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2006.09.25 Monday

2007SS Proenza Schouler

ラザロ・フェルナンデスとジャック・マッコローによるプロエンザ・スクーラー
なぜかジャックは左足を骨折している様子。

ビスチェ風のモチーフやウェストを高めの位置でマークしたナローなシルエットなどのシグニチャーな要素はそのままに、エルベ・リジュールのボンデージやアズディン・アライアのランジェリーライクなドレスのような80年代のタフでセクシーな空気を取り込みながら、端正なラインにまとめたモダンなコレクションです。

2006-07AWに比較するとタイトではないものの、ボディコンシャスな体のラインにフィットするシルエットが中心。

エンボスのレザーを用いたジャケット、そしてテイラードのブレザーといった80年代風のテイストと、ベルテッドなプリーツスカートに2トーンカラーのトップスをタックインするニートなスタイリングのコントラストがおもしろい。

ジェマ・ワードのクリーム色のジャケットとフロントがプリーツになっているスカートという組み合わせが、今季のプロエンザ・スクーラーを象徴するルックです。ショート丈のジャケットは、少し丸みのあるタイトな肩のラインが特徴的。中には、ジップアップなブラックのシーレのブラウスを合わせています。

カラフルなスパンコールを幾何学模様に飾ったボクシーなカッティングのTシャツや、尾馴染みのビスチェ風のトップスは、緑青色のモアレな効果をもたらすシルクのプリーツスカートとスタイリング。

グリーンをベースカラーにブルーや藤色と組み合わせた、エルズワース・ケリー(幾何学的な作風で知られるアーティスト)風ストライプや、ジオメトリックなカラーブロックのプリントや素材の切りかえしのセンスが秀逸。

ボリュームのバランス感覚に優れたトラペーズなショートコートも魅力的なアイテムです。あとホワイトのフレームのサングラスもモダンで素敵ですね。中盤で数点みられたツイードもちょっと気になるところ。レースアップのサンダルは今季様々なコレクションで見られますが、どこか古代ローマやギリシア風です。

カロリーナ・クルコヴァの"Very '80s. And very difficult to wear"というコメントがなんとも印象的。

確かに着こなすのはなかなか大変そうですが、これまでのファン層の心を確実に捉えながら、新しいスタイルを見せてくれたプロエンザ・スクーラーでした。ジャックはお大事に。。。









コメント
プロエンザスクーラは今期も相変わらずの渋めなカラーパレットですねw
切り替えしやグラフィカルなアイテムの使い方にアイデンティティーを感じます。

ドゥーリーチャンの受賞は予想通りでしたが、結局ジョヴォヴィッチ&ホークはどうなったんでしょ?
  • FFJ
  • 2006.09.27 Wednesday 10:01
NYも最近本当におもしろいですねぇ。
ジョヴォヴィッチ&ホークは受賞してなかったと思います。
  • koso
  • 2006.09.30 Saturday 01:30
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  • 2006/09/26 5:02 AM
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