コソの出来事

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2006-07AW Jil Sander
2006.04.24 Monday
1月のメンズに続き、ラフ・シモンズがクリエイティブ・ディレクターに就任して初のレディスのコレクションを発表したジル・サンダー

シモンズ本人にとっても本格的なレディスを手がけるのは初めてという状況で、彼のレディスでの才能に懐疑的な声を消してしまうような、素晴らしいコレクションを見せてくれました。

メンズと同様に、ジル・サンダー本人のミニマリズムを尊重しつつ、シルエットとボリューム感でシモンズらしさを打ち出しています。

完璧なテーラリングと最上のクオリティはそのままに、ショートなピーコートや2ボタンのジャケット、ホワイトのシャツなどのサンダーお馴染みのアイテムに、わずかなボリューム感を加えてリファイン。少しルーズ目にプリーツを施したシャツドレスや、バックがトラペーズ風に広がるジャケットは、シモンズらしいアイテムです。

モノクロームを基調にエクリュやブラウンも用いたシックで静謐なカラーパレット、
スタートを飾ったボクシーなジャケットのボリューム感を生むファブリックや、テクノなテクスチャーなどの素材使いのバラエティも魅力的。

足元を飾るクロコダイルのウェッジソールのブーツもストイックな印象を強めています。

終盤に登場した、かすかにドレープが揺れるフロア・レングスの流れるように柔らかなシルクのドレスが、美しく、エロティック。プレーンなフロントとプリーツを寄せたベアバックのコントラストが印象的。

メゾンのもつシグニチャーとの相性の良さに加え、"It is subtle and fluid but not 'minimal'というラフ・シモンズの言葉に、ようやく相応しい後継者が現れたことを感じた、ジル・サンダーでした。










| 2006 FW Womens | 00:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
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