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2006.09.30 Saturday

Today's Wire 2006/09/30

ちょぅっと今週はrehabな感じであまり動けませんでした。ということでToday's Wireもお久しぶりで、一週間のニュースを総まくりな感じに。そしてミラノも始まってしまった2007SSのコレクション・サーキットもまだ眺めているだけの状態に。。。ちょっと待ってくださいね。


Chloe to Pick Marni's Anderson (WWD)
 クロエはフィービー・フィロの後継者はマルニから?マルニにいるパオロ・メリン・アンダーソン(Paolo Melin Anderson)が今年後半にクロエに加わるとか加わらないとか。つい先日、フィロ後のデザイン・チームの中心的人物だったイヴァン・ミスペラーレ(Yvan Mispelaere)がグッチに移籍するという話が出たばかりなので、しばらく注目ですね。


Viktor & Rolf Walk Down Aisle With H&M (WWD)
 以前ご紹介した今秋発売予定のViktor & RolfとH&Mのコラボレーションですが、どうも今後ウェディング・ドレスも手がけるようです。


BELLE DU JOUR ON TOUR (British Vogue)
 Babyshamblesのライヴにケイト・モスが飛び入り。"Beauty and the Beast"をピート・ドハーディとデュエットしたそうな。ちなみにピートはこれがリハビリ後初のパフォーマンス。いつまで続くのかなあ。勝手にケイトが心配だ(笑)。



MIT Media Lab's expansion (CNET News.com)
 来年春に完成予定のマサチューセッツ工科大学(MIT)のMIT Media Labなどが入居するビルの拡張工事の全容が明らかに。設計は槇文彦でございます。いまあるビルを覆うような形で拡張されるみたいですね。なかなか槇らしいデザインかと。ちなみにMITにはStata Center for Computer, Information and Intelligence Sciencesというフランク・ゲーリーによる建築もあったりします。



森美術館、館長交代を発表−後任に南條史生氏 (六本木経済新聞)
 デヴィッド・エリオット館長が退任。おつかれさまでした。順当に南條氏が後任に。エリオット氏が就任するよいうトルコの「イスタンブール・モダン」ってちょっと気になるね。


時代超え装飾品5千点展示 (asahi.com)
 ようやく装飾美術館の改装工事が完了。またパリも行きたいなあ。


ハイブリッドP2Pで動画配信してました―TVバンク (ITmedia)
ソフトバンクが映像配信で新技術,P2P技術で数万人に同時配信 (Tech-On!)
 オーバーレイ・マルチキャストというP2Pとマルチキャストをハイブリッドしたような技術の利用により、Yahoo!動画のコンテンツのストリーミングで発生するトラフィックを劇的に削減しているというお話。巨大なYahoo!のトラフィックがあれば、GyaOのUUを超えること自体はそれ程驚きではないが、こうした根本的な技術の有無が今後の勝敗を分けることになりそうですなあ。


シスコ、ウェブベースの企業向けオーディオビデオシステムを発表 (CNET Japan)
Cisco,企業向けデジタル・メディア・システムを発表
 マルチメディア(まあわかりやすいので便宜的に使いますよ)配信技術を企業が簡単に利用できるようになると、企業そのものの巨大メディア化という傾向が一層強まるのだろうね。企業サイトの急速な拡大をはじめとして。もちろんYouTubeやMySpaceでのプロモーションは有用なのだけれど、一方で強固なコントロール下でブランディングしたいというニーズも依然強いはず。


Motorolaが未公開会社のVertasentを買収,デジタル・ビデオ・プラットフォームを強化 (ITpro)
 アプローチの仕方は色々。キャリア?プロバイダ?それとも企業やメディアといった有力なコンテンツホルダー?それともYouTubeやMySpaceといった完全にオープンなWebサービス?


Nokia、ボウイが案内する音楽配信サービスをスタート (ITmedia)
 いまいち目的がよくわからないが、デビッド・ボウイというだけでOK(笑)。


MS、楽曲のDRM回避ツールの開発者を氏名不詳のまま提訴 (CNET Japan)
 かなり白熱してきました。Windows Media DRMをクラックするFairUse4WMの話題。これまでの経緯と氏名不詳のまま訴えられた自称"Viodentia"のインタビュー記事がEngadgetに載っています。そして提訴に対する本人の反応も。しかしこの"Viodentia"っていう人、わりとまともな発言をしているように思われる。


米Yahoo!、Webベースビデオ編集ツールのJumpcut買収 (ITmedia)
Yahoo buys Jumpcut (CNET News.com)
 単なる動画投稿やシェアリングではなく、編集できるという点がポイント。ユーザのクリエイションをエンハンスしていく姿勢という点で、Yahoo!の基本方針というのも、それはそれで一貫しているのかなーと感じた次第。


Leo Burnett opens virtual agency in Second Life (BrandRepublic)
CNET launches 'Second Life' presence (CNET News.com)
 すっかりお馴染みになった感のある既存企業の"Second Life"への進出。今度は大手広告代理店のLeo BurnettとニュースサイトのCNET News.comです。スタバとかコンビニとかガソリンスタンドとか、もう意味なく色んなところに出店してみたら?いっそのこと。


MySpace、若者の選挙参加を促すキャンペーンを開始 (ITmedia)
 今月初めに紹介したFacebookに続き、MySpaceでも選挙絡みのお話。こちらはFacebookのように自分の選好を表示したりするものではないですが、つい最近までクローズドなコミュニティだったFacebookと違って、MySpaceには既に候補者のページがたくさんあるからねぇ。


「ホスティング型コンピューティングサービスがもたらすもの」:アマゾンCEOが発言 (CNET Japan)
 Googleの例が顕著だが、インターネット系のサービス運営における競争力の真の源泉は、斬新なサービスやユーザビリティ、エクスペリエンスではなくインフラをいかに安定的かつ低コストで運営できるかどうかだ。そうすれば早い段階で収益を上げることができる。我々がGoogleに熱狂したのは、その検索結果の適合性の高さもそうだが、「きちんとストレスなく動く」という考えてみれば当たり前のことが実現されていた点が大きい(それでもこういったことが起こるのだが)。そして随分長い赤字の期間と20億ドルもの設備投資を行ってきたAmazonのJeff Bezosが言うのだから間違いない(笑)。


Disney's High School Musical continues success in UK (BrandRepublic)
 アメリカでも大人気となったTV映画の'High School Musical'はイギリスでも成功を収めたようです。約200万人がDisney Channelで視聴したんだって。マルチメディアプレイヤーの"Disney Mix Max Player"にも'High School Musical'仕様があるしねぇ。実はちょっと聴いてみたいなーと年明けに思っていたのでした。
High School Musical [An Original Walt Disney Records Soundtrack]


WPP and Universal Music unveil BrandAmp joint venture (BrandRepublic)
 Universal MusicとWPP Groupが50%ずつの折半出資で、BrandAmpというUniversal所属アーティストとWPPの広告クライアントを結びつけることを目的としたベンチャーをロンドンに設立したというお話。WPP傘下のMediaComとUniversalの20年以上に渡る関係に基づくものと思われます。MediaComは最近Universal Picturesも顧客として獲得していたようですが。


How long is 8 years in Internet time? (Official Google Blog)
 今週はGoogleの8歳の誕生日のお祝いらしい。でも実際の誕生日は9月7日



成功への第一歩―起業家へ贈る「付けて良い社名、悪い社名ガイド」 (CNET Japan)
 まあ当然のことではありますが、名前は大事です。確かに"Google"って卒倒しそうなほどインパクトがあるよね。MSNがいまいちだったのも、MSNって名前がいまいちだからだったのかも(笑)。


デジタル時代は「1日43時間」? (ITmedia)
 寝ている時と誰かと過ごしている時以外は殆どマルチタスクしているよね。ラジオの時間が1時間以上あるのが少し意外。
4.5時間は家族と過ごし、3.6時間はインターネット利用、6.4時間は仕事、2.5時間はテレビ視聴、1.2時間は通勤、1時間はIM利用、1.5時間は友人と過ごし、1.2時間は電子メール利用、1.3時間はラジオ聴取に費やしているという。


How to Run a Meeting Like Google (BusinessWeek Online)
 GoogleのSearch Products & User Experience担当VPであるMarissa Mayerの提案する生産的なミーティングを実現するための6か条。
1. Set a firm agenda.
2. Assign a note-taker.
3. Carve out micro-meetings.
4. Hold office hours.
5. Discourage politics, use data.
6. Stick to the clock.
 どれも当然なんだけど、実際なかなか実行されていないと思われますねぇ。


Google Maps spots 120-foot-long insect (CNET News.com)
 Google MapsによるとドイツのArlesbergというところには巨大な虫がいるらしい、というお話。原因はなんとなくわかるものの、やっぱりおもしろいですね。こういうのは。


Love leaves IBM for director role at Nowell Stone (BrandRepublic)
 RSSリーダーで表示されたサマリーに"Nowell Stone, the customer management consultancy, has hired IBM's Jennifer Love as a director."とあったもので、Jennifer Love HewittとIBMに何の関係があるのかと一瞬思ってしまいました。それだけ。


大きさ比較お助けサイトSizeasy (Engadget Japanese)
 ものの大きさって文字で説明されても案外ぱっとわからないもの。シンプルだけど実用的なアイデア。ってまたlifehackなネタを紹介してしまった。。。


ソフトバンク X01HT:HSDPA対応のWindows Mobileスマートフォン (Engadget Japanese)
 欲しいと言えば欲しいなあ。このためにSoftbankってのも微妙だけど。


パイオニア MT-01 電力線サウンドシステム (Engadget Japanese)
 この間少しご紹介したパイオニアのPLC製品の詳細がEngadgetに。ボウルとかプレートみたいでキュート。


Doctor Who named longest-running sci-fi TV show
 なぜか今週からNHKのBS2で放送が始まった"Doctor Who"ですが、実は"Star Trek"並に歴史の長いsci-fiなのです。1963年11月23日(勤労感謝の日だ)にスタートして以来、放送されたエピソードは723話を数え、主役の"Timelord"を演じた俳優は10名。BS2で流れているのは、2005年にリバイバルした最新作。 Timelord役にはChristopher Ecclestonなのだが、Rose Tyler役がなんとBillie Piper!なんとも懐かしい。。。


ジェシカも絶賛! アシュリー・シンプソンが『シカゴ』で舞台デビュー
 映画版でレネー・ゼルウィガーが演じたロキシー・ハート役になんとアシュリー・シンプソンが。9月後半から10月後半まで出演。アッシャーのビリー・フリン役も当初の10月1日までから2週間延長になったらしいので、共演が見れそうですね。


舞台はパリ! クリス・タッカーとジャッキー・チェンが『ラッシュアワー3』を撮影中 (MTVJAPAN.com)
真田広之、『ラッシュアワー3』の悪役に (シネマトゥデイ)
 ジャッキー・チェン×クリス・タッカー×ブレット・ラトナーによるヒットシリーズの第3弾が撮影中。今回の舞台はパリ。そしてなんと悪役で真田広之が出演するらしい。


ディカプリオ&マット・デイモン共演『ディパーテッド』がNYでワールド・プレミア (シネマトゥデイ)
 マーティン・スコセッシ×レオナルド・ディカプリオの3作目にして、香港映画「インファナル・アフェア」のリメイクである「ディパーテッド」のワールド・プレミア。ジャック・ニコルソンも出演してます(良いねぇ)。レオはどーでもよいが、どうしてもスコセッシに監督賞でオスカーをあげたい。切実に。


German circuits to share GP (F1Racing.net)
 予てから話題になっていたとおり、これまで年間2回ドイツで開催されてきたGPが1回となります。ルール上では年間1国1レース開催が基本だったのですが、例外的にドイツとイタリアが1国2レース開催になっていたことを是正するもの。これまでは便宜的にGPの名前を変えてやっていたのだけれどね。ホッケンハイムでのドイツGPとニュルブルクリンクでのヨーロッパ(ルクセンブルク)GP、そしてモンツァでのイタリアGPとイモラでのサンマリノGPというように。2007年と2009年はニュルブルクリンクで、2008年と2010年はホッケンハイムで、という形で相互開催になるのですな。ただしイタリアはイモラの改修工事が間に合えば来年以降も引き続き2レース開催になりそう。
2006.09.26 Tuesday

Today's Wire 2006/09/25

ようやく秋っぽくなってきましたね。完璧に秋冬人間なので嬉しいかぎり。でもあんまり今年は色んなところに出かけられないかもしれないなぁ。


アマンが日本にやってくる。 (All About)
 は!しかも京都に!2008年のオープンということですが、どのあたりに作るのだろう。嵯峨とか?


Provocateur Partners (WWD)
 ケイト・モスをキャンペーンに採用したことでも話題のAgent Provocateurが、John Smedleyと組んで高級ニットウェアのラインを作るというお話。ミニドレスやセーターからなる"French Maid”ラインは白いフリル付きの黒いコットン・ジャージーのランジェリーとコーディネート。"Skater Girl"はレオタードやショートスリーヴのトップスにピンクや黒のコットン・ニットのランジェリーを合わせるそうです。価格帯は"French Maid”が$165から$325、"Skater Girl"が$165から$265。Smedleyだと思えば比較的リーズナブル?


クライン×マドンナ、コラボ写真展開催中 (MSN毎日インタラクティブ)
 もちろんマドンナの来日公演に合わせたもの。本人も来店して色々お会い上げされたようです。10月2日まで。


【わかるかも中国人】(1)変わりゆく都市を見つめる制服少女たち (NBonline)
【わかるかも中国人】(2)文革知らずはファンタジーがお好き (NBonline)
 中国の現代アートを通じて、中国社会の新しい動きを探ろうという興味深い企画。投信とか為替とか株式とかの前に、現代アートという投資先としても魅力的な対象があることを思い出しました。なんか今頃になってGQ JAPANの11月号にも特集されてるしね。こういう出方するのはちょっと嫌なんですけど。


DNPとルーブル美術館、美術品鑑賞の実験プロジェクトを開始 (nikkeibp.jp)
 フランスも色々とがんばっているんですよね。国立視聴覚研究所が10万本のテレビやCMのアーカイヴを無料で公開していたり。セルジュ・ゲンズブールのビデオとかね。


Intel, Omnicom developing ad standards for interactive TV (CNET News.com)
 インテルとオムニコムが共同で現在の10〜15秒のCMを代替するような新しいTVでの広告手法の開発に乗り出すというお話。TiVoやインターネットでの公式/非公式なTV番組や映画をはじめとする動画コンテンツの配信が普及することで、家電メーカーやPCメーカーが当初想定していたのと若干違う形でのリビングルームのエンタテイメントにおけるTVとPCの融合が進む中、消費者から敬遠されず広告主にも満足できるような手法を考えましょうという計画。いくつかの家電販売店でテストされるとのことですが、具体的な内容は不明。オムニコムがアイデアを出し、インテルはその配信方法を考える、という役割分担になるようです。


電力線通信を使って家庭内の各所に音楽を送信するシステム (Tech-On!)
 そうか。日本の場合、電力線通信って、ADSLやファイバーの代替とか競合というよりも、家庭内のネットワークでの利用が想定されるのか。WiFiみたいな使い方だね。


録れるUSBワンセグチューナ「ちょいテレ」 (Engadget Japanese)
 1万円ちょっとなら欲しいかも。バッファローのDH-ONE/U2。いまのところWindowsしか対応していないので使いようがないですが。。。なんにしてもワンセグって慢性的なバッテリー不足を助長するような携帯電話への搭載よりも、PCを同軸ケーブルから解放する役割の方が大きいような気がします。いまのところ。


Google Talk with MSN Messenger contacts (Download Squad)
 Google Talkって、個人的には軽くて余計な機能のないミニマムな設計が気に入っているのですが、いかんせん日本でもユーザが少ないですよね。やっぱりWindows/MSN Messengerが多い。とゆーことでこういうサービスがあると使ってみたくなります。まだ試してないけど。


Zune on Ellen
 来年のアカデミー賞の司会に選ばれたエレン・デジェネレスのトークショー"The Ellen DeGeneres Show"での一幕。Zuneのパッケージって意外とコンパクトなのだね。しかしそんなに大騒ぎする程嬉しい・・・か?

2006.09.25 Monday

2007SS Proenza Schouler

ラザロ・フェルナンデスとジャック・マッコローによるプロエンザ・スクーラー
なぜかジャックは左足を骨折している様子。

ビスチェ風のモチーフやウェストを高めの位置でマークしたナローなシルエットなどのシグニチャーな要素はそのままに、エルベ・リジュールのボンデージやアズディン・アライアのランジェリーライクなドレスのような80年代のタフでセクシーな空気を取り込みながら、端正なラインにまとめたモダンなコレクションです。

2006-07AWに比較するとタイトではないものの、ボディコンシャスな体のラインにフィットするシルエットが中心。

エンボスのレザーを用いたジャケット、そしてテイラードのブレザーといった80年代風のテイストと、ベルテッドなプリーツスカートに2トーンカラーのトップスをタックインするニートなスタイリングのコントラストがおもしろい。

ジェマ・ワードのクリーム色のジャケットとフロントがプリーツになっているスカートという組み合わせが、今季のプロエンザ・スクーラーを象徴するルックです。ショート丈のジャケットは、少し丸みのあるタイトな肩のラインが特徴的。中には、ジップアップなブラックのシーレのブラウスを合わせています。

カラフルなスパンコールを幾何学模様に飾ったボクシーなカッティングのTシャツや、尾馴染みのビスチェ風のトップスは、緑青色のモアレな効果をもたらすシルクのプリーツスカートとスタイリング。

グリーンをベースカラーにブルーや藤色と組み合わせた、エルズワース・ケリー(幾何学的な作風で知られるアーティスト)風ストライプや、ジオメトリックなカラーブロックのプリントや素材の切りかえしのセンスが秀逸。

ボリュームのバランス感覚に優れたトラペーズなショートコートも魅力的なアイテムです。あとホワイトのフレームのサングラスもモダンで素敵ですね。中盤で数点みられたツイードもちょっと気になるところ。レースアップのサンダルは今季様々なコレクションで見られますが、どこか古代ローマやギリシア風です。

カロリーナ・クルコヴァの"Very '80s. And very difficult to wear"というコメントがなんとも印象的。

確かに着こなすのはなかなか大変そうですが、これまでのファン層の心を確実に捉えながら、新しいスタイルを見せてくれたプロエンザ・スクーラーでした。ジャックはお大事に。。。









2006.09.24 Sunday

Cassie / Cassie

今年はP. Diddy改め"ただの"Diddyが率いるBad Boy Recordsに何年かに一度訪れる当たり年。

Cassie、Yung Joc、そしてアルバムチャートで1位を獲得してしまったDanity Kane(そういえば同じくDiddyによってMTVの”Making The Band"からデビューしたDa Bandはあえなく解散したようですが)のブレイクに続き、秋にはDiddy本人の"Press Play"がドロップされる予定。ちなみにDiddyのアルバムからの先行シングル(と思われる)は、ソロデビューの計画も進行中であることが明らかになったThe Pussy Cat DollsのNicole Scherzingerをフィーチャーした"Come To Me"。しかし、いまは亡きBiggieの"Mo Money, Mo Problems"で、Diddy(当時はもちろんPuff Daddy笑)が"Ten years from now we'll still be on top"とラップしてから、今年でちょうど10年。浮き沈みの激しすぎるこの業界で、本当に頭が下がります。。。

そんな中から、今日はシンガーとしてのデビューも待たれるRyan Leslieが発掘したCassieのセルフタイトル・デビューアルバムをご紹介。

よく比較されるCiaraよりも細い歌声に、Ryan Leslie特有の浮遊感が心地よいテックなトラックとRyan本人のヴォーカルが寄り添う感じ。

まあ初めてのテレビ出演でのパフォーマンスに問題があったりと、決して歌唱力に秀でたタイプではないけれど、そういう巧さを期待しているわけでもないし、Ryanの作るスペーシーでミッドテンポなトラックに乗れるヴォーカルっていうところが大事なのですな(MTVJAPAN.comの記事にある"Me & U"の別バージョンのミュージック・ビデオもYouTubeで見たが、編集も相当素人っぽいし制作意図が全く不明だ)。

というわけで、この手の新人のデビューというと、有名どころのプロデューサーが他のアーティスト用に作ったトラックの余り物が回ってきたりして、型通りのアーバンでコンテンポラリーな工業製品的R&Bになりそうなところをうまく逃れているのも、アルバム全曲がCassieに才能を見い出したRyan Lesieによるプロデュースで貫かれているからかも。

どの曲がすごい良いっていうのはないんだけど、本当に自然に入ってきて心地よい。もちろんヒット中の”Me & U"や"Long Way 2 Go"のように、程よい中毒性が徐々に効いてくるシンセサイザーのフレーズが魅力的なチャート狙いの曲もあるのだけれどね。

一番好きなのはRyanとの"Just One Nite"かな。"About Time"とかスパニッシュ・ギターが印象的な"Not With You"も好きかなー。

"Miss Your Touch"は、ちょぅっとだけAaliyah&Timbalandな雰囲気。あ、結局Aaliyahがベストだってことがばれちゃいましたね(笑)。

いま一番何も考えずに聴けるアルバムだったりします。トータルで35分くらいだし。

Ryan LeslieとCassieの様子はYouTubeでも色々見れますよ。



Cassie Cassie
Cassie
Bad Boy

2006-08-08
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New Joc City New Joc City
Yung Joc
Bad Boy

2006-06-06
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Danity Kane Danity Kane
Danity Kane
Bad Boy

2006-08-22
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Press Play Press Play
Diddy
Bad Boy

2006-10-17
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2006.09.23 Saturday

2007SS 3.1 Phillip Lim

よく考えると今回が初のランウェイでのプレゼンテーションだったフィリップ・リム

全体を通して見られたシフォンのハンドメイドのバラの装飾や繊細な刺繍が印象的な、ロマンチックなコレクション。

カラーパレットはホワイトが圧倒的に多いですが、時折ネイビーやクリーム色などもあり、甘くなり過ぎずどちらかいえばクリーンなイメージ。素材も洗いざらした感じの黄麻布やリネンが多く見られ、ナチュラルな雰囲気を演出しています。シルエットは基本的にはフレア目のAラインです。

Tシャツドレスなどの少しカジュアルなアイテムとバラの組み合わせなんかは特におもしろいですね。大きめのポケットの付いたショートなスカートに付けられたもユーモアのあるアイテム。

一方で、チュールの繊細なスリーヴのデシンの優しいブラウスに、ハイウェストでプリーツの施された少しマニッシュでテーラードなパンツを合わせるミックスしたスタイリングも見せています。

メンズのラインも同時にいくつか見られたので、どこかの段階で本格的に展開していくのかも。

ユニットだったDevelopmentを辞めてシグニチャーを立ち上げたのが2004年。すでにジェニファー・アニストンやケイト・ハドソン、キルスティン・ダンストなどの顧客もついているようなので、ひとまず安心ですね。日本でもわりと売れているようですし。






2006.09.23 Saturday

2007SS Doo Ri

今年のCFDA/Vogue Fashion Awardで新人賞にあたる Swarovksi's Perry Ellis Emerging Talent Awardを受賞した、ドゥー・リー・チャンによるドゥー・リー

シンプルで細身なシルエットと、首回りやウェストを飾る刺繍やブラックのメタルの繊細な装飾の組み合わせが美しいコレクションです。2006-07AWでも感じたのですが、ラッフルなども含めて、ヘムラインやネックライン、チューブトップのラインなどの装飾が本当に巧いと思います。

ウェストを高めの位置で太くマークされているために、細さが一層際立ちます。トップスは少しリラックスした感じですが、タイトなレギンズで締めるスタイリング。

Aラインのワンピースはどれもあまりにもかわいい。。。

彼女のシグニチャーとも言えるジャージーのドレープは、今回も健在。薄手のトップスはもちろん、ドレスでは幾何学模様のプリントとの組み合わせも見られました。

ベージュやグレーを中心にしたスモーキーなカラーパレットも素敵。そして時折アクセントとして用いられるメタリックな素材使いが華を添えます。

セシリア・メンデス(今季最注目モデル!)のフロントがホワイトの前掛けのようになっているブラックのホルターとギャバジンのパンツのスタイリングが、ちょっと目を引く感じでございました。

最後の2点のドレスがちょっとどうかな、と思ったものの他はほぼ完璧。計28点と少なめなので、正直全部載せたいくらいですが、半分くらいを苦悩しながら選びました(笑)。

ここまで完成度の高いコレクションを見せてくれると嬉しい限りです。たぶんザック・ポーゼンやプロエンザ・スクーラーなんかと並んでNYを引っ張っていく存在になっていくのではないかと思います。

今後に一層の期待を抱かせてくれたドゥー・リー・チャンによるドゥー・リーでした。







2006.09.22 Friday

Today's Wire 2006/09/22

休みって、あっという間に過ぎてしまいますねぇ。


TV directory MeeVee: Nice, but just skin deep (CNET News.com)
 MeeVeeというアメリカのテレビ番組表のサービスのお話。日本と違ってCATVが普及していて試聴できるチャンネル数が多く、州や地域によって番組編成も結構異なっている上に、標準時も複数あるような国では、こういうサービスの需要は相当大きいのでしょうね。気になる番組とかリストしてレヴューをつけられるとか。気になる番組をピックして、そのスケジュールをGoogle Calrendarに統合できるようになれば良いなあ。ライブドアのこれとかRSSに対応しているし、アートイベントの情報とかもTokyo Art Beatとかのデータが簡単に反映できると素敵。ちゃんと探したらそういうツールってもうあるのかもね。詳しくはTechCrunchのレヴューをどうぞ。確かに番組予約機能とか便利そう。ついでに後で番組の存在に気づいた時のために、YouTubeとかにUPされていないか調べてくれたりするとかなり嬉しそう(限りなくグレーだ笑)。


There.com, MTV launch 'Virtual Laguna Beach' (CNET News.com)
 MTVがThere.comのプラットフォームをカスタマイズして、人気番組"Laguna Beach"のSecond Life風のvirtual worldを立ち上げたというお話。"Virtual Laguna Beach"というそのまんまの名前なのですが、とにかくアメリカではアバターはポリゴン3Dでぐりぐり動く!というのが基本。日本とか韓国のアニメっぽい2Dのサービスをそのまま持って行ってもなかなか難しいのだと思われますな。ところで、"Laguna Beach"って日本のMTVでも流していたのだね。一応CATV入っているのにちゃんとチェックしていない私。。。


News masher on tap (CNET News.com)
 Voxantという会社による「合法的な」ニュースコンテンツ再利用/配信モデルのお話。GoogleがMTVと組んでコンテンツをAdSenseのネットワークで配信し、広告をメディア・コンテンツホルダー(MTV)・エージェンシー(Google)の3社でレベニュー・シェアするようなモデルの構築が進んでいる中で、敢えてニュースに特化したサービスを立ち上げる意味はあるのだろうか。この間取り上げたQuigoと同じようなニッチ狙い?


YouTubeで新人ミュージシャン発掘コンテスト (ITmedia)
YouTube's Battle of the Bands (Wired News)
 特に驚くような企画ではないものの、いまいちナゾなのはABCの"Good Morning America"との絡み。そんなにedgyなイメージは追求していないとゆーことかな?裾野を広げるという点では効果的かもね。それはそれとして、こういった類の企画をプランニングしてリソースを集めてパートナーと話をまとめあげる経験や知識のあるマーケターが圧倒的に不足しているそうですね。メディアにもエージェンシーにもスポンサーにも。


Study on Japanese mums shows low motivation to buy (BrandRepublic)
 日本のマッキャンエリクソンの調査結果をBrandRepublic経由で知ることになるとは(笑)。2004年から実施している「Real Mothers」プロジェクトの第3弾では、小学生以下の子供がいる母親約1000人の「消費」に焦点を当てたようです。リサーチの結果、母親を5つのタイプに分類。なかなか興味深いです。


MindShare takes on Unilever Japan (BrandRepublic)
 LVMHに続き、MindShare/アサツーDKがユニリーバの日本でのメディア・プランニング/バイイングの代理店契約を獲得したというお話。どうも博報堂が仕事を失ったようでございます。バイイングは現地代理店に、プランニングは気の知れた外資系で、という外資系消費材メーカーの日本での動きが最近多いような気がしますねぇ。これじゃあ本当に下請けみたいじゃないですか(笑)。


Slimane's 'Portrait of a Performer' (WWD)
 チューリヒのGalerie Gmurzynskaでエディ・スリマンの個展が開かれるというお話。写真家としての活動は有名ですが、今回はペインティングも数点。キャンバスだけでなくアルミニウムに描いた作品もあるようです。詳細はこちらをどうぞ。



Chanel Goes Sci-fi With Art Project (WWD)
 シャネルが企画中のアート関連のプロジェクトで、「アンビルドの女王」=ザハ・ハディッドの設計による移動式のミュージアムのようなものが作られるらしい。まあ最近は彼女の建築も実際に色々出来始めてきたけどね。ようやく技術が彼女の発想に追いついてきたというか。


3人に2人は毎週アイスを食べる、容器への不満は「残しておけない」がトップ (nikkeibp.jp)
 ほぼ毎日食べていますが(笑)。
食べる時間帯は、平日では「午後8時から11時59分」の47.0%、休日では「正午から午後3時59分」の40.3%がそれぞれ最も多かった。
 ほう。休日はなぜに昼間?外でのデザートとかかな?
また、「テレビCMや広告に影響されて買ってしまった製品」(自由回答)は「ハーゲンダッツ」がトップ。次いで「ロッテ『爽』」「赤木乳業『ガリガリ君』」「雪印『トルコ風アイス』」と続いた。
 さすがハーゲンダッツ。しかしガリガリ君は偉大だね。


「まくらが自分に合っている」は約半数、2割以上は「分からない」 (nikkeibp.jp)
 まくらは重要です。そして、まくらに関する調査結果が発表されたそうです。僕は少し高さがあるのが好きなのですが。
最もよく使っているまくらの購入場所は、「ホームセンター」(15.9%)が最も多く、「スーパーマーケット」(14.8%)、「寝具専門店」(11.2%)、「デパート」(8.8%)と続く。「まくら専門店」はわずか0.7%だった。
最も使用するまくらについての不満点としては「高さが合わない」(20.9%)、「硬さが合わない」(12.8%)といった使用感に関する内容が挙げられた。しかしそれ以上に「自分に合ったまくらなのか分からない」(22.0%)とする回答が多かった。
 まくら専門店のみなさん、相当ビジネスチャンスがありそうですよ。ところで、上のアイスの調査もインターワイアードなんですが、楽しそうだけどずっとやってたら飽きそうですね。てゆーか、電線とかワイヤーハーネスを作っている会社だったのですね。そもそも。


「小泉構造改革が残したもの」 (ニッセイ基礎研究所)
 アメリカより成功者に対する報酬が経済的にも社会的にも桁はずれに小さく、ヨーロッパのように古くからの王侯貴族が現在でも実社会で影響を持っているわけでもない日本で、軽々しく「ノブレス・オブリージュ」という言葉を使うのはどうかと思いますな。まあタイのクーデターのように何かというと最後は片手落ちな「倫理」だけでカタをつけようとするあたりは、いかにもアジア的なのかもしれないが。


国立新美術館が開館前の館内見学ツアー (六本木経済新聞)
 2007年1月21日に開館する国立新美術館。黒川紀章と聞くとなんだか懐かしい気分になるが(別にそんな歳じゃないけど)、行ってみたいですね。特に夜の会。こちらから申し込めますが、1回につき定員30名っていうのは厳しいなー。ハガキってのも面倒だし。


Casino Royale trailer
 11月に公開される007の最新作"Casino Royale"のトレイラー。ダニエル・クレイグがジェームス・ボンド役に抜擢されて初めての作品になるわけですが、やっぱり華が足りないですよねぇ。そのうちに慣れるのかな。。。
2006.09.21 Thursday

2007SS Derek Lam

そろそろちゃんとレヴューを始めないと、というわけで、まずはデレク・ラムから。

今季は、ナチュラルでゆったりとしたシルエットが印象的なコレクションを見せてくれました。

カラーパレットも、オリーヴ、ブラウン、グレーなど淡い色合いが中心。

フォークロアな気分のチュニック、Aラインのワンピースやドレスなどにパンツを合わせるレイヤードなスタイリングもリラックスした雰囲気を巧く演出しています。

フルレングスの少しワイドなパンツや細いベストなどからは、マスキュリンな要素も感じられますが、レースやアイレット、クロシェ、チェックのシフォンといった素材使いやディテールが優しいテイストを加えています。

ジオメトリックなカラーブロックやプリンティングもおもしろいですね。

最後に登場した、デレク・ラムお得意のギリシアの女神風のゴージャスなドレスも素晴らしい。

元グッチCEOのドミニコ・デ・ソーレがショーに訪れていたし、いくつかのプライベート・イクイティも興味を示しているようで、今後も一層の発展が期待できそうなデレク・ラムでした。








2006.09.21 Thursday

Today's Wire 2006/09/20

あんまり量はないものの。毎日更新できると、時間的にも気分的にも大変よろしいです。はい。


Luring Luxury Brands To The Web (BusinessWeek Online)
 もう散々お世話になっているStyle.comのお話。フェンディがメゾンとして初めての動画広告をStyle.comに掲載するそうです。15秒のスペシャルなビデオが流れるのは、ミラノコレクション期間中の9月後半。今回の2007SSのNYコレクション期間中には、昨年より54%多い88の広告主を獲得したそうで。他にもマノロ・ブラニクの30周年を記念したコンテンツを特別に制作した話とかも載っています。


Project Alabama Shuts Operations (WWD)
 残念なニュース。タリー・チャニンとエンリコ・マロネ・チンザノによるプロジェクト・アラバマが設立6年目にしてクローズされるそうです。おそらく財政的な問題でしょうが、もし支援者がいれば歓迎するとのこと。ちょうど1年前の2006SSのNYで初の欄ウェイを行ったばかりだったのですよね。この「プロジェクト」は、チャニンの故郷のアラバマ州フローレンスの伝統的な地場産業だったキルトの再生も目的の一つで、制作も地元のネットワークによるところが大きかったのですが、そういう意味でも色々もったいないなあ。


Quigo: The next Google? (CNNmoney.com)
 最近頻繁に聞くようになったので気になっていたQuigoについての記事が。Quigoは、AdSonarという、GoogleのAdSenseやYahoo!のContent Matchなどと同じような、Webページの文章を解析してその内容に合った広告を表示するサービスを提供している会社。最近では、ESPN.comや17紙を傘下に持つCox Newspapersとの契約締結がニュースになっていたりしました。静かに拡大を続けている要因は大きく2つ。
 まずは既存メディアがもつGoogleやYahoo!に対する警戒心。既存メディアのWeb上での純粋な代替物として機能しているポータルとしてのYahoo!はもちろん、Google Newsに代表されるテクノロジーによるアグリゲーションでメディア化する可能性を秘めた(Google自身の意図とは異なるように思うが)Googleのようにライバルになり得る企業に利するようなことはできればしたくない、と。その点、Quigoは純粋な広告ネットワークのプラットフォームであるという点で、(いまのところ)メディア化する気配はないし、それほど規模も大きくないので汲みしやすいという判断。
 また、Quigoは広告ネットワークのシステムのOEM的なサービスも行っているようで、そこではWebサイトオーナーがスポンサーに対して直接コンタクトを持てるということ。手間は多少かかるものの、当然Quigoに支払う手数料も少なくてすむし、よりサイトの内容に適した広告の表示が可能になるわけです。なにせGoogleやYahoo!のネットワークはサイトオーナー側にはブラックボックスで、広告表示に関して細かくコントロールできないからね。
 記事の中では、他にもVibrant MediaとかLinkstormなんかも注目すべき企業として挙げられています。


R&D into eternal life doesn't come cheap (CNET News.com)
 何千年も生き続ける方法がそのうち見つかるのかもね。そのうち。しかも健康的に。その研究者っていうのがいかにも怪しそうな風貌なのが気になるが(笑)。


『観客民主主義』を超えて 〜一億総評論家時代に終止符を〜 (三菱総合研究所)
 ここで敢えて取り上げることでもないのかもしれないが、最後の部分の記述はなかなか微妙だ。
ポスト小泉時代の始まりを契機に、一刻も早く一人でも多くの人たちが『観客民主主義』、『おまかせ民主主義』から脱却し、地域づくりの当事者としての自覚の下に、意欲と情熱を持って自らの足で地域社会に踏みとどまることを期待したい。
 多くの人は、概して身の回りのことに関しては、適切な判断や対応が可能だ。しかし少し大局的な事柄となると途端に怪しくなる。例えば国政とか。とすると、本来の意味での主権在民という観点で選挙による政治的判断の適正性が担保できるのは、所詮は地域社会レベルなのだから、とりあえず(あるいは、せめて)地方政治くらい当事者意識をもって取り組んでくれ、ということなんでしょうかねぇ。穿った見方をすると(笑)。わからないでもないけどさ。


How to create timelines in Excel (Download Squad)
 わざわざ教えてくれなくても、もうやったことあるよ、という方もいそうですが。エクセルでタイムラインを作成するTips(Life Hackって言いたい?笑)。Microsoftが自ら紹介しているのが、ちょっとおもしろい。
2006.09.21 Thursday

Kate Moss Designs New Topshop Line

TopShopとケイト・モスという、現在のイギリスのファッション業界で最も勢いのあるアイコンのコラボレーションが実現

まだコレクションのラインの名前や価格帯などは決まっていないものの、2007年の春からイギリス国内の308のTopShopの直営店とオンラインショップで発売されるようです。

ケイトの役割は、コレクションの全体的なディレクションのアドバイスといったところになりそうな感じ。それぞれのアイテムについても必要に応じて関わったりするのだと思うけれど。ADキャンペーンに登場する可能性もあるようですが、基本的には他のモデルを採用する模様。まあ当然と言えば当然のお話。

色々な話を総合すると、年間数億ドル規模の売上を狙っているのではないかという噂。単純に比較するのも難しいですが、J.LoのSweetfaceが2億ドル、グウェン・ステファーニのL.A.M.B.が初年度に9千万ドルを目標としているようなので、結構な規模ではあります。

日曜日のTopShop Uniqueのショーにケイトが姿を現したのも布石だったのですねぇ。TopShopを所有するArcadia Groupオーナーのサー・フィリップ・グリーンとフロント・ロウに並んでいたのが話題になっていました。



ケイトとTopShopの契約は長期に渡るものになるようなので、色々と楽しみ。
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