コソの出来事

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2006SS Christian Dior
2005.11.13 Sunday
ムッシュ・ディオールの生誕100年の記念すべきコレクションとなったクリスチャン・ディオール

大改修工事を終えガラス張りとなったグラン・パレのこけら落としとなった今回のコレクションで、デザイナーのジョン・ガリアーノが選んだテーマは「ヌード」。原点に戻った、本当に美しいヌード・カラーのドレスを見せてくれました。

カラーはトレンドカラーでもあるヌード・ベージュ一色。シルエットやフォルムもとてもシンプル。しかしクチュールメゾンの技が細部に宿った作品になっています。

もちろんこの動きに関しては、ビジネスの一層の強化という側面が強いも事実。STYLE.COMでも指摘されているように、今夏のCFDA Awardsでケイト・モスが着ていたヌードカラーにブラックのレースをあしらったコルセット風のワンピースがベースのアイデアになっている様子。

このブラックレース・オン・ヌードカラーというアイデアは、ドレスにとどまらず、ジャケットやビスチェビキニ、ジーンズと豊富。定番のサドル・バックと合わせて、そのまま街に出かけていきたくなりそう。

ただし、ドレスもワンピースも、よりドレイプを効かせて動きのあるフェミニンな雰囲気にまとめています。終盤に見られた、ヌードベージュからオレンジやピンクへのと変化するグラデーションのドレスやトップスがとても美しい。ブラウンやカーキのジャケットやコート、パンツとのスタイリングはかなり好きです。

コルセットやポケットの刺繍やをほどこしたトロンプロイユなディテールもおもしろいね。実際のポケットも、透ける素材と合わさって、トレンチコートなどでデザインのアクセントになっていたりします。

いつものような奇抜なメイクもショーの演出もなし。点数こそ少ないものの、まさに原点回帰の素晴らしいコレクションで新たな決意を感じさせた、ジョン・ガリアーノによるクリスチャン・ディオールでした。










| 2006 SS Womens | 02:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
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