コソの出来事

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2007SS Bottega Veneta
2006.12.31 Sunday
トーマス・マイヤーによるボッテガ・ヴェネタ

スモッキングにキルティング、ドレーピング、ワッフル・プリーツ、細かなギャザー、そしてタッキング。"It's all about surfaces"というデザイナーのコメントが示すように、ボリューム感にこだわったテキスタイルの加工に、クチュール並みのクラフトマンシップを見せた充実のコレクションです。

キーとなるカラーパレットは、くすんだピンクレッドのバリエーション。そこにバターイエロー、ベージュ、モカ、ライトグレーなどを加えて、リネンやコットン、シルク、ヤギ革などの天然素材の少し枯れた風合いとの相乗効果でコレクション全体にどこかフォークロアな土っぽさを演出しています。

ペーパーコットンや厚手のリネンを多様し、パッドでボリュームを作り、タッキングやスモッキングで繊細に表面を演出しながら、軽くエアリーに、そしてゆったりとした着心地に仕上げられたに仕上げたイヴニングドレスが今季を代表する作品。胸元や肩、袖に施した繊細なプリーツや結び目といった装飾が、これ以上ないくらいフェミニンで素敵です。イントレチャートをコットン素材でスモッキングとして表現したワンピースは出色のアイデア。カーディガンやキモノスリーヴなどのディテールを中心に、避暑地をイメージしたというリラックスしたアイテムが多く見られたのも印象的です。細かなキルティングによる、ジオメトリックな表現も見られました。ロマンティックなフェミニティを中心に据えながらも、素材の強さとのバランスで甘くなり過ぎず、モダンにまとめられています。

それにしてもデコルデが素晴らしいですね。セクシーさとフェミニンさのバランス感覚が絶妙。

アクセサリーでは、お馴染みのイントレチャートはバッグはもちろん、T字のサンダルにも用いられていました。バスケット風のバッグもちょっとおもしろいですね。

最高の素材とクラフトマンシップ、そしてトーマス・マイヤーのクリエイティヴィティに裏打ちされたウェアの完成度の向上も著しい、今季のミラノでも屈指のコレクションを見せてくれたボッテガ・ヴェネタでした。










| 2007 SS Womens | 00:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
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