ARCHIVE  ENTRY  CATEGORY 
<< March 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< Today's Wire 2006/08/12 | main | 2007SS Dries Van Noten Mens >>
2006.08.13 Sunday

2007SS Kris Van Assche

エディ・スリマンとクリスチャン・ディオールの契約更新を危ぶむ噂が流れる中、後任とて名前が囁かれているクリス・ヴァン・アッシュ

リチャード・ギアの出世作「アメリカン・ジゴロ」をテーマにした今回は、スタイリングからディテールに至るまで、すべて計算した上で自分をオーガナイズする男性像を作り上げています。

そしてショーのタイトルは、"Hello Girls!”。

フロント・ロウが女性のエディター用にリザーヴされていた今回は、クリス・ヴァン・アッシュ初となるレディス・ウェアを着た女性モデルと登場したルックもいくつか。ギンガムのショーツとブラウスのペアが素敵。

ヘンリーネックや、ドローストリング付きのジャージーパンツなどお馴染みになりつつあるアイテムに、肩のラインに少し特徴のあるタイトなジャケットを合わせる定番のスタイリング。サイズはジャストですが、ラフな着こなしでジゴロっぽい遊び心のある雰囲気に。もともとのヴァン・アッシュの作品のテイストを突き詰めている部分の方が大きいとは思いますが。

モノトーンとグレー、カーキを中心としたスモーキーなカラー・パレットもいつも通りですが、今季はペール・ブルーは登場せず。変わってポロシャツやウェストポーチに用いられたレモンイエローがアクセントになっています。

ラペルをジャケットに重ねられるシャツがちょっとおもしろいですね。ベストもいつものように数点。

どちらかというと、メンズよりも今後のレディスの展開の方が気になったクリス・ヴァン・アッシュでした。








コメント
コメントする








 
この記事のトラックバックURL
トラックバック
Powered by
30days Album