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2005.06.29 Wednesday

Gucci / 2006 Cruise / Frida Giannini

さてさて、今年3月に実質クビになったアレッサンドラ・ファッキネッティの後を受けて、グッチのレディス・クリエイティブ・ディレクターに就任したフリーダ・ジャンニーニの初コレクションです。本当は写真を出したいのだが、firstVIEWでもまだpasswordがかかっているので(当たり前か)、今回はなしということでご理解を・・・なので、一つ一つの作品というよりは全体の感想をつらつら書きます。

トム・フォードとある意味では彼の「正統な」後継者であるファゥキネッティのグラマラス路線から完全に離れた、いままで見たことのないような、穏やかで軽く、優しいグッチ。アクセサリー部門のクリエイティブ・ディレクターとして"フローラ"ラインを成功させたフリーダに、レディスを兼任させたマネジメントの判断は適切と言えるでしょう。

フリーダのデザインの特徴は、ホースビットをはじめとする、アーカイブを上手に現代のグッチのアイコンに昇華させる点にあるだろう。"フローラ"ラインも、故グレース・ケリー妃のために作られたスカーフをモチーフとしたもの(てゆーか、思うにグレース・ケリー自身が、いまだにモード界最大のアイコンのような・・・)。これは、YSLをフォードから引き継いだステファノ・ピラティにも共通して言えることで。「スター・デザイナーの時代ではない」というグループCEOのロバート・ポレットの言葉を裏付けるかのように、メゾンのルーツを見直し再定義していくというのは、永続するブランドを作っていく上で、あまりにも正しい選択肢だ。トム・フォードは自分の名前を使う代わりに、グッチとYSLを利用しただけだけらね。しかもYSLでは自分の名前を冠するという、何度でも言うが、まあ許しがたいことをしていたわけで。

フリーダの服が好きか?と聞かれれば、いまのところ特に意見はないです。どっちかと言えばちょっと物足りない感じがするのも事実。グッチはマックス・マーラではないのだから。しかし、現時点で評価を下すのは尚早というもの。3ヵ月後の2006SSを待ちませう。
2005.06.28 Tuesday

British Vogue

芸能ネタがアメリカ以上にお好きなお国柄だし、イギリス出身だし、最近話題も多いから当然なのかもしれないが、British Vogueは、Kate Mossばっかり出てくるね、最近。

別に嫌ではないのだが。あ、ただそれだけです・・・
2005.06.24 Friday

Dior Digital

iPodケースを皮切りに2002年に発売されたDior Hommeのデジタル・ガジェット・ケースのラインが更に拡充されるようです。写真は主にデジカメ用なのかな。FinePixが一緒に写ってます。欲しい欲しい(笑)。エディ・スリマンの服も好きだけど、彼の小物はほんとにaddictiveな魅力があるよね。ちょっと使い勝手の問題で買わなかったのだけれど、Tie Walletとか相当好きです。

2005.06.23 Thursday

Floria Sigismondi

STYLE.COMにFloria Sigismondiの記事が出てました。この間このブログでも取り上げた、The White Stripesの"Blue Orchid"を彼女が監督したりしているからかな。

彼女のホームページを見てみると、美術館などでのインスタレーションの発表も思った以上に色々とやっているようです。

もともとthe Ontario College of Art(いまはthe Ontario College of Art and Design)でPaintingを専攻していたそうで。卒業後はファッションフォトなんかをやっていたとのこと。その頃の作品も見てみたいな。そしてMusic Videoの世界に移り、Video Artistとして現在に至っているようです。

それはそうと、Bjorkとも"I've Seen It All"で仕事をしていたとは知りませんでした。またしても不勉強・・・。でもこの本の表紙は見たことある。これは彼女がvideoを手かげた、David BowieやMarilyn Manson(Jimmy Page&Robert Plantまで!)の写真を中心に、スケッチなどのアートワークも織り交ぜた作品になっているみたいです。

ちょっと欲しいかも。


3931126188 Redemption
Floria Sigismondi Marilyn Manson David BowieDie Gestalten Verlag
1998-10-31

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2005.06.21 Tuesday

FUJI ROCK / Primal Scream / New Order

今年のFUJI ROCK最終日にNew OrderとPrimal Screamが出るそうな。Primalsかー。なんかアルバム作り出したらしいという話もどこかで聞いたし。なんだか行きたくなってきたなあ。この歳にして(笑)。

ちなみにちゃんと聴いてないのだけれど、New Orderは春先に出した"Waiting for the Sirens' Call"と一緒にもう1枚分アルバムを作ってたのだね。なぜか"Jetstream"ではScissor SistersのAna Mantronicと一緒だし(笑)。
ついでに旧譜のリマスター?みたいなCDもこれからわさわさ発売されるようです。これを機に買い揃えようかな。


B0007WFYD4 Waiting for the Sirens' Call
New Order
Warner Brothers

2005-04-26
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2005.06.18 Saturday

2006 Cruise Collection

WWDジャパンでも特集が始まっている2006クルーズ・コレクション。単なる秋冬と春夏のつなぎ的に小規模に展開されていたのは、昔の話。もう本格的なビジネスとして動いてます。てゆーか、日本語では「梅春物」っていうんですね(勉強不足・・・)。要は12月くらいから売られ始める春物とゆーことです。

メインの春夏・秋冬のようにランウェイも大抵ないためか、あるいはよりコマーシャルなコレクションであるためか、相当リアルな服が並ぶので、素直に見れるからそれはそれで好きなのだよね。最近は、各メゾンとも注力してきているから、ここでもそれなりにレビューしたいと思っているのだが、ネットで拝借(失礼!)できるものがあまりないのだよな。。。

シャネルはパリを移動するバスの中で発表したことがInternational Herald Tribuneに載っているのだけれど、STYLE.COMにもBritish Vogueにも出てないのさ。

もう少し探してから、レビューしてみますです。はい。
2005.06.17 Friday

Hedi Slimane / Pete Doherty / London Birth of a Cult

もう一本見逃し系ニュース。エディ・スリマンが写真集の新作を近々出すそうです。写真集としては、"Berlin"、The Phoenixを追いかけた昨年の"Stage"に次ぐ作品。ドレープをテーマにした"Intermission 1"はどちらかというとアートブックだからね。で、今回は元リバティーンズベイビーシャンブルズのヴォーカル=ピート・ドハーティにフォーカス。彼のステージ衣裳をエディが手がけてきたつながりなんでしょうけど。現在の恋人で結婚も噂されているケイト・モスも出てくるのかな。でも正直不安だ。ケイトもせっかくリハビリから出てきたんだし、ほんとにちゃんと復帰して欲しいからなー。そういう時にピートみたいな人は、あんまりよろしくないと思うのだが、とか。余計なお世話?


3865211690 Hedi Slimane: London Birth of a Cult
Hedi Slimane
Steidl Publishing

2005-09
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2005.06.17 Friday

The White Stripes / Karen Elson

本来ならば、「コソの出来事」で真っ先にとりあげるべき話題だったのにすっかり忘れてました。ザ・ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトとモデルのカレン・エルソンの結婚。たしかなぜか南米のどこかで。2週前のTVKの"Billboard TOP40"で聞いて、「へー」と思ったのだがそのままに(笑)。今週の放送(なんと1111回目!VJの中村真理さんって何歳・・・?)で、"Blue Orchid"のビデオを見てカレンが出ているのを発見して思い出しました。相当個性的なフェイスのモデルなんですが、現在のランウェイやADキャンペーン、雑誌のフォトシューティングには欠かせないイギリスの逸材です(写真は2005-06AWより左からランバン、ルイ・ヴィトン)。そういえば今月号の"VOGUE NIPPON"の表紙も彼女だね。



まだアルバムは聴いてないのだけれど、"Blue Orchid"は好きだし買ってしまいそうだなー。

B00097A5H2 Get Behind Me Satan
The White Stripes
V2

2005-06-07
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2005.06.11 Saturday

Rei Harakami / Lust

ずーっと好きだったのだけれど、実はハラカイレイのアルバムをちゃんと買ったのはつい最近。とりあえず「opa*q」から。やっぱり聴こうと思ったきっかけは、矢野顕子の「ホントのきもち」を聴いてから。アルバム中の2曲でプロデュース、リミックスで参加。これがまた良かったのです。

で、今回はアルバムが出たからすぐ買いました。その唯一無二の音世界はそのままだけれど、いままでよりも音の詰まり方が濃密だし、音質もいいような気が。すごく濃いのだけれど、気持ちよさが何倍にも濃縮されているから、ヘッドホンで大音量で聴くと天国のようです。クラブとかでもいいだろうけど、大聖堂とかで流したらどんな感じになるのだろうか、とちょっと思いました。

ともかくオススメ。細野晴臣の「終わりの季節」をカバーして歌っちゃってるのが、ちょっとおもしろい。


B00092QQOS Lust
レイハラカミ
ミュージックマイン・アイディー

2005-05-25
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2005.06.10 Friday

CFDA Awards

CFDA Awardsの発表があったようで。早いもので、もうそんな時期なんだね。気付いたら6月も半ばに入りつつあるし。

メインの賞ともいえる"International Award"は、Alber Elbazへ。ほんと、あほグッチ・グループに買収YSLから追い出されてしまった後はどうなることかと思ったけど、ランバンで花開いて良かったねぇ。相変わらずなんかのマスコットみたいな様子だが。
伝統のRTW"Swarovski's Perry Ellis Award"は、Derek Lam。たしかMichael Korsのもとで下積みをしていたんだと思ったが、満を持してデビューしたこともあり、初めから完成度の高いコレクションを披露してくれています。Zac Posenら新進気鋭のNYデザイナーとは違い、自身にはさほどオーラはないが、末永く活躍するタイプでしょう。たぶん。




そしてナゾの"Fashion Influence Award"にKate Moss。そんな賞あったんだっけ。それにしてもこの1年のKateへの再評価、すごいです。もちろん僕も好きですが。ディオールのクチュールに身を包んだcuteなKate。




NY最大のファッションイベントの一つなので、当然Celeblityの面々が。VOGUE編集長のAnna Wintour&愛娘Bee Shafferや、結婚したばかりのアーティストのSeal&モデルのHeidi Klum(おなかが大きいです)などなど。David Bowieもいたよ。




Proenza Schoulerを着たLiya Kebedeもかわいいね。Dariaの白も美しい。

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