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2006.05.26 Friday

Armani RED in London

恐れ多くもBritish Vogueのworld exclusiveなwireをご紹介。

なんと2007春夏のエンポリオ・アルマーニのショーはロンドン・コレクションで発表されるそうです。しかも新しい"Emporil Armani RED"。

これは今年1月の世界経済フォーラム(ダボス会議)でU2のボノが中心となって立ち上げた"(PRODUCT) RED"とのコラボレーションです。"(PRODUCT) RED"は、その名を冠したブランドのプロダクトの売上げを世界基金(The Global Fund)に寄付し、アフリカのエイズ患者の救済やHIV予防啓発を目的としたイニシアティヴ。

モトローラやアメリカン・エクスプレス、コンバース、ギャップ、そしてエンポリオ・アルマーニが参加しています。

アルマーニはこれまでにサングラスを出していたのだけれど、今回ロンドンでフルラインをお披露目するというわけですね。

ボノもアルマーニもそんなに好きじゃないけれど、やはり行動することは大事。コンバースとかちょっと欲しいですね。

2006.05.24 Wednesday

Margiela at Couture / Dame Vivienne Westwood

今日はショートにニュースを2つ。


まずはマルタン・マルジェラが2006-07AWのオートクチュール・コレクションに招待デザイナーとして参加するというお話。

まだ日程も内容も不明だけれど、興味深いです。クチュールとは一番近く、一番遠いような存在な気がするマルジェラ。好きか嫌いかと言われれば、実は後者だったりもするのだが、アルマーニのクチュール・デビューなんかよりよっぽど楽しみ。

WWDのコラムで奥氏が指摘していたように記憶しているけれど、服に時間軸という概念を取り入れたという点は、やはり先駆的だし評価すべきところ。。。

コレクション期間は7/5〜7/8。そしてまたメンズから2007SSが始まり、9月にはレディスのNYコレクションだー。


もうひとつは、大英帝国のお話。そう、女王陛下からの叙勲でございます。

今回ファッション関連で主だったところでは3名が選ばれています。OBE(大英勲章第四位/Officer of the Order of the British Empire)には、ジバンシィのメンズを手がけるサヴィル・ロー出身のオズワルド・ボーテングと元プリングルCEOで現アクアスキュータムCEOの再生請負人キム・ウィンザー。

そしてヴィヴィアン・ウェストウッドはDBE(大英勲章第三位/Dame Commander of the Order of the British Empire)に!デイムですよ。泣く子もだまる(アメリカ人の畏怖する)?英国演劇界の女王=ジュディ・デンチと同じ。
2006.05.21 Sunday

Whitney Museum Art Party

さてさて。今日はSTYLE.COMのParty Coverageをお届け。

今回はSkylight Studiosで開かれた毎年恒例のホイットニー美術館主催のパーティです。

主役はヴィック・ムニーズ(FIFA創立100周年記念のチョコレート・シロップで描いたポートレートで有名)やガーダ・エイマー(そういえばマリオ・テスティノによるVisionaire 46: Uncensoredにも参加していた)、ビリー・サリヴァンといったアーティストとコラボレーションした作品を披露した、カルバン・クラインのフランシスコ・コスタ。

コスタが"It's just like Studio 54"と叫んだという、ウォーホルのファクトリーな夜の様子をどうぞ。
といってもそんなに華やかではないです(笑)。

まずはFrancisco CostaとEva Mendesの2ショット。右はJulia Restoin RoitfeldとChloe Sevigny。もちろんみなさんCalvin Klein。



今日はおひとりのMargherita Missoni。Zac Posenはいません(笑)。今週は例の「ネットの中立性」問題での活動で注目されたMobyも。



最近わりと見かけるThe MisShapesの皆さん。右はライヴも披露したVanessa Carlton。



左は今回コラボレーションしたアーティストのひとりであるGhada Amer。こんなところにCynthia Rowleyが。



VogueのMeredith Melling BurkeとBergdorf GoodmanのRoopal Patel。ホイットニーのvice-chairなのだねぇ。右はVisionaireのCecilia Dean。
2006.05.15 Monday

Stunning Kate

ちょっと前の話になってしまいますが、ケイト・モスの出演しているニコンのCOOLPIXCMの放映がアメリカで始まったようです。
波打ったカメラのデザインそのものを活かしたビジュアル。

日本では松嶋菜々子だけれど、なんだか全然違う雰囲気ですね。当たり前だけど。



写真だとこんな感じ。美しい。。。オーラが違います。

ところでこのYouTubeのビデオ、ブログの記事の中でも見れてしまうので、張っているのだけれど、ページが重くなるんじゃないかとか若干気にしてます。YouTubeに普通にリンクしておくのとどっちが良いのかなー。
※なんか大きいし写真と並ぶと邪魔なのでリンクだけに変えておきました。
2006.05.12 Friday

Viktor & Rolf for H&M in This November

あまりにもUSのインターネット関連の動きがここのところ多いので、エントリにまとめられてないのですが、色々と新しい軸が見えてきてます。

まあそれはさておき、久しぶりにBreaking News。

もはや恒例となりつつあるH&Mの秋のone-time-collection。カール・ラガーフェルド、ステラ・マッカートニーに続く今回のお相手は、なんとヴィクター&ロルフ!一時ミウッチャ・プラダという噂もありましたけど、意外な組み合わせですねー。

デザイナーデュオ曰く
If Haute Couture is the most sublime form of fashion, H&M is fashion at its most democratic.
ふむ。そして、
For us, fashion is an antidote to reality.
久しぶりに見た素敵なお言葉。

発売は11月。カールの時よりも欲しいです。どうしても。やはりtuxに期待だなー。作ってくれなかったらどうしてくれよう。

でももしかしたら、今回はこれまでの2年のようなお店での阿鼻叫喚(ウソ)は繰り広げられないかもね。カールやステラに較べれば若干カルトなデュオだから。と、甘い期待を込めてみる(笑)。

しかしいつになったらH&Mは日本に来てくれるのだろうか。。。この際だから、いっそツアーしちゃうかな?3年ぶりに初冬のNYとか。
2006.05.07 Sunday

2006-07AW Prada

2006-07AWのレビューのひとまずのラストはプラダ。デザイナー本人のこのコメントが全てのような気もします。
"I'm tired of being so sweet. We women should go back to strength ― and the sober side. Stop trying to appeal to everyone, and go out into the world."
STYLE.COMの評のとおり、Lady Lookなトレンドの先導役となったのがミウッチャ・プラダであるならば、それを葬るのもプラダ。疑いの余地なく、今季最重要のコレクションです。

特筆すべきは、"sobriety"が大きなテーマのひとつだった今季の中で、"savege"な強さを打ち出した点。

全体の雰囲気は、1月のメンズと同じ流れを汲むUrban Jungle。肉厚なファブリックと、あらゆるアイテムに用いられているファーが、野性的な強さを演出。そこに80年代のタフネスを21世紀流のモダンなアレンジで加えています。

カラー・パレットは、ブラックとグレーを基本に、カーキやブラウンなどのダークなものが中心です。

前半に登場したカラーブロック的な効果も見せるキャミソールやコルセット、ブラトップなどが縫い付けられたセーターやワンピースは、終盤になって甲冑のようにメタリックな素材で「武装された」ドレスやトップスに変貌。こちらも1月のメンズで見られた毛皮で覆われたヘルメットも登場。ニット帽のシルエットもどこかアーミーなテイスト。

グレーやサンド・カラーのフェルト・ウールにモノクロームのレオパール柄をプリントしたファー・スリーヴのコートも代表的なアイテム。迷彩のような豹柄はグラマラスというよりは、「戦う女」のイメージ。

背にファーをあしらったのついたパーカやスリーブがギザギザにカッティングされたブラックのドレス、原始時代のようなprimitiveなスタイルのベストも特徴的。

インのワンピースやトップスなどはショートでボディコンシャス。アウターやボトムは、バルーン&フレアなシルエットのコートやスカート、フランネルのメンズライクなワイドなパンツ。今季のトレンドである、タイトさとボリューム感が混在したシルエットとマスキュリンなイメージもしっかり押さえています。特にフェルトのウールで象った重量感のあるシルエットが印象的。糊付けしたようなカッティングの膨らんだパーカは、今季の素材感とボリューム感をよく表した作品のひとつ。

一方で、キルティングのブルゾンなど、学生風なルックも見られました。ブリーフケースを片手に、足元はよろめきそうな程に高いヒール。小脇にかかえるノートは、取り戻すべき独立した強さの新しい象徴?

どちらにも共通して登場する80年代のアライアを思い起こさせるプリーツ・スカートは、今回のプラダ全体を通じて登場するアイテムのひとつ。コレクションに少しポップなテイストを与えています。

ナイロンのレインコートやボンバー・ジャケットなどのスポーティなアイテムも、よりシャイニーに、ファー使いでよりタフでグラマラスな雰囲気。そこに90年代のようなテクノユーティリティや昨年までのキュートなテイストは感じられません。

足元はスタッズで飾られたシャイニーなパテントのプラットフォーム・シューズ。ここでも豹柄が印象的。

マーク・ジェイコブスがシグニチャーとヴィトンで今季見せた、グランジっぽい匂いを若干感じたのは私の気のせいでしょうか。アプローチや方法論、その背後にある思想は全く異なるものの、いまモードの流れを先導する力があるデザイナーは、ミウッチャ・プラダとマーク・ジェイコブスの二人のような気がしているだけに、そんなことも思ったりしたわけで。ゲスキエールやマックイーンは美しいけどね。。。










2006.05.04 Thursday

2006-07AW Gucci

フリーダ・ジャンニーニによる2シーズン目のグッチ

2006SSでは、トム・フォード色を一層してより親近感のある新しい"Gucci Girl(not Lady)"を見せましたが(ラガーシャツは特に可愛かった)、今季は先祖返りしたかのようなタフでセクシーなコレクションになっています。

テーマはずばりグラム・ロック。しかもDavid Bowie。

原色使いの鮮やかなグラフィックプリント、スパンコールで描いたクロコダイルやレオパール柄、ファーやメタリック素材で飾られたウルトラ・マイクロミニ、キャロライン・トレンティーニのディスコ風ワッフルが印象的なワンショルダーのワンピースなど、グラマラスでゴージャスだけれど、どこかキュートなアイテムが本当に豊富。

フロントもドレープや深いデコルデ、細長い鍵穴風のカッティングでセクシーに。

カルメン・カースのブロンズのシルクのガウンはベスト・ルックのひとつ。他にもメタリックでショートなジャージーのドレスは全盛期のヴェルサーチを見ているようでもあります。

白のタキシードやベルベットのワイドパンツを核にしたスタイリングは、今季のトレンドとも重なって、タフでマスキュリンなイメージを演出。

ミラーリングやメタリックな加工がインパクトを与えるバッグ、今季のキー・カラーであるゴールドを中心としたシューズも"car paint finish"と評されるグリッターな仕上げになっているなど、アクセサリーにも90年代のフォードの影響を見て取れます。

フォードほど本能むき出しというわけではなく(あれはあれで完璧に研ぎ澄まされたスタイルなわけだが、いま見せられたらとても疲れそう)、新しいグッチにふさわしいフェミニンな要素も加えたジャンニーニらしい面もあるし、個人的には割りと好きでございます。

マリアカルラが素敵すぎるので全て3割増の評価になっている点にご注意を(笑)。最後に登場のジャンニーニ本人も、よく似合っていて可愛いですね。









2006.05.04 Thursday

TopShop Goes to NY

イギリスのTopShopが早ければ来年の春までにNYに旗艦店をオープンするかも、というお話がBritish Vogueに。

オーナーのPhilip Greenのコメントにもありますが、H&MやZARAの成功を見れば当然の流れということですな。

そういえば原宿のラフォーレのSidebySideでTopManを売っているみたいですね。最近まで知らなかったさ。
2006.05.03 Wednesday

AngloMania Exhibition

毎年注目を集めるメトロポリタン美術館のコスチューム・インスティテュートのエキシビジョン。今年のテーマは、ずばり"AngloMania"。この企画展の予告自体が、2006-07AWのトレンドのひとつであるBritishのトリガーとなったとも言われる程ですが、今日はそのOpneing Galaの模様を(いつものように)STYLE.COMから拝借して総力特集(笑)。ちょっとデザイナーもオールスターという感じで登場しちゃってるので、写真を選ぶのが大変でした。

それと肝心のエキシビジョンの様子は、こちらから。かなり見に行きたいです。本気で。

ではではガーラの写真をどうぞ。

いきなりデボンシャー公爵ご夫妻が!右は会場の様子。


BritishというかScottishなAlexander McQueenとSarah Jessica Parker。John Gallianoは最早ディオールのA級顧客と思われるCharlize Theronと。またアカデミーの時みたいに恐竜っぽいですが。


バーバリーのRose Marie Bravoご夫妻。右はバーバリーのChristopher BaileyとSienna Millerの2ショット。


イギリスといえばこの人。Kate Mossです。Daria Werbowyと Mario Testinoともに、バーバリーで。
そして忘れてはならないVivienne Westwood。


そういえばイギリス人だった、Matthew WilliamsonとErin O’Connor。元クロエのPhoebe PhiloはVogueのHamish Bowlesと。Bowlesって意外と長身なのだね。


来日も記憶に新しい、IHTのSuzy Menkesの記事はこちらから。隣はDazed & ConfusedのJefferson Hack。右はお馴染みAnna WintourとBee Shafferの母娘。それぞれディオールとシャネルのクチュールでございます。


モード界の頂点、Vogue ItaliaのFranca Sozzaniとご子息のFrancesco Carrozzini。珍しい。右はVogueのAndre' Leon TalleyとNaomi Campbell。なんというか。


Luella BartleyとDavid Simsって付き合っていたのだね。右はCharlotte GainsbourgにバレンシアガのNicolas Ghesquie're。


Mariacarla Boscono,、マルニのConsuelo Castiglioni、Zooey Deschanelというナゾの組み合わせ。みんな揃ってマルニです。
そしてBergdorf GoodmanのLinda Fargoが大変なことになっている(笑)。


こういうところに登場するのは珍しい気がする、Olivier TheyskensとMiuccia Prada。


グッチのFrida Giannini。Tom Fordもいたようですが。右はChloe SevignyとYSLのStefano Pilati。



ここからはモデルをざーっとご紹介。

Gisele Bundchenはディオールのクチュールで。右のLiya Kebedeはバレンシアガ。


Angela Lindvallはアルベルタ・フェレッティ、Karolina Kurkovaはラルフ・ローレン。


次はイギリス人コンビ。マックイーンのJacquetta Wheeler、Stella Tennantは素直にバーバリー。


大御所でございます。左からAmber Valletta、Helena Christensen。


Lily DonaldsonとGemma Wardはともにマックイーン。Julia Stegnerはスティーブン・スプラウス!Juliaのお隣はIselin Steiroですよ。



ふう。もうファッション・ピープル優先で載せてます。フツーのセレブリティもごろごろいらしておりましたが、今回は省略。全部見たい方はこちらからどうぞ。どうにもMary-Kate & AshleyのOlsensがどうにもmiserableなのでリンクしておきますが。契約を結んでいるBadgley Mischkaできっちり来ているあたりは、立派。あと気になる皆様をさらっと。

まずはSelma Blair。ADにも登場していますが、シャネルのクチュールが素敵。右はMarilyn MansonとDita Von Teeseのご夫妻。


今回は表情こそ違えど、ポーズはいつもと同じのEmmy Rossum。勿論ラルフ・ローレンで登場。そして別れたはずでは・・・?のRussell & Kimora Lee Simmonsご夫妻。
2006.05.01 Monday

Visionaire #48 Magic

Visionaireの第48弾"MAGIC"の出版記念パーティがNYで行われたようで。なぜかWorld WideなLaunch Partyが2月に六本木ヒルズでありましたけど、このタイムラグはなんなんでしょうねぇ。なかなかケータリングが美味しかったですが。NYのあとはロンドンに巡回?するようです。

いまさらながら、内容もご紹介。

今回のコラボレーション相手は、今年記念すべき創立100周年を迎えるヴァン・クリーフ&アーペル。彼らのアルハンブラというラインをフィーチュアしたパッケージが印象的です。ちゃんとペンダントもついてるしね。

中身はというと、見る角度によって絵柄が変わる3Dのシートをプラスチックカードにコーティングした25名のアーティストによる作品。

カール・ラガーフェルドやソフィア・コッポラ、ダグ・エイケン、ジム・ジャームッシュ、ガス・ヴァン・サント、マリオ・ソレンティ、ウォン・カーウァイなど、いつも通り豪華メンバーが傘下しています。

久しぶりに購入してみたのですが、25枚もプレートがあるので、日替わりで気分によって違うものを飾ったりして楽しめますです。

まだ手に入るようでしたら、ぜひ。

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さて、NYのパーティの様子も見てみましょうね。

まずはVisionaireのStephen Gan(左)とCecilia Dean(中央)。Launch PartyでみたCeciliaはお美しかったです。右の写真は、Chloe Sevignyとなぜか登場のCher。



このところよくみかけるKarl LagerfeldとLindsay Lohanのショットが再び。左はInterview誌のIngrid Sischy。

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