コソの出来事

SEARCH


2006-07AW Givenchy
2006.04.03 Monday
リカルド・ティッシがデザイナーに就任して2シーズン目となるジバンシィ

黒を基調に白と赤が差し色として映えるカラー・パレット。特に赤の使い方はインプレッシヴ。赤い刺繍の草花模様や赤いレースがカラーパネルの役割を果たしている白いシャツ、ネイビーのベルベットのスカートと合わせたトップスなど。

前半は、全身タイトな黒のサックドレスやスカート、レザー・グローヴにグラス、そしてタイトにヘアをツイストしたモデルがバッグを片手に両手に並ぶ、ストロングなスタイル。

中盤以降に登場した、このメゾンのシグニチャーである白いブラウスの豊富なバリエーションや、ネックラインと胸元に大き目のラッフルを重ねたシフォンのトップスがセクシー。

タイトなマタドール・パンツやペンシル・スカート、ベルテッド・コートなどハイウェストを太目のベルトでマークするスタイリング、キルティング・ジャケットやざっくりとしたニットなど、ファブリックの特性とカッティングの組み合わせで生み出された新しい立体感が印象的です。

今回はファーも多く見られました。スリーブやポケットにあしらったベルテッド・コートや、カラー・ブロック的に毛足の長いものを用いたコートなど。

赤やグリーンのスパンコールのTシャツ風のトップスもゴージャス。

ラストを飾った真紅のシルクサテンのサロペット風ドレスは圧巻。新しいジバンシィを感じさせるアイテムです。マリアカルラも最高(笑)。でも他のドレスは微妙かも。。。

バッグなどのアクセサリーの点数が増えていたり、シューズも若干テイストが異なるような雰囲気のものが見られたり、ウェアにしてもダウン・ジャケット風のアイテムが不自然に配置されていたりと、なんとなーくちぐはぐな印象も受けました。

ユベール・ド・ジバンシィ御大が引退してから、ジョン・ガリアーノ⇒アレクサンダー・マックイーン⇒ジュリアン・マクドナルドと10年あまりの間に3人のデザイナーが手がけ、誰も大きな成果を残せないまま、ティッシに引き渡されたわけですが、LVMHサイドの早く収益化したい意向もあるはずで。

とはいえ、これだけ歴史に名を刻んでいるメゾンでありながら、誰にでもわかり易いアイデンティティやアーカイヴが見つけ難いメゾンのような気がするだけに、アクセサリーでヒットアイテムを作って足がかりに、というのでもないような。

ティッシは個人的に好きなデザイナーなだけに、なんとかがんばって欲しいところ。

まだまだ紆余曲折がありそうな、ジバンシィでした。








 
| 2006 FW Womens | 00:53 | comments(0) | trackbacks(1) |
COMMENT
SEND COMMENT









TRACKBACK
TRACKBACK URL

ヘア アクセサリー
TB失礼します。アクセサリーの中でも、髪につけるヘア・アクセサリーには、いろいろな種類がありますね皆さんはどれだけ知っていますか?

| ヘア アクセサリー | 2006/08/25 10:34 PM |