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2006.07.31 Monday

Today's Wire 2006/07/30

FFIII New Trailer
 8/24にNINTENDO DS用にリファインして発売されるファイナル・ファンダジーIIIのトレーラー。すごい懐かしいですねぇ。一番最初にやったFFがIIIだし、いまだに一番好きな作品だったりして、色々と思い入れがあるのでした。なんかまたDSを買いたくなる理由ができてしまったなあ。


Teen network sites in battle for the bands (Guardian Unlimited)
 より洗練されたMySpaceとして注目されているBeboがMySpace同様に登録ミュージシャンが自分のページに自分の作品をUPできるサービスをスタート。MySpaceが最大4曲までと制限があるのに対して、何曲でもOKなのがポイント。ゴメスなんかも登録しているようです。Beboはサンフランシスコで運営されてるのですが、どういうわけかイギリスで人気になっていて、イギリス国内ではMySpaceの330万ユーザに対して570万ユーザとなかなか健闘してますね。


ADK and MindShare bag LVMH Japan (Brand Republic)
LVMH drops Dentsu for MindShare ADK (Brand Republic)
MindShare lands ?4m Napster media brief (Brand Republic)
 LVMHジャパンのメディアバイイング及びプランニングのエージェンシーが、これまで8年間担当してきた電通(今回のコンペにはUniversal McCannと組んで傘下)から、アサツーDK/MindShareに変わるというお話。日本で最大規模の雑誌への出稿額を誇るLVMHだけに、電通には痛手ですかねぇ。8800万ドル。記事にはLVMHジャパンのエマニュエル・プラットのコメント付き。イギリスではNapsterとの契約も獲得したようで。
2006.07.30 Sunday

2007SS Balenciaga Mens

ようやくパリに到達。まずはインスタレーション方式での発表となった、ニコラ・ゲスキエールによるバレンシアガ

インド産の織物を使ったブレザーのようなクラシックなアイテムや、クリストフル・バレンシアガの作品からの影響を感じられるジャケットに、スキニーなレザーパンツや尖ったシューズなどでロックなテイストも加えたコレクション。

ミリタリーとサファリという今季もメインストリームのひとつとなっているトレンドもシンプルでモダンなシルエットに落とし込んでいます。

トレンチもジャケットも欲しい。。。

もう少し多く点数を用意してくれればなー、とも思いますが。シーズンに入れば他のアイテムも揃っていることを若干期待。

小柄な私には、サイズ展開的に実際に買うとなると難しい服もあるものの、お店で見るたびに相当気になっているバレンシアガなのでした。



2006.07.30 Sunday

Today's Wire 2006/07/29

ちゃんとしたエントリーを書け!という話もありますが、とりあえず続けてみましょう(笑)。今日見つけた気になるニュース。ちなみに2007SSのメンズのパリは日曜日からUPする予定です。。。


★Saving lives in the virtual world (CNET News.com)
 かなりディープに展開し始めているオンラインのヴァーチャル・ワールド"Second Life"内で、レスキュー隊の訓練のシミュレーションをしようというお話。カーレースや飛行機の操縦のトレーニングなんかでは実際に行われてるよね。PSやPCのゲームとかも使って。


PSPファームウェア 2.80公開 (Engadget Japanese)
 PSPのファームウェアがupdateされて、ストリーミング再生だけではなく、ちゃんとポッドキャスト(ビデオも)が保存できるようになった様子(本来当たり前の機能だが)。最近あんまり使っていないのだけれど、もうちょっと持ち出そうかと思っております。


Standpedia--Flashで「議論を視覚化」する (CNET Japan)
 そうそう。なかなか興味深いサイトなんですよ。しかし!残念ながら日本語は非対応です。なにかのブログで読んでこのサイトを知った時に、投稿してみたのですが、NGでがっかりしていたのでした。しかも投稿したissueを削除する方法がないようで。。。でもCNETで紹介された時に、コメントとか付けていただいたようです(笑)。


Spain Gets Another Gehry (Luxist)
 ビルバオのグッゲンハイムに続き、スペインに2つ目のフランク・ゲーリーの作品が出来るというお話。Hotel Marqués De Riscal(ホテル マルケス デ リスカル)という、ワインで有名なリオハに今年9月にオープンするホテルです。シェラトンやセント・レジス、ウェスティン、メリディアン、Wなどを傘下にもつスターウッドが運営。もちろん、ゲーリーお馴染みのぐにゃぐにゃでございます。


Mini-jet designer thinks supersonic
 ホンダがジェット機についに参入というニュースもありましたが、こちらは少し未来のお話。音速のミニジェットです。2013年に商用利用が始まる見込みらしい。どうしてもこういうのは気になってしまうもので。


テレビ番組表そっくりのRSSリーダーをはてなが開発 (日経パソコンオンライン)
 いま個人的にWeb系のサービスを考える上で一番注目しているキーワードが「時間軸」だったりするので、こういうインターフェースは興味深いです。使い方によってはトレンドの波が手に取るようにわかるかも。全然はてなユーザでないのだけれど、はじめてちゃんと使ってみる気になりました。
2006.07.29 Saturday

Today's Wire 2006/07/28

あんまりニュース・フィルタリングみたいなエントリーを乱発するのはどうかと思っているのだが、最近読めずに溜まっているものが多過ぎるので、試みに。


ポストゲイツ時代にバルマー氏が担う新たな役割 (ITmedia)
 あれだけ巨大になってしまった組織の「再編」ってそんなにすぐに効果は出ないのだろうね。そしてSteve BallmerがMicrosoftでのイノベーションの第一人者になるなんて、どうやっても考えられないよ。てゆーか、それはRay Ozzieへの対抗心?(笑)。


Justin Timberlake / Sexy Back
 昨日あたりにMTVのTRLでpremier。9月発売の新作"Futuresex/Lovesounds"からの先行シングル。”前作に続きTimberlandのプロデュースですね。


Janet Jackson feat. Nelly / Call On Me
 こちらはBETでpremier。こちらも9月に発売のアルバム"20 Years Old"からの先行シングル。なんだか90's末か00's初めに戻ったみたいな懐かしい香りのするサウンド。しっとりとして涼しげで、夏にゆったり聴きたい感じ。監督はHype Williams。本当に画面3分割のletter boxはやめたのだね。プロデュースはJermain Dupri。


NTT東西がエキサイトに出資--NTT東は伊藤忠に次ぐ大株主に (CNET Japan)
 ある意味では今日最大のナゾなニュース。エキサイトとNTT東西の関係といえば、当然ブロードバンド事業での回線仕入れなわけだが。でも前日の第1四半期の決算を見ると、ブロードバンド事業の構成比が増えているし(回線を仕入れることで売上を大きく見せている?)、いまさら感が強いもののそれなりに力を入れるということなんですかねぇ。


A Cingular Stones Concert (BusinessWeek)
 Cingular Wirelessが7/28にパリで行われるThe Rolling Stonesのライヴをリアルタイムで配信してしまうというお話。しかもオーディエンス側からの音ではなく、ミキシング・ボードから直接音を配信してしまうというから少しびっくり。Single Touch Interactiveという会社の技術を利用したサービスで、携帯から事前登録しておけば、ライヴが始まると同時に自動的に携帯にコールされる仕組みとのこと。こういうのが広がると、イヤホンとかスピーカーみたいなアクセサリーが、iPodの時と同様に売れるかもね。
2006.07.27 Thursday

Daedelus / Sundown

Justin Timberlakeの"Sexy Back"がMTVのTRLでworld premierされたとか、ヴェルサーチの2006-07AWのADがゴージャスだとか、トム・フォードの新しいフレグランスの"Black Orchid"のADにFrench VogueのCarine Roitfeldの娘のJulia Restoin-Roitfeldが登場するとか、色々気になるものはたくさんあるものの、ひとまず置いておき。

YouTubeをふらふらしていたら発見しました。



Ninja TuneのDaedelusの"Sundown"のミュージック・ビデオ。
なかなかおもしろいでしょ。

Fox Sports系のCGやCNETのメディアキットなどを手がけてきたClay Lipskyによる作品でございます。彼のこれまでの作品はこちらに。もちろん彼のサイトからDaedelusのビデオも見ることができますが。

ちなみにDaedelus(Daedalus)ってギリシア神話のIcarusの父親なんですね。

そして新作が最近出ていたのに全然気づいていませんでした。。。


Daedelus Denies the Day's Demise Daedelus Denies the Day's Demise
Daedelus
Mush

2006-05-09
おすすめ平均
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2006.07.23 Sunday

2007SS Alessandro dell’Acqua Mens

かなりストレートなアーミールックがテーマのアレッサンドロ・デラクア

タイガーの顔を全面にプリントしたTシャツや、ゼブラ柄を大胆に取り入れたシャツやパンツなどが印象的。カーキやベージュを中心とした、サファリな雰囲気も好きな感じ。

コンバースのAll Starをアレンジしたスニーカーも気になるアイテム。特にシルバーが素敵です。

今季のミラノで多く登場した、胸元のエンブレムがここでも登場。メゾンごとに色々見れて楽しいですね。

大きなトレンドのひとつである、タイトでショートなシルエットのジャケットも豊富。ミニマルなダブルのスーツは、どのランウェイでも必ず見かけますね。。。アウターには、クロップトや少しロールアップしたパンツと合わせるのがポイント。ジップアップやニット、ポロシャツもどれも使いやすそうだし、レザーのボンバー・ジャケットも魅力的。

いつものように、トレンドをしっかり押さえた上で、モダンかつウェアラブルなコレクションを見せてくれた、アレッサンドロ・デラクアでした。






2006.07.23 Sunday

2007SS Costume National Mens

エンニョ・カパサによるコスチューム・ナショナル

いつもよりシックでクリーンな印象の今回のキーとなるアイテムは、軽やかなシャツ・ジャケットに、ガーゼのように薄く透けるニットやリネンのシャツといった、着ていることを感じさせない"naked"な服たち。

使われている色は、シャイニーなブルーにホワイト、ブラックにグレーが中心。シルエットは少し緩めだけれど、カッティングはやはりシャープで、リゾート仕様ながらどこかアーバンな雰囲気。

アビエイター風のジャケットや、ローマ時代の剣闘士を思わせるサンダル、素肌に巻くスカーフなどが印象的なアイテム。

個人的には白い光沢のあるシャツがなんとなく気になりましたねー。






2006.07.23 Sunday

2007SS Alexander McQueen Mens

もしかしたらここで取り上げるのは初めてになるかもしれない、アレクサンダー・マックイーン。色々と理由があって、あまり好きではなかったのだけれど、最近はそうでもなくなってきました。

コロニアル風の建築が印象的なレオナルド・ダ・ ヴィンチ科学技術博物館で行われた、繊細で耽美的な今回のテーマは、NYのハーレム。

それはまた同時に、あくまでトーマス・マンの原作を脚色し、美しい少年に魅入られた作曲家を描いた、1971年のルキノ・ヴィスコンティ監督による「ベニスに死す」の主題曲である、グスタフ・マーラー("MAHLER")のアナグラムとしての"HARLEM"でもあります。

ラペルを犬歯模様のパターンやチェック柄でトリミングし、イギリス刺繍を施してフェミニンなテイストを加えたジャケットは、まさに今季の繊細さを象徴する作品。一方で、マックイーンの優れたテーラリングの技術による造形が、マスキュリンなベースを提供しており、この二つの要素の完璧な融合が、今回の成功の大きな要因になっているのではないかと思います。

刺繍はジャケットだけでなくカーディガンなどにも見られ、蛾のプリントなどのディテールも印象的。

前半のカラーパレットは、淡いグレーやピンク、ブルーなどが中で、耽美的な雰囲気を効果的に演出しています。

風になびくモスリンのテントの下を歩くモデルたちは、少年の危うい刹那的な美しさを称えているかのよう。

一方で、イヴニング・ウェアではゴールドとブラックの大胆なコンストラクトにベージュを加えた組み合わせたタキシード・ジャケットを要とするスタイリングが秀逸。スパンコールで飾られたスケルトンのニットとストライプのシャツの組み合わせも素敵です。

ヴィスコンティの映画のゴージャスさ、クチュールを思わせるような美しい装飾などのディテール、ハーレムのダンディさを昇華した、今シーズンのミラノでも最も完成度の高いコレクションを見せてくれた、アレクサンダー・マックイーンでした。








2006.07.23 Sunday

2007SS Prada Mens

モードにおけるヴィジョナリーとしてのミウッチャ・プラダによる今季のプラダは、サイバーでエレクトリック。

会場には、各国のエピセンターを手がけるレム・コールハースのスタジオ(OMA/AMO)による架空のWebサイトが投影されていたようです。

フォーマルなテイラード・スーツの足元には、ウールのソックスとサンダルを。
グレーやベージュといったスモーキーなスーツやコートの中は、ケミカルでビビッドなカラーのシャツやニットを。そしてシンプルなシルエットのスポーティなアイテムには、アフリカのトライバルなプリントを。

対称的な要素の組み合わせが、エレガンスとスポーティさをうまく融合させた、未来的なスタイルを生み出しています。

そのコレクション全体のフューチャリスティックな雰囲気の源泉となっている、ナイロンのコートは、シルエットのボリュームを調整できるベルクロのマジックテープが少しレトロなイメージ。また、ボトムでフレアに広がるシルエットがどこか袴を思い起こさせます。同様にベルクロを使ってアシンメトリーな流れを固定するシャツや、パリっとしたコットンのボンバー・ジャケットのウェストをタイトに絞ったボリュームの作り方も、どこか東洋的な香りがします。

オレンジのバッグやナイロンコーティングされた帽子、強めの光沢のパテント・レザーのアイテムはどれも強烈な印象のアイテム。

ロゴのテキストこそないものの、明らかにプラダのものとわかる逆三角のモチーフを、首元や胸ポケットに施しているのも興味深いところ。

過去に囚われず、未来と真正面から対峙するミウッチャ・プラダの姿勢こそ、シーズン毎に死に行くべきモードの本来の姿を見据えたものと言えるのかもしれません。

そんなことを考えさせられた、今季のプラダでした。









2006.07.19 Wednesday

P&G is Closing Rochas Fashion House

がーん。WWDからのBreaking News。

オリヴィエ・ティスケンスの素晴らしいクリエイションで、パリでも最も期待度の高いコレクションのひとつとなっているロシャスがクローズされることになったようです。

親会社であるP&Gの広報が、火曜日にメゾンの30人のスタッフにクローズするプランを説明したことを認めています。

パコ・ラバンヌをクローズするというニュースをお知らせしたときも書きましたが、フランスでは服飾関係の企業でのレイオフに関しては規制があるので、実際のプロセスには数ヶ月を要するはずではあります。

とりあえず2006-07AWは出荷されるようですが、10月の2007SSへの参加はなさそうな気配。。。

P&Gはライセンスによる継続を考えているようですが、フレグランスとの同時展開がマストの様子。

そういえば、レナウン(旧ダーバン)がロシャスとライセンス契約結んで山地正倫を起用したメンズのラインはどうなるんだろうね。とりあえずこの秋冬はもう3月に発表されているけど。

創業者であるマルセル・ロシャスの死後、ウェラによる買収を経てどちらかというとフレグランス・ブランドとして有名になっていたのですが、2002年10月に発表の2003SSからプレタポルテに参入。翌2003-04AWからは、オリヴィエ・ティスケンスをデザイナーに迎えてからの躍進はご存知のとおり。今年のCFDAでは、International Designer of the Yearに選ばれたばかりでした。

遡って2003年にP&Gがウェラを買収した際にロシャスも一緒についてきたわけですが、彼らにとってはあくまでフレグランスが大事だったのでしょうねぇ。

WWDの記事にもあるとおり、フレグランスやビューティー系の会社がメゾンの経営をしようとするとどうもおかしくなるようです。ロレアルはランバンを売却しているし、クラランスはティエリー・ミュグレーを、そしてこの間はプイグがパコ・ラバンヌを閉じているし。

あー。ほんとに残念。。。
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