コソの出来事

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2007SS Givenchy
2007.01.01 Monday
リカルド・ティッシによるジバンシィ

ティッシが就任して3シーズン目となるは、夏に2006-07AWのオートクチュールで見せたエスニシティを今シーズン流のフューチャリズムを織り交ぜながらトライバルな要素を加味し、タフでパワフルなエレガンスに落とし込んでいます。

今シーズンの大きなトレンドであるエアリーな軽さとやコンパクトなシルエットとは距離を置いた、重みのあるボリューム感が特徴。ウェストをマークする甲冑の胴当てを思わせるパテントレザーのベルトのバックルやカマーバンドに、円形の切り抜きや極端にフレアに広がったスカートなど丸みを帯びた曲線からならジオメトリックなモチーフが近未来の戦士のようなタフな印象。色もマットな質感のブラックが中心です。

ここに、後半に登場したプリミティヴな風合いのフリンジ、ネックラインを中心にトリミングやシューズなどのアクセサリーにも多様されているロープのような、トライバルなディテールを加味することで、エレガントさも演出しています。

様々なSci-Fiのドラマや映画(「スタートレック」とか顕著ですよね)で見られるように、フューチャリスティックなテイストとプリミティヴなトライバルなモチーフは、意外に相性が良いことは証明済みなわけで、ある意味正攻法。

特にラストに並んだドレスは強烈な存在感です。

女優業に力を入れているためにデザイナーのミューズであるマリア・カルラの姿がないのが少し残念でしたが、着実な進歩を見せてくれたリカルド・ティッシ。その知名度やオートクチュールも擁する技術力に較べると、アイコンとなるようなモチーフが少ないだけに、"I'm trying to do my own story"というデザイナーのコメントに期待したいところです。










| 2007 SS Womens | 17:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
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