ARCHIVE  ENTRY  CATEGORY 
<< June 2006 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
2006.06.28 Wednesday

Kate Moss Is Back in Burberry

ケイト・モスが2006-07AWのバーバリーのADに登場です。

ノーブルでトラディショナルなステラ・テナントとアヴァンギャルドでスキャンダラスなケイト・モスという、いまのイギリス人モデル最強のカップリングが復活。



もちろん撮影はマリオ・テスティノ。まだ見ていないのですが、リリー・ドナルドソンやブライアン・フェリー、昨年ブレイクしたカサビアン(!)なんかが出ているバージョンもあるようです。ジェレミー・アイアンズのご子息やらがデビューしているのは、いつものご愛嬌ですな。(確か)去年のストーンズの家族軍団に比べれば可愛いもので(笑)。ちなみにステラと手をつないでいる女の子は、愛娘のジャスミンちゃんです。

ケイト絡みということで、ヴィトンの2006-07AWもついでにご紹介。



こちらも撮影はお馴染みのマート・アラス&マーカス・ピゴー。僕は彼らのヴィトンのヴィジュアルがほんとに好きなんだよねー。が、ここでは個人的にはケイトよりもファレル!



ヴィトンのサングラスのデザインに関わったりしてきたので、いつか出るんじゃないかと思っていたものの。男性のセレブリティがヴィトンのADに登場するのはかなりレアでございます。かっこいい。フードが巨大な帽子みたいに見えるけど。ようやく発売されるソロ・アルバム"In My Mind"も気になります。

ケイトといえば、最新作の"Riot City Blues"をリリースしたばかりのプライマル・スクリームのボビー・ギレスピーの結婚式で詩を読むって話もあるようで、やっぱり当面は目が離せません。先週も紹介していないけど、何件も彼女絡みのニュースがあったしね。

それにしても、ほんとに昨年の騒動はなんだったんだろうかという感じですな。。。
2006.06.27 Tuesday

2007SS Milan Mens Collection

2007SSの開幕です。まずはミラノのメンズから。

オープニングを飾ったジル・サンダーをはじめ、バーバリー・プローサム、コスチューム・ナショナル、そしてプラダなど初日のコレクションを見た感じだと、本当に久しぶりにクリーンでニートなムード。カラーもクリアでアイテム自体はどれもシンプル。

全体的にはスポーティーなんだけど、ジャケットがアヴィエイターなテイストだったり、スタイリングがモッズだったり。そうそう、スポーティーといってもプラダに見られるようにサーフっぽい感じが強いです。

あとはダブルのジャケットが目立ちますねー。

でもなにより印象的なのは、2006-07AWのレディスの流れそのままのボリューム感のあるゆったりとしたシルエット。特にジル・サンダーなんかはSFを見ているような気分です。

まーまだ全体のトレンドはよくわからないけど、今週後半から早速レヴューを始めるつもりでございます。
2006.06.21 Wednesday

Gisele is the Most Powerfull Model

さて先週発表されたおなじみForbesの"The Celebrity 100"をご紹介。トップがトム・クルーズなのは色々なところで取り上げられているから良いとして、コソの出来事的にはやはりモデルのランクを(笑)。

トップは全体ランキングで71位のジゼル・ブンチェン。まあ当然です。本当に最後のクラシックなスーパーモデルだし。誰もが知っているモデルってもうごく僅かですからねぇ。

続くのは77位のケイト・モス。もはやモデルというよりも90年代中盤以降の最強のファッション・アイコンです。スキャンダルを糧にしてしまえるモデルって、あとはナオミくらい?かなり対照的だけど。

さらに84位にはテレビ番組の司会者としての方が有名になってきているタイラ・バンクス。そして96位に歌手のシールとの結婚・出産が記憶に新しいハイディ・クラム。

最後に99位にはGQで衝撃の(?)告白をしたアドリアナ・リマが。Victoria's Secretで有名な方ですね。どちらかというと。
2006.06.21 Wednesday

TOPSHOP Debuts in Tokyo at 10 Corso Como

次も日本のニュース。

TOPSHOPが正式に日本に上陸。しかもディエチ・コルソ・コモ・コム・デ・ギャルソンで7月から販売というサプライズです。

このブログでも取り上げた川久保玲のアプローチがこういう形で実現するとはねー。

ちょっと気になります。てゆーか、来月になったら見に行こうっと。
2006.06.21 Wednesday

Isetan Sells Barneys Japan

今日はニュースがいくつかあるのでショートに。

まずは日本から。伊勢丹がバーニーズジャパンを売却するというお話。

買収するのは住友商事と東京海上日動火災保険系の東京海上キャピタル。それぞれ50.1%と49.9%を取得するそうな。住友商事にとっては昨年本国に売却したコーチに続くブランドビジネスの大型案件。多店舗展開と言われても、あまりぴんときませんけどね。。。CO-OP業態を展開してくれるならいいけど。

考えてみれば、最近の伊勢丹の路線は確実にバーニーズやエストネーション、リステアあたりのスペシャリティストアと被るところがあるからね。新たなコネクション作りにも、もう伊勢丹自身の名前で十分というところなのかも。

せっかく銀座にも良い店舗をつくったのに、と思うものの。

そういえば本国のBarneysの親会社のJones Apparel Groupの行方はどうなるんだろう。おなじみのTexas Pacificや日本上陸するとかしないとか言われてるBain Capital(手広いね)あたりが買収しようとしているという噂ですが。そのJonesもVera Wongを買うというのだから、複雑(笑)。
2006.06.15 Thursday

安室奈美恵 / CAN’T SLEEP,CAN’T EAT,I’M SICK

いまだに不思議とこの人のことは気になってしまうもので、新曲が出るととりあえず聴いてみることにしているのです。

今回は予想外にオススメ。

トラックのプロダクションは、完全にRich HarrisonによるJ.Loの"Get Right"の流用としか言いようがないのだが、驚くべきことにこっちの方が出来が良いのでOKということにしておきましょう(笑)。ボーカルのプロダクションも、いつもよりそれっぽい感じでよろしいのではないでしょーか。

どうも日本人に歌わせるのなら、これくらいのBPMないとダメなのだろうね。たぶん。


CAN’T SLEEP,CAN’T EAT,I’M SICK/人魚 CAN’T SLEEP,CAN’T EAT,I’M SICK/人魚
安室奈美恵 Michico T.KURA
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ

2006-05-17
Amazonで詳しく見る by G-Tools
2006.06.11 Sunday

2006 CFDA Awards

さて、STYLE.COMからCFDAの写真をつらつらとご紹介。

まずは主だった受賞者のみなさんから。

最重要部門であるWomenswear Designer of the Yearに輝いたカルバン・クラインを手がけるFrancisco CostaとミューズであるNatalia Vodianovaの2ショット。ほんとにおめでとう。右はInternational Awardを受賞した Olivier Theyskensと、どうもLindsay Lohanの行儀の悪さにキレたという噂のお馴染みのVogueのAnna Wintour編集長。


Swarovski's Perry Ellis Awardのメンズ部門で受賞したTrovataの4人と、同じくレディス部門で受賞の Doo-Ri Chung。Thakoon Panichgulは残念でしたが、今回はDoo-Riで納得な感じ。



その他気になる人々。

一時の激太りは映画撮影の役作りだったということらしいJanet Jackson。右は Karl LagerfeldとLindsay Lohan。大帝はLindsayの巻き添えを喰ってWintour女史に怒られたとか怒られてないとか。Apax PartnersによるTommy Hilfiger(Karlのシグニチャーの親会社)買収の結果、進出したばかりのNYオフィスを閉じることになったり最近ついてないですね、Karl。


CFDAのexecutive directorのSteven Kolb。就任後初の授賞式でしたね。たしかMTVからやってきた人なはず。右はSean JohnでのCFDA受賞経験もあるDiddyことSean Combs。なんかまぶしいです。さすが(笑)。


Zac PosenはShalom Harlowと、Proenza Schoulerの2人はChloe Sevignyと。


Christian Louboutinってこんなおじさんです。隣はやっぱり口の大きさが気になるDiane von Furstenberg。右はPaco Rabanneのクローズが囁かれるなか、今後の動向が気になるPatrick RobinsonとVogueのVirginia Smithご夫妻。


歌手のAmerie(こういう写真見たの初めてだ)とAlicia Keys。AliciaはVera Wangです。


Liya Kebede、M.A.C.のJohn Demsey、Carolyn MurphyというEstee Lauder軍団。右はファッション・メディア分野での功績を讃えるEugenia Sheppad Awardを受賞したBruce WeberとJohn Legendという珍しい組み合わせ。



ここからはモデルのみなさまをご紹介。

まずはErin WassonとGemma Ward。そしてDoutzen Kroes、Hana Soukupova、Eugenia Volodinaの豪華な3ショット。


左はElise Crombez。Alek Wekは歌手のRihannaと。



最後にどうでもいい感じで2枚。Jessica SimpsonはMichael Korsで登場。やはりこのお方、若干バランス悪いですよね。。。右はHalle Berryと(確か)噂になったモデルのGabriel Aubry。
2006.06.09 Friday

Madonna (actually her crew) for H&M

だいたいこの業界で流れる噂というのは、ほぼ事実だったりするような。

少し前から囁かれていた、マドンナとH&Mの契約が正式に発表されました。

ポイントは2つ。

まずは5月に始まったツアーでマドンナのバック・ダンサーやツアーのクルーがH&Mをステージで着るというもの。もちろんご本人はご存知のとおりゴルチエですよ(笑)。

もうひとつは、8月からスタートするキャンペーンにマドンナとバック・ダンサーが登場するというもの。なんかtracksuitでのコラボレーションというのが若干気になりますが。。。
2006.06.08 Thursday

Puig shutters Paco Rabanne?

今年メゾン設立40周年を迎えるパコ・ラバンヌがクローズされるかもしれないというお話。
どうやら親会社であるスペインのPuigがファッション部門を切り離すということのようで。

最近はパトリック・ロビンソンが素敵なコレクションを見せてくれているだけに残念。デザイナー本人は奥方のVogueのヴァージニア・スミスの待つ地元ニューヨークに既に帰ってしまったそうです。

従業員に対して新しい職を探すように促し、レイオフも実施するという通達が出ているのが噂の発端みたいです。フランスのファッション関連の企業には、2年以内に買収されたりして再建された場合には優先的に復職できるという、"plan social"(いわゆるレイオフ)を従業員に提供することが、法律で義務づけられているのでした。

それにしても同じくPuig傘下のニナ・リッチやキャロライナ・ヘレラの行方が心配です。特にラース・ニルソンになってからのニナ・リッチは結構好きなので。。。

そもそもPuigはフレグランスがメインの会社だし、直近の業績でも10億ドルの売上のうちファッション関連の占める割合はわずかに3%だったというから、まあ合理的な選択なんだろうけど、ちょっと罪作りですよ。
2006.06.07 Wednesday

Marc Jacobs in Japan / LVMH Names New CEO of MJI

昨夜のCFDAの結果は、パーティの写真とまとめて明日以降に詳細を載せます。ほんとに写真が多いものでして。。。ハイライトは、フランシスコ・コスタのWomenswear Designer of the Yearやマイケル・コースがアクセサリー部門で賞を逃したことかなー。Womeswearはプロエンザ・スクーラーの2人でも良かったけど、コスタによるここ数シーズンのカルバン・クラインは本当に素晴らしいので、納得の受賞。新人デザイナーの登竜門になっているSwarovski's Perry Ellis Awardは、ドゥー・リーや4人組のトロヴァータ(個人的には微妙だ)へ。

しかし今日のエントリの主役は、Womenswear Designer of the Yearにノミネートされていた、マーク・ジェイコブス。彼はCFDAの式典が始まる前に既に東京にいたのでした(笑)。

来日の目的のひとつは、今夜コンラッド東京で行われた日本ファッション・エディターズ・クラブ(FEC)主催のFEC賞贈呈式への出席。特別賞の小池百合子環境相と並んでのデザイナー・オブ・ザ・イヤーの受賞。ちなみにモデル・オブ・ザ・イヤーの杏でした。素晴らしい。

でもメインイベントは、明日夢の島を舞台に500人を招いて行われる2006-07AWのランウェイの再現と、1000人規模のアフター・パーティ。DJはNigoでGrace Jonesもゲストで来るそうな。Pharrellとかフツーにいそうだね。

そして、LVMH傘下であるマーク・ジェイコブス・インターナショナルで新人事が発表されました。1986年にIBMからLVMHに移籍し、ロエベやヴィトンでキャリアを積んできたBertrand Stalla-BourdillonがCEOに就任します。9月に現在務めているルイ・ヴィトンの財務管理部門のGMから退任するとのこと。引き続きベルルッティのCEOは兼務するようです。

マーク・ジェイコブスの現ロバート・ダフィは引き続き社長として留まるようですが、かねてよりデザイナー本人が望んできたLVMHによる手厚い支援が受けられる体制が整ってきていることを感じさせると同時に、これまでのマーク・ジェイコブス&ロバート・ダフィの二人三脚なスタイルにも若干変化が出てきそうで、ちょっと寂しい感じもしたりして。

と思ったらこんな記事が。ダフィ本人のリクエストだったんだね。しかも3年前からの!というわけで一安心でございます。ダフィはマーケティングとか商品開発に専念できるということで。
Powered by
30days Album