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2006.10.30 Monday

2007SS Marc Jacobs

ひとまずのNYのラストは、マーク・ジェイコブス

パッヘルベルのカノンにのって、妖精のようなモデルたちが緑の芝生をイメージした花道を歩きながらメルヘンチックなきらめきを撒き散らす、最高のコレクションを見せてくれました。

バックステージでデザイナーが語ったキーワードは、"Light, kindness, peace, and generosity"。

モノトーンが主流を占めたNYですが、彼のコレクションでは一変。カーキ、グレー、クリームなど春夏らしい優しい色がカラーパレットの中心に。

昨シーズンのグランジルックのボリューム感を残しながらも、ライトにかつスポーティにアレンジしたレイヤードなスタイリングとゆったりしたシルエットが印象的。カレン・エルソンのゆったりとしたウェストのサックドレスや、中盤に並んだレイヤードのジャージーのTシャツドレスが素晴らしい。

メタリックなゴールドのボンバージャケットやシルバーのトレンチコートには、透けるセロファンのブラウスを合わせて、未来的ながら柔らかくフェミニンなテイストを演出しています。エドワーディアンなラッフルやフリルのシャツとのスタイリングも秀逸なアイデア。

ガラスのようなジュエリーが靴のヒールやバッグ、トップスやスカートを飾ります。ちょっとカジュアルめのワンピースドレスやスカートも、スパンコールでキラキラした素敵なアイテムに変身。

それでもどこかにリアルクローズな雰囲気が残っているのは、おそらくボトムにフロントにプリーツを施してマニッシュに仕上げたクロップトなパンツなどを配しているから。そのあたりの優れたバランス感覚もマーク・ジェイコブスの素晴らしい才能のひとつ。ジョッキー風の帽子もマニッシュに締めるのに一役買っていますね。

この軽やかな女性らしさと前衛的なボリューム感とシルエットの融合がもたらす新しいエレガンスは、まさにこのデザイナーにしか創造できないスタイル。その圧倒的な存在感を改めて認識させられた、今シーズンのマーク・ジェイコブスでした。


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2006.10.30 Monday

2007SS Calvin Klein

CFDAのDesigner of the Yearを受賞したばかりのフランシスコ・コスタによるカルバン・クライン・コレクション

オープニングを飾った一連のホワイトのタンク・ドレスは、シアーな素材をギャザーやプリーツ、タックで遊んだトップスに合わせて。

批評家からはかなり評判が悪いです。あまりカルバン・クラインという感じではないのは事実。STYLE.COMにあるようにちょっとヘルムート・ラングっぽいしね。インターナショナル・ヘラルド・トリビューンのスージー・メンケスは80年代のクロード・モンタナからの影響にも言及しているし。テックでスペーシーな雰囲気とボリューム感が、うまくいまの気分に落とし込めていないところに、そしてカルバン・クラインのアーカイヴに通じる空気を感じられないところに、何とも言い難いちぐはぐさが。

でも中盤のレモン・イエローを中心にしたジオメトリックな作品や、第2子出産後初めてのランウェイとなるナタリア・ヴォディアノヴァのオーバーサイズなブラックのコートは素敵だと思います。

ナターシャ・ポーリーやジュリア・ダンストールのブラックのボディコンシャスでスポーティなテイストのワンピースは、トレンドも押さえた売れ筋になりそうなアイテム。

これまで順調すぎるくらいに良いコレクションを見せてくれていただけに、少し残念な結果ではありますが、たまには冒険してみるのも良いかもね。という感じのカルバン・クライン・コレクションでした。


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2006.10.29 Sunday

Today's Wire 2006/10/29

なんとなく週末にまとめて更新した方が、効率が良いような気がしてきました。ニュース自体は大方チェックできているのだけれどね。


Liz Said Close to Acquiring Spade (WWD)
 Liz ClaiborneによるKate Spadeの買収がようやく最終段階に来たというお話。


Seven Pairs With Yurman (WWD)
 Seven For All Mankindにまたプレミアムなコラボレーションラインが。昨年はNeiman Marcus限定でZac Pozenと組んだアイテムを売っていましたが、今回はメンズジュエリー。そしてお相手は、David Yurmanの息子のEvan Yurman。後継ぎがいたのだね(笑)。でもちょっと気になるなー。Sevenのジュエリーならカジュアルにも使えそう。


Christian Bedat to Exit Gucci Post (WWD)
 かねてからの噂通り、Bedat & Co.の創業者であるChristian Bedatが、正式にクリエイティヴ・ディレクターとCEOを辞任したとのこと。Gucci Groupのマネジメントと方向性に相違があったようですが、そこまでウォッチ部門が強くないGucci Groupとしては痛いところなのではないかと。


Topshop's clear conscience (Telegraph)
 TOPSHOPは毛皮に反対のようです。僕は毛皮反対派には反対という感じなのではありますが、このキャンペーンはちょっとおもしろい。あんまりシリアスでもきつくもなくて。というかそのぬいぐるみのマント、売れるんじゃない?(笑)



V&A offers a spin around pop queen Kylie's stage wardrobe (Telegraph)
 ヴィクトリア&アルバート美術館がカイリー・ミノーグのステージ衣装などの展覧会を開くことを決めたそうです。展示されるのは、彼女がライヴやミュージック・ビデオで着ていたコスチューム、アクセサリーなど。ドルチェ&ガッバーナ、ジュリアン・マクドナルド、ヘルムート・ラング、マノロ・ブラニクなどのデザインしたアイテムも色々と並ぶようで。日本にも巡回してくれると良いですねぇ。人もそれなりに入りそうだし、いつもPOPな東京都現代美術館とかどうでしょう。


LET SMYTHSON SHOW YOU THE WAY (British Vogue)
 イギリスの老舗手帳メーカーのスマイソンが、"Fashion Diaries"の10周年を記念して、ザック・ポーゼン、アレクサンダー・マックイーン、ジャンバティスタ・バリ、そしてミッソーニによるデザインのモデルを販売するというお話。日本だといまはどこで手に入るのだろう。アクアスキュータムも取り扱いをやめたようだし。


A NEW CATWALK STAR (British Vogue)
 ヘレナ・クリステンセン、ナタリア・ヴォディアノヴァ、エリン・オコナー、アンジェラ・リンドヴァル、エリーゼ・クロンベ、カルメン・カースらが所属するICM MODELSから有望な新人。ポーランド出身の16歳、Marcelina Sowa。14歳でワルシャワで開かれたモデル・コンテストで見いだされ、2007SSのランウェイでは、ビバ、プラダ、クリスチャン・ディオール、ドリス・ヴァン・ノッテン、ジョン・ガリアーノ、そしてこの秋のフレグランスのADにも採用されたイヴ・サンローランなどに登場。いい表情してます。



ユニクロ、第二弾は「G.V.G.V.」(日本繊維新聞社)
 どうなんだろう。「デザイナーズ・インビテーション・プロジェクト」の第2弾。個人的には、フィリップ・リム、G.V.G.V.が気になる。まあルッツも。しかしアレクサンダー・プロコフとか一般にはマニアック過ぎるし、前回に続き人選がかなりナゾ。プライスは評価できるが、質がやはりどうにもなっていないので、そこを改善しないと誰にも嬉しくないプロジェクトになりますよ。これは。


【わかるかも中国人】(6) アートビジネスを育む廃墟「莫干山路50号」(NBonline)
 今回からは、個々のアーティストや社会背景ではなく、上海の現代アートが注目されるに至ったインフラ=アートビジネスがどのようにして構築されてきたか、というお話。既に知られた話ではあるけれど、復習にもなるしどうぞ。


Googler in chief, George W. Bush (CNET News.com)
George Bush meets the Google (CNET News.com)
 CNBCのマリア・バーティロモとの対談で語ったところによると、ブッシュ大統領はメールは全然しないけど、Google Earthはお気に入りの様子。まあ大統領くらいになると仕事ではメールは使わないようねぇ。どう考えても。


Google、「ググる」の使い方を注意 (ITmedia)
 Official Google Blogにエントリーされて話題になっているようで。つまり動詞的な使われる"Google"というのは、単なる検索行為一般ではなく、Googleの提供をするサービスによって通じて得られる"experience"だということですな。正しい。


フィードがメルマガに取って代わる―開発各社が語る関連ビジネスの今後 (CNET Japan)
 マイクロコンテンツ化が進んであらゆる情報がフィードされるようになれば、デバイスの壁をようやく超えられるようになるはず。PC経由のWebならばタダのサービスが、携帯だと有料だなんて、あなたは許せますか?例えば。


「ユーチューブ」に続く注目サイトはこれだ (NBonline)
 また別の動画系サイトでも紹介するのかと思いきや、”Second Life”。日経ビジネス系の記事にここまで書いてくるのを見ると、新しいネットの動きに本当に注目が集まっていることを実感できますな。内容としては何一つとして新しくないですが、まとめとしては良いのでは。


それでも吾朗監督を応援したくて (bpspecial)
 世襲に関する興味深い考察。僕が基本的に環境や帝王学的な観点も含めて、血脈に一定の信頼を寄せている理由も、まあそのあたりにあったり。


ディズニーランドにキティちゃんが入ろうとしたらどうする? 俺は止めるね (NBonline)
 さして「好き」ではないのだが、どこかしらプロデューサー的視点が強かった僕にとって、やはり糸井重里は小さい頃から「気になる」存在。今回の分の白眉は、別にキティの話じゃなくて。
有限の最たるものはやっぱり人生です。確かにみんなの意見を聞けて本当にいい時代になった。でも、みんなの意見を聞いているうちに死んじゃいますよと(笑)。極端っぽく言うと。
キリスト教は、「なんじの隣人を愛せよ」という言葉で、その大問題を落ち着けた。結局、あなたの見える範囲で、あなたは何をするの、と言っている。
 よく理解していらっしゃる。だからこそ僕はいわゆるソーシャル的なサービスには懐疑的なのさ。個々の意見が十分に行き渡って、それが有効な範囲って、すごく限られている。多くの人にとっては。だからこそ、Googleは全ての情報を司る新しい代理人として、そしてシステムとして存在しているわけで。


全日空、インターコンチネンタルとホテル事業で提携 (nikkeibp)
 実は全日空ホテル、よく使っています(笑)。アークヒルズのもそうだけど、地方に行く時とかね。インターコンチとダブルネームかー。


ファレルからアル・グリーンまで、クエストラブの多忙を極めるスケジュールとは? (notrax)
 ファレルの"In My Mind"の生演奏バージョンの制作?ファレル絡みのリテイクでは、それほどでもなかったオリジナルを超えてとんでもない名作になってしまったN.E.R.D.の"In Search Of..."例もあるし、ちょぅっと期待しちゃおうかな。
In My Mind


クリプス、念願のセカンドアルバムの発売を11月末に前倒し。 (notrax)
 ようやく発売される2ndアルバムの"Hell Hath No Fury"。先行シングルの”Wamp Wamp"もなかなかaddictive。


バットマン最新作は2008年公開 (MTVJAPN.com)
 クリストファー・ノーラン監督による「バットマン ビギンズ」の続編が少しずつ明らかに。公開は少し先だけどね。「ビギンズ」の最後で登場がほのめかされたジョーカーが登場する次回作のタイトルは、"The Dark Knight"。クリスチャン・ベールやマイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマンや主要な配役はそのままに、ジョーカー役としてヒース・レジャーが登用されます。楽しみ。


Bow Wow Ft. Chris Brown - Shorty Like Mine
 曲はまあ特にどうということもないのだけれど、意外とビデオで描かれている世界観がおもしろいのだよね。いまの状況を考えれば、オンラインでのゲリラライヴとか、キャンペーンとか、普通に実現できそうな感じ。
2006.10.27 Friday

Neil Barrett x Puma

お久しぶりです。ようやく落ち着いてきたので、明日以降本格的に復帰ということで。

ならし運転というわけではないですが、たまにはRetail Therapyなエントリーもよいかなーということで、最近のお買い上げの中から、特にお気に入りなものをご紹介。



ニール・バレットとPumaのコラボレーションラインです。

Pumaのプレミアムなラインは、Platinum(同じくニール・バレットとのコラボレーションによる96hoursの前身)やルドルフ・ダスラーなど本当に好きで色々持っているのですが、これはもうirresistible。すごくシルエットが綺麗なのです。そして当然のことながら履き心地も良いし。

もともとは、Cassieが"Me&U"で履いていたり、STYLE.COMでも取り上げられたりしていたAir Jordan 1 Retroのブラックのパテントのモデルが気になっていたのでした。でもNikeって感じじゃないし、と思っていたところにちょうどこのPumaを発見。完全な一目惚れでございます。

半年前のレヴューでも書いたけれど、2006-07AWのニール・バレットはかなり好みでして、欲しいアイテムが色々と。このスニーカー以外に既にお買い上げしているものも(笑)。
2006.10.23 Monday

Goes Everywhere Party Held

コレクションレヴューは今週はお休み。。。書くと言いながら、全然時間取れずに本当にすいませんです。。。

代わりと言ってはなんですが、最近紹介していなかったParty Coverageを久しぶりに。他にも色々あったので、また少しずつUPしていく予定ですー。

まずは、先月末になってしまうけど、Gucciの85周年パーティ。左はCamilla Belleとクリエイティヴ・ディレクターのFrida Giannini。2人とももちろんGucci着用。Camillaもとてもキュート。きっとFridaの考えている"Gucci Girl"ってこんな感じ。隣は渡辺杏&中田英寿。



次はRodeo Drive Walk of Style Awardを受賞したフェラガモのレセプションから。パフォーマンスも披露したKanye Westは、フィアンセのAlexisさんと。いつも一緒ですね。そしてスーツにスニーカーというスタイルを最近本当によく見かけます。隣はバレンティノのコレクションのアフターパーティの様子。もちろんパリ。Janet Jacksonがいたとかいうより、このDiane von FurstenbergとMarisa Berensonの2ショットが強烈過ぎます(笑)。



最後におまけ。と言いつつ、実はメイン。もう冗談かと思ったのですが、パリのColetteで開かれたパーティでのJeremy ScottとMatt Dillon。Dillonは最早シンプソンズかなにかのキャラクターのようです。すごい横顔。。。
2006.10.22 Sunday

Today's Wire 2006/10/22

もはや「今週の気になるトピック」的になってしまっていますが、なんとか更新。どうも仕事の忙しさがピークを迎えておりまして、なんともなりませぬ。。。


Music Companies Grab a Share of the YouTube Sale (The New York Times)
 GoogleのYouTube買収と時を同じくして発表された、YouTubeとUniversal Music Group、Sony BMG Music Entertainment、そして先行して提携しているTime Warnerとのコンテンツ提供や広告モデル、収益シェアなどの契約には、YouTubeへの小規模出資という項目があるらしいというお話。確かにそこまでしていれば、音楽メジャーからの著作権関連での訴訟の可能性は低くなりますね。こちらに詳しいとおり、Googleもそれなりの防衛策を取っているものの、こういう条件があっての買収だったとすれば、さらに納得度が高まるというもの。ところで、Time Warnerがこの手の話に一番積極的に見えるのは、瀕死のNapsterをUniversal時代に買収したEdgar Bronfman Jr.がCEOだからでしょうな。


Murdoch's MySpace aims to expand ad deal with Google (BrandRepulic)
 GoogleがMySpaceと動画投稿サイトという点で競合になるYouTubeを買収したからといって、GoogleとMySpaceの3年半で最低9億ドルになると言われる広告関連の契約がご破算になるわけではありません。YouTube買収直後に、Googleのエリック・シュミットCEOと広告営業担当VPのティム・アームストロングがNYに飛んでNews Corp.を訪れているらしいし。


「グーグル的な人々」、大増殖の脅威 (NBonline)
 うまくは言えないけれど、「タダ飯を是とする生産消費者」というのは本当にある一面しか捉えていないかもね。かつ資本主義の枠組みにあてはまらないのかと言われるとそれも違うような。


新星グーグルと、老舗フォードの共通点 (NBonline)
 酒井耕一という人は、確実に質が低下している日経ビジネスの編集部の中では、まあ良い方かと思っていたものの、そうでもないようですな。星の数程ある単なる
Googleに対する粗探しの一例。


Reuters、オンラインゲームのSecond Life内に支局を設立 (ITmedia)
 今週も"Second Life"関係のニュースが。ニュース配信社のロイターが、バーチャル支局を設立したというお話。ロイターの実在の記者であるアダム・シック氏がアダム・ロイター(Adam Reuters)として勤務するそうです。Second Life内で起きた事件(ってなんだろう)を報道し、住民に取材をするんだって。今週は会員数が100万人を超えたこともあってか、運営会社のLinden LabのCEOであるPhilip Rosedale氏へのインタビュー記事をはじめ、The New York TimesBusinessWeek Onlineでも取り上げられています。ちなみにアダム・ロイターはこんな人。



NBA、今シーズンの全試合をWebでライブ放送 (ITmedia)
 いいなー。これ。でもアメリカ国内に限られるようです。どういうわけか、3年くらい前からNHKのBSでNBAを放送する回数が明らかに減ってきているような気がするので不満なのです。


スティーブ・ジョブズ氏、Zuneの脅威を一蹴 (ITmedia)
 これだからJobsを愛さずにはいられない。iPodが普及するにつれてクールな要素を失うのではという予想について一言。
誰にでも唇があるからという理由で、恋人の唇にキスしたくないと言うようなものだ。まったく筋が通らない。
 ついでにZuneにはキスしたくなるようなセクシーさはないしね(笑)。


Top 20 Misspelled Search Terms at Yahoo (Search Engine Journal)
 タイトルの通りですが、USのYahoo!がミススペルされた検索クエリのランキングを発表
1. Rachel Ray (Rachael Ray)
2. Tatoos (Tattoos)
3. Scarlett Johanson (Scarlett Johansson)
4. Wierd Al Yankovic (Weird Al Yankovic)
5. Evanesence (Evanescence)
6. Soduku (Sudoku)
7. Barbara Streisand (Barbra Streisand)
8. Louis Vitton (Louis Vuitton)
9. Jamie Presley (Jaime Pressly)
10. Jimmy Buffet (Jimmy Buffett)
11. Brittany Spears (Britney Spears)
12. Brittney Spears (ibid)
13. Anna Nichole Smith (Anna Nicole Smith)
14. Eva Mendez (Eva Mendes)
15. Jessica Beil (Jessica Biel)
16. The Biggest Looser (The Biggest Loser)
17. Jennifer Anniston (Jennifer Aniston)
18. Marie Antionette (Marie Antoinette)
19. Mercedez Benz (Mercedes Benz)
20. Micheal Jordan (Michael Jordan)
 これ見ると結構最近のデータを基に集計していると思われます。"Sodoku"っておもしろいね。それとBarbra Streisandって間違いやすそうだけど、そもそも何でこんなに検索されているんだろうか。と思ったら、Topix.netのこのグラフで一目瞭然でした。10月10日のNYのマディソン・スクエア・ガーデンでのライヴでちょっとした出来事があったようですね。Weird Al Yankovicは、YouTubeで火がついたChamillionaireRidin'のパロディ"White & Nerdy"("Straight Outta Lynwood"に収録)の影響ですね。Chamillionaire本人にも褒められたというゴシップ付きで。しかしScarlett Johanssonは猛烈にミススペルしそうな名前ですな。。。


【わかるかも中国人】(5)新しい摩天楼のリアルとは何か? (NBonline)
 この連載は本当におもしろい。上海という一つの特異な都市からの視点にこだわっているからなのだと思うけど。もちろん一般的な中国というのは、農村地域であって、そういう位置関係はアメリカとNYと似ているのかもね。


Bernard Arnault Looks to Grow Portfolio (WWD)
 LVMHを率いるベルナール・アルノーのプライベート・ホールディング・カンパニーであるGroupe Arnaultが、ヨーロッパで有数の活動的な投資家として知られるAlbert Fr?reと組んで、ヨーロッパの企業を買収するための10億ユーロ規模の新しいファンドを立ち上げるというお話。そしてその投資先として、フォード傘下で売却の噂が流れているアストン・マーチンが候補に挙がっているとかいないとか。


Fire at Town House of Coach's Krakoff (WWD)
 コーチのクリエイティヴ・ディレクターのリード・クラッコフのマンハッタンの自宅が火事。改装中だったようで。気をつけましょうね。


島精機、米ノヴァ社を買収 (日本繊維新聞社)
 日本が世界に誇るニット製造機メーカーの島精機製作所の買収ということで、ご紹介。


Angular Momentum Eglomise Watch (Luxist)
 似合う人がいるのかちょっと不明だけど、少なくとも作品としては素敵。



オールアバウトがインフルエンサー・マーケティング事業 (シブヤ経済新聞)
 オールアバウトがこういう事業に乗り出すことに驚きはないのだけれど、BlueCurrentが日本にも出来ていたとは知りませんでした。今年の8月から営業していたみたいです。



ゴリラズが自叙伝出版へ (MTVJAPN.com)
 "Gorillaz: Rise of the Ogre"という公式自叙伝(笑)が11月2日にUSで発売されるそうです。意外に息が長いよねー。1枚で終わるかと思っていたら、全然そんなことなかったし。欲しいです。
Rise of the Ogre


ノイハウス、銀座に海外初のニューコンセプトショップ (銀座経済新聞)
 ノイハウスの再進出のお話の詳報。新コンセプトのショップとしては、初の海外展開でベルギーの本国の2店舗に次ぐ3店舗目らしいです。実はまだ行ってないのです。カフェでチョコレートドリンクを飲みたい。


Dean & Deluca Caramel Apples (Luxist)
 非常においしそうです。日本でも扱っているのかな?


【CEATEC】似た曲を探して連続再生---パイオニアが「全自動DJ」出展 (日経パソコンオンライン)
ケータイ動画をパノラマ写真に gooが実験 (ITmedia)
 こういう要素技術の利用コストが下がってくると、色々な変化が起こってきそう。どちらにしても類型化と類推でなにかをつくるというものですな。


ソニー、QWERTYキーボード搭載「mylo」を国内発売 (ITmedia)
 思ったよりも早く日本でも手に入るようになりました。でもねー。あんまり日本だと使い道ないんだよねー。きっと。ひたすら公衆無線LANが普及してくれることを祈ります。


より操作性が向上した新型セグウェイ登場―日本SGI、国内の総販売代理店に (CNET Japan)
 旧モデルも含めた全モデルリコールも記憶に新しいセグウェイですが、日本での正式販売が決定。でも一般道でも歩道でもNGなんだよね?たしか。個人的には唯一自分で使ってみたいと思う乗り物なのですが。早く認可を。
2006.10.20 Friday

三日月 / 絢香

なんとなく、ずっと気になっていたのだけれど、今日初めてフルコーラス聴きました。

鳥肌が立った。なぜか。

詩?悪くはないけれど、ストレート過ぎるような。テーマも。

声?明らかに好きなタイプではないし。

曲?ユニークだとは思うが、僕の琴線に触れるラインじゃない。

それでも何か確かなものを感じたとするならば、それは彼女の歌語り(明らかに語法が違うが)の強さによるなのかも。


三日月 三日月
絢香 L.O.E
ワーナーミュージック・ジャパン

2006-09-27
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2006.10.18 Wednesday

BBC Radio1 / Musicubes

BBCのRadio1の"Musicubes"というサービスがちょっとおもしろい。

自分の好きなジャンルを10個選んでキューブというかタワーを作って、ブログにembedしたりできるのです。

とりあえずこんな感じで作ってみました。Grimeがジャンルにあるあたり、UKらしいですね。



ジャンルをクリックすると曲も表示されて聴けたりします。このあたりはLast.fmなんかと同様にインタラクティブラジオ的。まあBBC Radio1なのでむしろ本家ですが。

10個しかジャンルが選べないのが、なかなか悩ましいところです(笑)。
2006.10.16 Monday

2007SS Womens

なんだか手一杯になっていて、ちっともレヴューが進まないので(たぶんこれまで一番behindしているよーな気がする)、なんとなく今後の予定を宣言してみるエントリー(笑)。

今回はなぜかNYがすごくおもしろくて、色々と他にも書きたいのだけれど、ミラノやパリに早く到達したいので、あとカルバン・クライン・コレクション、マーク・ジェイコブス、マーク by マーク・ジェイコブスを今週中に(がんばってweekdayに!)レヴューして、一旦打ち止めにしようかと。そしてようやく週末からミラノに突入して、プラダ、マルニ、グッチ、ジル・サンダー、ボッテガ・ヴェネタ、そして意外に良かったジャンフランコ・フェレ(実は昔すごい好きだった)、エトロ、バーバリー・プローサムあたりを書くつもり。で、パリ!

でもいつもより、じっくり見れている気がするので、まあ良いか。

ロンドンもいくつか気になるところがあるので(ブルック&バッソとかクリストファー・ケインとか)、ちらっと書きます。それで余裕があったらNY温存組も。と、この頃には年の瀬も迫って来ているかもしれませぬ。。。
2006.10.16 Monday

2007SS Narciso Rodriguez

ここでレヴューするのは久しぶりのような気がするナルシソ・ロドリゲス

いつもの構築的なミニマリズムに、テクノな素材を用いてフューチャリスティックなテイストを加えたコレクション。

前半は、テーラードなジャケットやコートなどのボクシーなトップに、スキニーでタイトなパンツというお馴染みのアイテムをPVCなどの素材で表現。

ファイバーグラスが煌めくドレスや、カーボンファイバー使いのマットなブラックなジャケット。レッドやブラックのパネルを半導体の回路のように縫い込んだグレーのカクテル・ドレス。

甲冑を思わせるプラスティックの胸板など、カラーブロックのコントラストや素材の切り替えも、ミニマルかつ未来的な雰囲気を効果的に演出しています。

ただし、硬質なファブリックを用いてシャープな印象を与えながらも、イヴニングウェアでは流れるようなエレガンスを表現してしまうところが、今回のナルシソ・ロドリゲスの素晴らしいところ。ラストを飾るストレートに落ちる美しい3点のドレスは、胸を覆うプラスティックのプレートがセンシュアルで少しフェティッシュなテイストを加えています。

カラーパレットは、ブラック&ホワイトを基調にしながらも、本当の主役はフューシャ・ピンク。ブラック&ピンクってかなり好きな組み合わせだったりします。

ジェシカ・スタムの透けるシルバーのコートにホワイトのプリーツのスカートというスタイリングが、個人的にはベストルックかも。イリーナ・ラザルヌのトロンプロイユ風にコルセットのような刺繍を施したワンピースもおもしろい。

ジバンシィやバレンシアガを見た後だと、今季のNYでも最も注目すべきコレクションという思いをより強くしますね。これからもユニークな作品を見せてくれそうな、ナルシソ・ロドリゲスでした。


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