コソの出来事

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2007SS Gucci
2006.12.31 Sunday
フリーダ・ジャンニーニによるグッチ

コレクションを発表した9月27日にメゾン創立85周年を迎えた今季は、トム・フォード時代を思い起こさせるような70'sのグラマラスでディスコなテイストを見せた2006-07AWから一転、今季のトレンドにも乗ってより親しみやすくモダンでガーリーな60'sのスタイルに。

Aラインとトラペーズのマイクロミニというコンパクトでニートなシルエットが基本。ブラック&ホワイトなモノトーンをベースに、パープル、レッド、オレンジ、フューシャピンクのジオメトリックなパイプラインやカラーブロック、そしてフラワープリントやパッチワークを載せたカラーパレットのコントラストが鮮やか。

花柄の表現も、アップリケをジオメトリックに配置したり、ミラノのタイルに見られるモチーフから引用したりと、様々な形で表現されています。パイピングやカラーブロックの使い方も、ベルスリーブの切り返しに用いられる細く繊細なものから万華鏡のような大胆な配置まで、豊富なバリエーション。ヘキサゴン柄やドルフィンをモチーフにした柄も、アンティークなスパンコールやクリスタルの刺繍の組み合わせで、ひとつひとつの要素を形作るという、クチュール顔負けの凝った技法で描かれています。

個人的には、後半に登場したグラフィカルな柄を施したタイトでナロウなジャケットとパンツのマスキュリンなスタイリングがお気に入りです。7月に発表したフリーダ・ジャンニーニによる初のメンズコレクションの流れを引き継いだテイストですね。パンツスタイルでは、やはりスネジャナのルックがベスト(スネジャナ贔屓ですいませんー)。

終盤に並んだスカーフ風プリントのドレスはゴージャスだけれど、そのボリューム感と素材感も手伝ってリラックスしたヴァカンスの雰囲気に仕上がっています。

時にはチロリアン風のフォークロアなパッチワークのワンピースを見せるなど、デザイナーのクリエイションの幅の広さも感じさせます。

ブラックに、鮮やかなピンクやオレンジ、パープルにレッドという組み合わせがもたらすエレクトリックでグラマラスなテイストが、グッチというメゾンの持つ雰囲気を引き継いでいるようにも感じます。側面をカラーリングされたブロックのようなヒールのサンダルも気になるアイテムのひとつ。

最後に登場したデザイナー本人がやっぱり一番似合っていますよね。

ちょっとそのままお店に並べるには若干問題ありな気もしますが、フリーダ・ジャンニーニの考える"Gucci Girl"のカラーをより鮮明にできたシーズンなのではないかと思います。新しいグッチのスタイルをどう確立していくか、今後に期待したいグッチでした。











| 2007 SS Womens | 02:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
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