぜアラン・アーキンにしなかったのかなー。作品賞もそうですが、やはり直観に従った方が良さそうです。

×9. Animated Fearture: Cars
×10. Foreign Language Film: Pan's Labyrinth
×11. Music (Score): Philip Glass, Notes On A Scandal
×12. Music (Song): "Our Town" from Cars
×13. Costume Design: The Devil Wears Prada, Patricia Field

いやーここまで当たらないと衝撃ですね(笑)。毎年のことなのだけれど。長編アニメ映画賞は踊るペンギンの「ハッピー・フィート」に、外国語映画賞は「善き人のためのソナタ」に。この2つはなんとなくそうなるんじゃないかと思っていたのだけれど、好みを優先させましたさ。作曲は「バベル」のグスタヴォ・サンタオラヤ が「ブロークバック・マウンテン」に続き2年連続で受賞。ちなみにバベルの受賞はこの作曲賞のみ。衣装デザイン賞をパトリシア・フィールドに持っていかれたらさすがに怒られるか(笑)。こちらも順当に「マリー・アントワネット」でミレーナ・キャノネロに。一番意外だったのが歌曲賞。「ドリームガールズ」に行かないことは予測できたが、「不都合な真実」のメリッサ・エスリッジとは!バカげている。


そしてここから本編。お馴染みのレッドカーペットでございます。全般に去年の方が好きでしたが。

念のためですが、作品賞は映画のプロデューサーに与えられる賞です。というわけで「ディパーテッド」の作品賞のオスカーはこの方、グラハム・キングのおうちに行かないと見れません。マーティン・スコセッシじゃなくて。右は本日の主役、マーティン・スコセッシ。本当におめでとう。


主演男優賞のフォレスト・ウィテカーはキーシャ夫人と。主演女優賞のヘレン・ミレンはクリスチャン・ラクロワ。


助演女優賞を獲得したジェニファー・ハドソンはオスカー・デ・ラ・レンタにフレッド・レイトンのジュエリーを合わせて。ここを外したのは悔しい。助演男優賞のアラン・アーキンは、フォレスト・ウィテカーと同じくドメニコ・ヴァッコのスーツです。


ニコール・キッドマンは鮮やかなレッドのバレンシアガのドレス。クラッチはボッテガ・ヴェネタです。クラシックなテイストのナオミ・ワッツ。かなり好きです。またオーストラリア組を並べてしまいました。


ゴールデン・グローブに続き、オリヴィエ・ティスケンスによる新生ニナ・リッチのドレスで登場のリース・ウィザースプーン。合格。ジュエリーはヴァン・クリーフ&アーペルです。ケイト・ウィンスレットは残念でしたねぇ。またチャンスはあるさ。ドレスはヴァレンティノ、クラッチはヴィンテージのブルガリのようです。


ジェニファー・ロペスは微妙。。。キャメロン・ディアスはヴァレンティノのクチュールで登場。なかなか良いのでは。クラッチはロジェ・ヴィヴィエ。


アトリエ・ヴェルサーチに身を包んだペネロペ・クルス。美しいの一言。菊地凛子様はまたまたシャネルで登場。今度はクチュールです。これまでの彼女のレッドカーペットの中ではベスト。


ピーター・サースガードとの2ショットを見せたマギー・ギレンホールはプロエンザ・スクーラー。ヴェラ・ウォンのレイチェル・ワイズも素敵。


神々しいばかりのケイト・ブランシェット様はアルマーニ・プリヴェをお召しです。ビヨンセもアルマーニ・プリヴェ。確かにレッドカーペット映えしますね。アルマーニは。


キルスティン・ダンストはシャネルのオートクチュールです。クラッチはロジェ・ヴィヴィエ。本日の司会を務めたエレン・デジェネレスの恋人のポーシャ・デ・ロッシはザック・ポーゼン。


エヴァ・グリーンはジバンシィで登場。ちょっとコワイけどお似合いです。グウィネス・パルトロウのザック・ポーゼンは素晴らしい。


「プラダを着た悪魔」のペア。個人的にはカルバン・クラインのエミリー・ブラントに軍配。


ジョディ・フォスターのヘアスタイルはなんとかならなかったのでしょうか。あれ。セリーヌ・ディオンだ。珍しいから採用。しかしあんまり良い色のドレスじゃないね。


いつか賞を獲って欲しいジャイモン・フンスー。かっこいい。最有力と言われながら助演男優賞は逃したエディ・マーフィーは現在の恋人のトレイシー・エドモンズと。彼のベイビーフェイス(ケヴィン・エドモンズ)の元ご夫人でございます。


助演女優賞にノミネートされたアビゲイル・ブレスリン。ダコタ・ファニングより大成しそうな気がします。エンニオ・モリコーネは知らぬ間に功労賞をもらっていたようで。
2007.02.26 Monday

2007-08AW Luella

いつもパンキッシュなコレクションで楽しませてくれるルエラ・バートリーによるルエラ

今季はジョッキー風のルックを中心に、少しクラシカルなテイストで作品を展開。

とは言っても、足元の乗馬ブーツは大胆に折り返したり、スプレープリントを施したりと遊び心もしっかり残しています。

ピンクのコートやパンツでガーリーなルックに落とし込む手腕はさすが。ポルカドットのストラップレスなドレスやボクシーなジャケットも気になるところ。

いつもよりタイトなシルエットと直線的なラインで象られるフォルムでトレンドもしっかり押さえた今季のルエラでした。




2007.02.26 Monday

2007-08AW Temperley

2回目4回目のNYでのコレクション発表となるアリス・テンパーリーによるテンパーリー

ロシア革命からパリに逃れる移民をイメージした“Beauty in exile”がテーマという今回は、いつものフェミニンなテイストは保ちつつも、テーラードなヴィクトリアンなジャケットやパンツスタイル、チューリップ・スカートなどを展開。特にジャケットはなかなかの出来ですね。




2007.02.26 Monday

2007-08AW Jill Stuart

ここからはいくつかショートに。

まずは普段なら絶対にここでは採り上げないであろうジル・スチュワート

お馴染みのフリルやレースを多様したフェミニンなディテールが消え、60年代を思い起こさせるミニドレスやパンツルックが多く見られるという意外な展開。

レザーやプラスチック、エナメル、サテンといった光沢のある質感がいつになくグラマラス。2007SSのフューチャリズムの影響が見受けられるアイテムもいくつか見られました。

この傾向が今後も続くのか、ちょっと気になるジル・スチュワートです。

2007.02.26 Monday

2007-08AW Bruce

2004年以来の復帰となるダフィーネ・グティエレスとニコール・ノゼッリによるブルース

こちらもアノニマスで静かな雰囲気のコレクション。

細かいプリーツのパープルのミニドレス、レースや刺繍を施したブラックのドレスやショートなベストが素晴らしい。ウェストにドローストリングを配したジャージー・ドレスも好きです。

少しエレガントでセクシーな雰囲気になったものの、カジュアルなテイストも取り込んだリアリティのある服作りは健在。

トレンドやビジネス環境にとらわれ過ぎずに、彼女らのペースで着実に進んでいって欲しいと感じた今季のブルースでした。




2007.02.26 Monday

2007-08AW Narciso Rodriguez

2007-008AWのレヴューはナルシソ・ロドリゲスからスタート。

その時々で多少出来に差があったり、時代の気分とのずれを若干感じたりすることはあるものの、トレンドに左右されず、ストイックなまでにコンテンポラリーでミニマルな作品を発表し続ける彼の姿勢は密かに好きだったりします。

今季は、構築的なディテールとフォルムをロング&リーンなシルエットに落として、クラシカルなテイストを加えるというトレンドとも相俟って、ここ数シーズンでもベストと言えるコレクションになっています。

デザイナーが得意とするシーミングそのものが構築的なフォルムを強調するディテールの役割を担っている感じです。ウルトラタイトなパンツルックに肘上までカバーするグローブが、プロポーションをよりリーンに見せてくれます。

モノトーンにグレーと若干のクリームを加えたカラーパレットが、ストイックでアノニマスな雰囲気を演出。後半に登場したブルーやエメラルドもスポーティなアイテムに使われるなど、あくまでクリーンなテイスト。

数少ない装飾的要素としては、まるで折り目のような細かいパターンのプリントやコートなどで見られたたベルトのバックルのようなスクエアのビーズの刺繍、そして細いパイピングが印象的。

シルクのコードを巻き付けたようなワンショルダーのロングドレスも興味深い作品。

コレクションの3分の1程を占めていたメンズも気になりますが、なんにせよ今季は相当好きな感じです。久しぶりに(失礼)快心のコレクションを見せてくれたナルシソ・ロドリゲスでした。








2007.02.25 Sunday

The Oscar Goes to...

いよいよ日本時間で明日に迫った第79回アカデミー賞の授賞式。
というわけで、毎年恒例の受賞予想でございます。

ゴールデン・グローブ以降、非常に順当な賞レースが展開されていて、ちょっと変わったことと言えば、「ドリームガールズ」が最多部門にノミネートされたにも関わらず作品賞からは漏れた初の作品になったとか、「リトル・ミス・サンシャイン」が健闘したとか、その程度。まあアカデミーがミュージカル映画に求める水準の高さから考えれば「ドリームガールズ」の落選は不思議ではないし(少なくとも「シカゴ」程ではない)、「リトル・ミス・サンシャイン」はインディー枠にうまくはまった印象だし。

昨年は結構予想が難しい部分もあったのだけれど、特に波乱要素が全然なく、「こいつにだけはやりたくない!」というノミニーも見当たらないので、いつになく素直な予想になっています。もちろんクリント・イーストウッドはノミニーになっているだけでイライラしますけど。

しかし正直なところ、私の今回の関心はただひとつ。マーティン・スコセッシが監督賞を獲るか否か。

そんな今年の「コソの出来事」的予想はこんな感じ。さあ昨年に続いて主要部門パーフェクトは達成されるのでしょうかー。


1. Best Picture: Babel
 これまでの賞レースの成績からも前評判からも「バベル」で。ただし、Hollywood Stock ExchangePicksPopで「ディパーテッド」や「リトル・ミス・サンシャイン」の方が上に来ているのが若干気になるところ。まあHSEは昨年作品賞だけ外しているからねぇ。少なくとも「ディパーテッド」は作品賞という感じではないのだけれど、マーティン・スコセッシへの同情票が監督賞を超えてここまで波及するのだろうか。

2. Directing: Martin Scorsese, The Departed
 誰が何と言おうとマーティン・スコセッシ。今年こそ他には考えられません。ともかく彼にあげたい。どうしたって。しかしポール・グリーングラスが「ユナイテッド93」でノミネートされたのはナゾですね。

3. Original Screenplay: Little Miss Sunshine, Michael Arndt
 本来であれば、「バベル」とするのが正しいのだが、ここはどうも「リトル・ミス・サンシャイン」のような気がします。「バベル」って本が評価されている感じでもないので。。。

4. Adapted Screenplay: The Departed, William Monahan
 なかなか毎年予想しにくい脚色賞(そのわりには意外と当てている)ですが、今回は順当に「ディパーテッド」で。「あるスキャンダルの覚え書き」や「リトル・チルドレン」あたりも悪くないと思うけど。

5. Actor in a Leading Role: Forest Whitaker, The Last King Of Scotland
 「ラストキング・オブ・スコットランド」でウガンダのアミン大統領を演じたフォレスト・ウィテカーで。これは早く日本でも見たいです。「ブラッド・ダイヤモンド」でノミネートされたディカプリオは、まだまだチャンスがあるはず。ケイト・ウィンスレットもそうだけど、タイタニック組は本当に立派に成長しましたねぇ。感慨深い。

6. Actress in a Leading Role: Helen Mirren, The Queen
 順当にエリザベス女王なりきりのヘレン・ミレンで。「クィーン」という映画自体が、それ以外に特に評価すべきところがないという困った作品なのでした(笑)。マイケル・シーンのブレア首相がちょっとヤワな感じでおもしろいんですけど。個人的なfavouriteは「プラダを着た悪魔」のメリル・ストリープ。「ボルベール <帰郷>」ペネロペ・クルスという可能性も否定するものではございません。

7. Actor in a Supporting Role: Eddie Murphy, Dreamgirls
 「ドリームガールズ」で昨年亡くなったジェームス・ブラウンをモデルにした役を演じたエディ・マーフィーに。対抗は「リトル・ミス・サンシャイン」のアラン・アーキンで。個人的には「ブラッド・ダイヤモンド」のジャイモン・フンスーにあげたいところではありますが、まあないでしょうね。。。
 
8. Actress in a Supporting Role: Jennifer Hudson, Dreamgirls
 実は俳優賞で一番固いのがこれ。殆どなんの疑いの余地もなくジェニファー・ハドソンです。アメリカン・アイドルでは落選した彼女が、映画デビュー作でビヨンセを凌ぐ存在感と歌唱力で観客を魅了してしまったのだから、これ以上のサクセス・ストーリーはないでしょう。菊地凛子は良いと思うけど、ノミネートされただけでも非常に素晴らしいこと。しかしフォレスト・ウィテカー、エディー・マーフィー、ジェニファー・ハドソンと俳優賞4部門中3部門をアフリカン・アメリカンというのもすごいですね。アカデミーってそこまでリベラルだったかな、とか思うと、助演男優賞はアラン・アーキンというオプションもあり得るわけですが。


以下は個別コメントなし。「パンズ・ラビリンス」は猛烈に観たいです。秋まで待たなければならないのか。。。ソングで3曲ノミニーの「ドリームガールズ」は票が割れて「カーズ」に行くのではないかという予想。またランディー・ニューマンですが。スコアは、フィリップ・グラスにあげてみるのはどうだろうかと思いまして。

9. Animated Fearture: Cars

10. Foreign Language Film: Pan's Labyrinth

11. Music (Score): Philip Glass, Notes On A Scandal

12. Music (Song): "Our Town" from Cars

13. Costume Design: The Devil Wears Prada, Patricia Field


なんにしても、主要部門にノミニーされている作品で日本で公開されていないものが多過ぎますね(「バベル」「クィーン」「ラストキング・オブ・スコットランド」など)。邦画の調子が良いのは素敵なことだけれど、こういう作品の配給もきちんと早めに対応していただきたいものです。はい。
2007.02.24 Saturday

Today's Wire 2007/02/24 (Fashion/Mode)

さて、2週間分のファッション&モードなニュースをまとめてご紹介。いよいよコレクション・サーキットはパリに突入。。。


In Brief: Bauer Chief Out (WWD)
 Eddie Bauer Holdings Inc. の社長兼CEOのFabian Manssonが辞任。Sun Capital Partners Inc. とGolden Gate Capitalというprivate equityからの2億8600万円の買収提案を株主に否決されたことを受けての動きかと。後任が見つかるまでは、取締役会メンバーでLimited Storesの前CEOのHoward Grossが代行を務めるそうです。


Polo Names Asia-Pacific President (WWD)
 Polo Ralph Lauren Corp. のAPACエリアのpresidentとして、LVMH Moet Hennessy Louis Vuittonで16年に渡りキャリアを重ね、香港をベースとする同じくAPACエリアのLouis Vuittonのビジネスを統括していたFran?ois Delageを迎えるようです。Fran?ois Delageはフランスの大日本インキ化学工業でも要職を務めているとか。


Citigroup Research Report: Liz Might Be LBO Target (WWD)
 Citigroupのレポートによると、今年もLBOが活発に行われる見込みで、アパレル業界ではLiz Claiborneが最も魅力的な対象になるそうです。他にもBJ's Wholesale Clubもターゲットになり得るとか。 Abercrombie & Fitchもプライベート化するには良い企業とのこと。ただしspecialty retailerは店舗の多くをリースで借りていて原資産を所有しない傾向があるため、private equityから見るとそれはそれでリスクになるのだとか。


Memo Pad: To The Rescue... Party Pooh-Pooher... All Change (WWD)
 GAPのこの春のキャンペーンのテーマは"khakis with attitude"。ADに登場するのは、Kyra Sedgwick、Dermot Mulroney、Chris Brown、Chris O'Donnellらなのですが、何とも微妙。モデルではJessica StamにCarmen Kass、Liya Kebedeといったまあ固いところを選んできています。Audrey Hepburnを使ったホリデーシーズンのキャンペーンが失敗に終わった後だけにその成否が気になるところではありますが。ところで新しいCEOもなかなか決まりませんね。。。


Fashion Scoops: Sex Is Back... On Target... Roman Holiday... (WWD)
 イタリアのJuventusの新しいtraveling uniform(移動中に着ているスーツのことですが)のデザインをDsquared2のDan&Dean Catenが担当することになったそうです。ちなみにAC MilanはDolce & Gabbana、EnglandのナショナルチームはGiorgio Armaniが手がけております。


Mango Adds Bags (WWD)
 スペインのファスト・ファッションのMangoがパリのPalais de Tokyoで初のバッグのラインを発表。アクセサリー担当マネージャーのCristina Esquerdo Farrus曰く、「消費者は良質の品にはその分のお金を払う用意がある」ことに気づいたそうで、ビビッドなカラーを揃えたスエードのロゴがエンボスされたトートなども、それなりの品質とお値段になる様子。最近ではカシミアのコレクションも好評だったそうで、どこの国でも同じような傾向なのですね。アクセサリーを専門に扱う"Mango Touch"の展開も、まずはヨーロッパから考えているとのこと。


Bally to Name Atwood Creative Director (WWD)
 Texas Pacific Group(TPG)の再建計画の下、黒字化も達成したBallyに新しい1ページが。Brian Atwoodが156年のBallyの歴史始まって以来のクリエイティヴ・ディレクターに就任します。


Tahari Inks Deal With S. Rothschild (WWD)
 Elie TahariがS. Rothschild & Co.とコートやジャケットなどのアウターに関するライセンス契約を締結。商品は今秋からの展開予定で、 500 Seventh AvenueにあるRothschild & Co.のショールームには今月から展示されるようです。


Fashion Scoops: Moss On Moss... Girl's Best Friend... Cruise Control... (WWD)
 3月28日までロンドンのNational Portrait Galleryで開催されている"Face of Fashion"展のお話。Steven Klein、Mert Alas & Marcus Piggott、Paolo Roversi、Corinne Day、そしてMario SorrentiらがWやVogueなどのファッション誌のために撮ったセレブリティのポートレートを中心に展示しています。というわけで、見たことのある作品も結構たくさんある様子。登場するのは、Kate Moss、Justin Timberlake、Madonna、Kirsten Dunst、Christina Ricci、Katherine Deneuve、Sharon Stone、Nathalia Vodianovaなどなど豪華な人々。ロンドンにご用事のある方は、ぜひ。


MOSS WAXES LYRICAL (British Vogue)
 彼の有名なマダム・タッソーの蝋人形の館にケイト・モスが登場。なんかちょっと違和感あるけど。



"Every Day Matters" at J.C. Penney (WWD)
 昨年末にCOOのCatherine Westが退社したりと、マネジメントの若干のシャッフルはあるもののMacy'sなどからシェアを奪って好調に推移しているJ.C. Penney。Polo Ralph Lauren Corp. のGlobal Brand Concepts事業の第1弾クライアントとなり、"American Living"というライフスタイル・ブランドを2008年春から展開することを発表したばありですが、今度は"Every Day Matters"というラインを発表。こちらはオリジナルになるようです。 "Today's the day to fall in love"や"Today's the day to indulge"といったコピーが印象的。


IMG Buys Art + Commerce (WWD)
 有名スポーツ選手やモデルのエージェンシー、そしてNYコレクションの主催者としても知られるIMGですが。Art + CommerceというNYを基盤とするフォトグラファーやスタイリスト、メークアップ・アーティストなどのエージェンシーを買収したとのこと。既存のファッション関連の事業と統合されるようです。色々とおもしろそうですよね。IMGって。


Paule Ka Gets Capital Infusion From Equity Fund (WWD)
 Paul Kaにもprivate equityの資本が入ったようです。Patrimoine et Creationが17%の株式を取得。ちなみにPaul Kaは、フランス大統領候補のSegolene Royalのお気に入りだとか。個人的には、有楽町のSHIPSの隣にあるイメージです(どんなだ)。


Burberry Factory Closure Leads to Demonstrations (WWD)
 バーバリーのウェールズの工場閉鎖の一件はまだ収束していないようで。秋口くらいから、レイチェル・ワイズからイギリス国教会にチャールズ皇太子まで各方面を巻き込んでの騒ぎになっているわけですが、なんとも難しい問題ですね。イタリアとかだともっと生産地としての地位が確立しているから良いのだろうけど。また時間があったら別途まとめてみようかとは思っております。


SONGSTRESS TURNS SEAMSTRESS (British Vogue)
 リリー・アレンがカジュアルウェアのNew Lookと"Lily Loves"というラインを立ち上げるというお話。ドレスの6型をはじめ、アクセサリーやシューズがラインナップされるそうです。てゆーか、カール・ラガーフェルドと仲良くなっているらしく、シャネルのADに登場するんじゃないかという噂があったのだね。なんか想像できませんが。リリー・アレンって個人的にはあまり好きではないのだよね。そのbig mouthで話題なわけでけれど、これまでの人々に較べるとどこかスケールが小さいような。年取ったかな?(笑)


THESE BOOTS WERE MADE FOR TALKING ABOUT (British Vogue)
 今季もいくつかのデザイナーとのコラボレーションを実現したマノロ・ブラニクが、ショー向けの靴づくりについて語っています。やはりランウェイの主役は服ですからねぇ。今回は、昨シーズンに続くアクアスキュータムに加え、注目のクリストファー・ケインにも提供しています。ロンドンのレヴューはいつ書けるかな。。。


LVMH, Morgan Stanley End Dispute (WWD)
 LVMHとMorgan Stanleyの間で2002年以来続いていた法廷闘争がようやく終息。これは、当時Molgan Stanleyに在籍していたClaire Kentが、同社の投資銀行部門の顧客であるGucci Groupと比較して、ライバルのLVMHを過小評価するようなレポートをリリースしていたことに端を発したもの。基本的にはMolgan Stanley側に有罪という判決なのだが、損害賠償金額などで揉めていた様子。"LVMH and Morgan Stanley have agreed to put their past differences behind them and to resume business relations. They have ended the court action involving each other in the French courts and they look forward to future opportunities to work together."という短いリリースではどのように決着したのかよくわからないのですが、昨年7月の段階では1億2700万ドルの損害だったとLVMHは主張していたようですね。


Coty Inks Scent Deal With Kate Moss (WWD)
 噂にはなっていましたが、ついに公式発表。Cotyから発売されるようですが、時期はちょっと確認できませんでした。。。


高千穂交易、3次元ボディスキャナーを利用した衣料サイズ推奨サービス (nikkeibp)
 3次元ボディスキャナーを使って服を着たまま体形を測定し、最適な衣料品のサイズを推奨するサービスらしいです。サイズ推奨サービスのほか、アパレル販売のECサイトと連動した衣料品サイズ推奨サービスなどの事業化も計画しているそうで、体型データさえあれば、実店舗で試着したりしなくてもあまり大きな間違いが起こらない世界がそのうち実現するのかもね。


Armani Exhibit Comes Home to Milan (WWD)
 まだやっていたのだね。NYのグッゲンハイムからスタートし、東京でも六本木ヒルズの森美術館で2005年に開催されたGiorgio Armaniの回顧展が7年の歳月を経て、デザイナーの本拠地であるミラノにやってきます。Triennale(Milan's contemporary art and design museum)で4月1日まで行われているようです。


Fashion Scoops: Hot Shot... Flash Time... Fashion Police... (WWD)
 2007-08AWのCelineのADを撮るのはBruce Weber。ちょっとイメージとは違うので驚きではあります。Celineのクリエイティヴ・ディレクターのIvana Omazic曰く、Bruceのミッションは"lifestyle of an intelligent, independent and active woman"を体現したADを撮ることだとか。


MADONNA'S HAT TRICK (British Vogue)
 2007SSのPradaで見られたターバンはこの春のマストアイテムになるのだろうか。MadonnaとH&Mのコラボレーションによる"M by Madonna"でもターバンを作ったようです。もちろんターバンだけではなく、テイラードのブレザーやトレンチなどをモノクロームに展開していますが。


Designers Join Social Networks (WWD)
Galliano, Westwood help launch fashion "MySpace" (Yahoo! News)
 以前Today's Wireでご紹介したファッション業界のMySpaceを目指すというIQONSの話題。すでにJohn GallianoやVivian Westwoodの協力も取り付けて色々な企画の展開を考えているようでございます。


In Brief (WWD)
 大丸と松坂屋の経営統合の話題がWWDにも掲載されていました。しかし大丸は1717年、松坂屋に至っては1611年設立と、その歴史の長さに改めて驚かされますね。


Emanuel Ungaro Names New Designer for Men's (WWD)
 Emanuel Ungaroのメンズデザイナーが決定。半年前に辞任したJose Levyの後任はFrank Bocletというフランス人デザイナー。Francesco Smaltoのデザインなども手がけているようですが、それ以外の情報はちょっと不明。。。


LAGERFELD'S ONLINE LOVING (British Vogue)
 Karl Lagarfeldにとってもインターネットは他の日用品や生活インフラと同様に欠かせないもの。まあ逆に言えば、オンラインであるというだけでエキサイティングな存在ではなくなってきているわけですが。Giorgio ArmaniがクチュールのArmani PriveをMSNで配信したり、Diorが同様に日本に向けてライヴで中継したりと様々な試みが行われております。Gucciもクルーズラインのブロードキャストだけでなく、昨年の銀座店オープンの際にはiPodにコンテンツを詰め込んで配ったりと話題になりましたね。


伊藤忠商事、「ディンヴァン」日本市場へ (日本繊維新聞社)
 フランスのアクセサリーブランドのdinh vanの独占輸入販売契約を伊藤忠が獲得。もはやお馴染みのブランドにはなっていますが、いまよりも色々なお店で見かけることになりそうですね。2007年1月からの5年契約にんるそうです。


JOIN THE AIR FORCE (British Vogue)
 今年25周年を迎え様々なキャンペーンやイベントが控えているNikeのAir Force Oneの話題。ロンドンのDover Street Marketでは、限定アイテムの販売に加えて、ファッション、音楽、アートを融合したインスタレーションを3月11日までの25日間行っています。Daisuke Sakaguchi(そういえばまだラフォーレ原宿のSide by Sideで扱っているのだろうか)による25ピースからなるジグソーパズルのような作りのビスポークのジュエリーなどもあるそうです。iTunes Store限定で販売されているKanye West、Nas、KRS-ONE、Rakimによる"Better Than I've Ever Been"もなかなかでございました。


Memo Pad: Radar Says It Isn't Rocky Balboa... All In The Family... Your Hired... (WWD)
 Ivanka Trumpが今年12月に創刊される"Michigan Avenue"という雑誌のローンチパーティのオーガナイズなどでパートナーシップを結んだというお話。Ocean Drive Media Groupが発行するこの雑誌は2008年は隔月で、2009年からは月刊でリリースされるそうです。ちなみにIvankaはシカゴの建築プロジェクトに取り組んでいるところで、ODMGの他の雑誌でも不動産関連がメインのコンテンツのひとつになっていることから、特に不思議な組み合わせというわけでもないようです。ODMGの創業社長のJerry Powersによると、Michigan Avenueには既に54ページの広告が入っており、200ページ近くまで獲得する計画とのこと。日本でいうとNile's Nileとかにエンターテイメント要素を加えたような雑誌なのでしょうかね。
 Memo Padからの話題をもうひとつ。広告ページを含めた雑誌まるごとを購読可能にしたりと、オンラインでの戦略を積極的に展開しているNylon誌ですが、今度はMySpaceと協力して今年の6月/7月号の表紙を飾るバンドを投票で決めようとしています。ロンドン、ベルリン、ストックホルム、NY、LA、シドニー、パリに加えて東京からもOK。という訳でぜひともNylonのカバーに登場して欲しいバンドがあったらこちらのページから投票しましょう。Nylonの発行人のJaclynn Jarrettによると、なんでもMySpaceでのプロモーションを開始してから、nylonmag.comへのアクセス数が4倍になったそうですよ。さらにMySpaceのページでも8週間にわたって、エクスクルーシヴな映像も配信するようです。MySpaceって本気でexploreすると大変なことになるからねぇ。まあそれはそれでおもしろいのだけれど。
2007.02.24 Saturday

Today's Wire 2007/02/24

とりたてて大きなニュースがなく、なんとなく新しいサイトの紹介ばかりになっている今週のToday's Wire(完全に語義矛盾だ)。ファッション&モードなニュースは後程2週間分まとめて更新。こちらもそれほど気になるものがなかったのだけれどね。


Web 2.0とはなにか (Lessig Blog)
 すでに様々なところで取り上げられているけれど、このビデオはレッシグ教授のコメントのとおり、確かに素晴らしい。



環境省にとって不都合な真実 (池田信夫ブログ)
 いわゆる環境問題というものに関して相当に懐疑的な立場を私が取っていることはご存知のことと思いますが。特に海面上昇の話は、小学生だか中学生くらいの時から妙だと言っているのです(笑)。
地球温暖化で北極と南極の氷が溶け、海面が上昇するというのは誤りである。北極の氷は海面に浮いているので、溶けても海面は上昇しない。南極は-50℃で「過冷却」になっているので、気温が上昇すると水蒸気が凍結し、氷が増えて海面は低下する。海面が上昇するのは、陸地よりも海水の膨張率のほうが高いためであり、その影響は限定的だ。
 理科でフツーに習うでしょうが。北極の氷の話とか。


黒川紀章氏が都知事選へ向け会見、「東京五輪の発想はいかにも古い」 (KEN-Platz)
 このようにして晩節を汚す人は数知れず。最近の彼の言動には本当に辟易とさせられますな。ところで東京都知事ってそんなに魅力的な仕事なのかね。まあ内閣総理大臣と違って直接選挙で選ばれるし、東京くらいの規模の首長ともなれば、まあそこそこの国家の大統領と変わらないくらいの影響力がないとも言えなくもない?


米ワーナー・ミュージック、英EMIに買収を打診 (Reuters)
 このニュースのポイントは「両社は過去7年間にわたって互いに買収案を提示し合っている」という部分(笑)。本当にどっちがどうしたのか、わからなくなるくらい。てゆーかまだ合併してなかったんだっけ?という勢いです。しかしSony MusicとBMGの時のように、また例によって独禁法の問題が出てくるのでしょうね。今度は成就するのだろうか。


英世論調査、保守党支持率が与党労働党を大幅にリード (Reuters)
 ここ数年完全に死に体だったイギリスの労働党政権ですが、それにもましてグダグダだった保守党の敵失(というよりは無策?)に助けられてきた感がありますね。しかし今年の引退を公表しているブレア首相後の動きが気になる中で、こんな世論調査の結果が。保守党の若きキャメロン党首には期待できそうですね。


Iridium,次世代衛星ネットワークの配置に向けた計画を発表 (ITpro)
 私は衛星通信や衛星電話に異様な関心を持っていた時期がありまして、当然このIridiumなんかは早過ぎるが将来絶対に普及するものと信じて疑わなかったわけでございます。故に一度サービスが終了した時は薄々感じていたものショックだったし、再開された時は密かに狂喜乱舞(は明らかに言い過ぎだが)したものでした。誰が何と言おうと、まずその名前が素敵でしょ。Iridium。元素番号77。ニュースそのものと全然関係ない内容ですみませぬ。


PCから携帯、そしてゲーム機へ─ブラウザ競争に自信を見せるOpera (ITmedia)
 Opera SoftwareのCEOであるヨン・フォン・テッツナー氏へのインタビュー記事。任天堂のWiiのインターネットチャンネルのブラウザとして採用されたことで利用人口が大幅に増加することが見込まれるOperaだが、記事内容として特に新しいことが欠いてある訳ではなく。でもひとつだけ、時々忘れてしまいそうになってしまう大事なことが言及されていて。それは「インターネットは1つ」ということ。"The Internet"によってすべての情報やコンテンツがアクセスできるようになる世界。決してデバイスや通信事業者のの勝手な事情、国家の検閲などで分断されてはならないことを思い出させてくれる言葉だね。


【3GSM】ドキュメント・ビューワからメディア・ブラウザに進化する,英ピクセルが方針表明 (ITpro)
 アプローチの仕方は色々。メディア・ブラウザという言葉も微妙だけれど。


イー・モバイルEM・ONE ワンセグ+デュアルスライドWindows Mobile端末 (Engadget Japanese)
 デザイン的にはまったく魅かれないのだけれど、すばらしいスペックです。別に通信しなくても欲しいかも。でもお値段もそれなりだし、もちろんイー・モバイルに加入しないことには購入できませんからねぇ。でもいわゆるスマートフォンの普及には一役買っていただきたいところでございます。国産では初の本格的なデバイスになるんじゃないでしょうか。




未来の携帯電話インターフェース (POLAR BEAR BLOG)
 3GSMの会場でNVIDIAが見せていた携帯インターフェースのデモ。AppleのDocksなどのOS Xのデスクトップ環境とSonyのMedia Barのいいとこどりをしたようなシロモノですが、なかなか素敵です。イー・モバイルとヤッパが開発したEM・ONEの見せ方もおもしろいけどね。


Viacom to launch YouTube rival in illegal content clampdown (BrandRepublic)
 YouTubeに対しては自社グループの著作権を侵害したコンテンツの削除を要請したViacomですが、最近公開されたばかりのSkype共同創業者によるP2P動画配信のJoost(旧The Venice Project)とはライセンス契約を結んだようです。ライセンス契約自体は何も驚くべきことではないけれど、基本無料でサービスを提供する中で、Joostがどのように収益を確保していくのかが気になるところ。Mac版もダウンロードできるようになったようです。


Slifeshare (eHub)
 最近ブラウジングやアプリケーションの利用履歴のrepositoryツールが色々と出て来ていますが、Slifeshareもそのひとつ。変わっている点といえば、Macのみの対応となっているところ。Safari、iTunesなどのアプリケーションごとにブラウジング履歴やリスニング履歴を残してくれるソフトです。もちろんパブリッシュやシェアリングも可能。こういったサービスが今年はたくさん登場して、ライフログ的な利用履歴を取っておくことが一般に広がって行くとおもしろいなーと思います。Last.fmなんかは音楽に限定されているとはいえ、普通に受け入れられているのだし。


DARAO
 先週はてなからリリースされたRimoに続き、動画投稿サイトの人気コンテンツをテレビのようにエンドレスにながしてくれるサービスが登場。個人的にはこっちの方が好きです。YouTubeだけではなく、DailymotionやGoogle Video、iFilm、Ameba Visionのランキングチャンネルもあるし、はてなやテクノラティの注目動画や他のアグリゲーションサイトもチェンネルに加えています。Rimoにとって痛いのは、Rimoのチャンネル自体がひとつのチェンネルとしてカバーされてしまっていることですかねぇ。そしてFlashを使ったこういうクールなインターフェースのサイトがようやく日本にも出てきたことも素敵。


リアルタイムに地球上に Blogosphere の更新状況を表示する Twingly Screensaver (Going My Way)
 こういう見せ方って好きですねー。Twingly ScreensaverというBlogsphereの状況を地球にマッピングして俯瞰するスクリーンセーバー。残念ながらMacにはまだ対応していないようです。


Browse for goods with... Browse Goods (Download Squad)
 Browse Goodsという興味深いインターフェースのサイトをご紹介。まあインターフェースというよりはアイデアの勝利という感じ。単にアマゾンのデータベースから引っ張って来ているだけなのだけれど、その地図を模したような見せ方にびっくり。でも別に使いやすくはないです(笑)。


「世界遺産」画像をグーグルアースに提供、TBS (J-CASTニュース)
 ちょっと見てみたのだけれど、一つの世界遺産に大して写真が一つ。TBSのページへのリンクが貼られていて、そこで色々見られるよ、ということなのだろうけど、これじゃせっかく詳細な地図にオーバーレイしている意味が全然ないです。建物や風景に写真を対応させなければ。
 

アップルとCisco、「iPhone」の商標使用で和解 (Engadget Japanese)
 まあそんなわけでひとまず決着。AppleとCiscoの相互運用性ってどんな話であろうか。別にこの2社に限った話ではないですけどね。


“ミューズ”に次ぐスターバッグも誕生 「イヴ・サンローラン」の新作小物がニュースだ! (エル・オンライン)
 たしかに「ダウンタウン」「トリビュート」は新たな"IT Bag"な素質十分。ちょっと「トリビュート」は欲しいですね。



クラシックバッグの新作も続々登場 2007年春夏「シャネル」の靴 & バッグ最新事情 (エル・オンライン)
 定番のバイカラーも良いけれど、気分的にはこのゴールドのパイソンのヌーディなサンダルをチョイス。



今シーズンはぐっとレディなムード 「ディオール」の新作バッグマストバイ (エル・オンライン)
 はい。個人的にはやはりこれがおすすめ。メタルなモチーフとくすんだカラー。



Rock Werchter 2007 (Web Creme)
ベルギーで毎年夏に開催されるヨーロッパ最大の音楽イベントRock Werchter 2007のページ。すごいかっこいい。このイベント、1975年から続いているんですねぇ。知らなかった。


ザ・リッツ・カールトン東京、宿泊予約を開始−客室数248室 (六本木経済新聞)
 さあさあ。もうすぐ東京ミッドタウン内のリッツがオープンですよ。宿泊予約は2月14日から始まっているようです。さすがにお値段もそれなりですなあ。いまだにコンラッドもマンダリンも泊まってないので、そちらが先になりそうですが。。。


恵比寿に本格サンドイッチ専門店−「南仏プロバンス」テーマ (シブヤ経済新聞)
 ジェイアール東日本フードビジネスが展開する新業態のサンドイッチ専門店「ラヴァンデリ」のお話。「ベッカーズ」からの業態転換と言われると萎えるのだが、サイトを見るとなんだか美味しそうです。1号店として恵比寿駅西口にオープン。もちろん多店舗展開に向けて動くようで。


150円のドーナツに2時間並ぶのはなぜ? ネットやテレビ、雑誌が注目するヒット現象の裏側を探る【後編】(デジタルARENA)
 最近次々と新しい店舗がオープンし話題のドーナツ業界(っていうものがあるのだろうか)。なんにしてもクリスピー・クリームは美味しいです。なぜか自分で買ってならんだことはないのですが。。。


「SO703i」のファッションショー開催、押切もえも登場 (ケータイWatch)
 携帯電話自体はどうでもよいのですが、押切もえの羽根はすごいですね。。。LUCIDO-LのCMは結構好きです。


アーロン・エッカート、『バットマン ビギンズ』の続編でトゥーフェイスにふんする? (シネマトゥデイ)
 「バットマン ビギンズ」の続編となる「ザ・ダーク・ナイト(原題)」に登場するトゥーフェイス役の出演交渉が最終段階になっているようです。「バットマン フォーエヴァー」でトミー・リー・ジョーンズが演じたこの役の候補として最有力なのはアーロン・エッカート。彼もなかなかクセのある役柄を演じられる俳優なので、おもしろいんじゃないかと。しかしヒース・レジャーがジョーカー役で出るというのに、豪華なストーリーになりそうですね。クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマンらは「ビギンズ」に引き続き出演し、もちろんクリストファー・ノーラン監督がメガホンを取ります。
バットマン ビギンズ バットマン フォーエヴァー


NBA All-Stars Lives Up to Its Name (POPSUGAR)
 現地時間の日曜日夜に行われたラスヴェガスでのNBA All-Star Game。フロントにはセレブリティがずらり。Jay-ZとBeyonce、Eva Longoria、Diddy、Adam Sandlerに加えて、NFL Super Bowlのハーフタイムショーでのパフォーマンスも記憶に新しいPrinceも観戦していたようです。あんまりバスケって雰囲気じゃないけれど。でもやっぱりNBAが一番カジュアルに楽しめる感じで素敵ですねー。


Justin Timberlake Teams Up With Verizon For JT-TV (geeksugar)
 USのVerizon Wirelessが提供するV CASTのチャンネルとして、Justin TimberlakeによるJT-TVが登場。2007年中に、ファッション、映画、音楽、ライフスタイルの4つの「チャンネル」をスタートするとのこと。ひとまずは昨年ローンチした彼とパートナーのTrace AyalaによるWilliam Rastのファッションショーの模様を流したりするようです。
2007.02.19 Monday

2007-08AW NY

なんとかStyle.comに掲載されている全コレクションの全ルックを眺めましたよ。

結論から言うと、全般的に非常に好きです。今季のNY。

シックでシンプルなNY得意のテイストがよりエレガントになって帰ってきました。2007SSのパリで炸裂したフューチャリズムの影響を受けてか、素材使いや構築的なシルエットにジオメトリックなディテールやカラーブロック使いが印象的な、まさにWWD JAPANが評したネオ・クラシックと呼ぶにふさわしい雰囲気。

細い肩をそのままなぞり、Iラインにすっと落ちるシルエットが特に多く見られた気がします。

トレンドを引っ張ったのは、やはりマーク・ジェイコブス。70年代のイヴ・サンローランを彷彿とさせるというのは各所で見られたコメントですが、昨シーズンのファンタジーから一転したナロー&リーンでマスキュリンなスタイルが、コレクションを席巻。

次いでナルシソ・ロドリゲスカルバン・クラインがトレンドという観点からも今季のNYを代表するブランドと言えるでしょう。ダナ・キャランも久しぶりに(失礼)素晴らしいコレクションを見せてくれました。ここに並べるのは微妙かもしれないけれど、超贔屓のニール・バレットも同様の流れに乗って、期待を裏切らない私好みの内容でした。

とはいえ、個人的にベストはドゥー・リー。そのセンシティヴィティとセンシュアリティは溜め息モノ。グローバルに活躍する日もすぐそこまで来ていると思います。本当に。ザック・ポーゼンもよかったけどね。

プロエンザ・スクーラーら中堅デザイナーに加えてフィリップ・リムサクーンらの若手も、その成長ぶりを安心して見ていられる感じです。サリ・ゲロンは後一歩かなー。

他にも復活したブルースとかジェイソン・ウーとか、意外に好きな感じでびっくりしたマランドリーノ、エディターやバイヤーからの評価が高いロダルテに新発見のクリス・ベンツ、お気に入りのフィーなど気になるハウスがたくさんあって大変。

全体ではそうでもないけど、数点見逃せないルックのあるブランドもあったりするので、写真だけ載せたりしていこうかとも思っています。
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