コソの出来事

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資生堂2018年正月新聞広告がない
2018.01.06 Saturday
 新年も明けきった感じもしますが、おめでとうございます。


 昨年は多少落ち着くかと思いきや色々と手を広げてしまって単なる忙しいひとになっている傾向があり、相当微妙ではあります。今年もどちらかというとその傾向がさらに強まりそうなので、何かしら書くということをどう習慣づけるか悩ましいところではあります。無理やり毎日なにか書くという感じにしてしまった方がよいのかもですね。ここのブログじゃなくて放置してあるnoteでも使ってみるかなとか。Vogueでいただいているブログのアカウントも月に一度くらいは更新していかないとそろそろ怒られそうですしね。。。


 そんなわけで、今年も最初のエントリは恒例の新年の新聞広告から。と行きたいところなのですが、どうも元旦の新聞を見ても一面広告がない。資生堂グループのサイトを眺めてみても、年が明けた気配がない。

 これはいよいよ2014年4月からの魚谷体制の総仕上げで、正月広告もやめましょうグローバル企業だし!!ということなのかなあと少々残念に思いつつ、いざなくなるとまあそんなものかと私のいつもの感慨に浸りながら、このブログの2大コンテンツ(もうひとつはアカデミー賞予想ね)のひとつが欠けた喪失感をじわじわと感じている今日この頃でございます(嘘)。


 とはいえ何も書かないでこのエントリを締めるのもどうかと思うので、この年末年始に未読消化でつらつら眺めていた記事の中で、気になった資生堂関連の記事をひとつピックアップ。

 L’Oréalが資生堂を幹部引き抜きの件で訴えを起こしたという内容でございます(日本語の抜粋記事はこちら)。

 今回訴えの原因となっているのは、1994年から2017年6月までL’Oréalに在籍していたベテランで、最後は米州のコンシューマープロダクト担当のSVPを務め、10月からShiseido Americasでの仕事を始めたAntonios Spiliotopoulosという人物。L’Oréal側が問題視しているのは、SpiliotopoulosがLancômeのLe Teint Particulerという、現在試験的にNordstromの一部で販売されている、個々人の肌のトーンを検出してファンデーションのブレンドをカスタマイズして提供するプロダクトに関わっていた点で、このプロダクトの些細な情報を彼が把握していることが、カスタマイズコスメの市場を狙っている資生堂に有益なものになり得るとし、彼の競業避止義務契約の期間は11月までであるとして、Shiseido Americasの雇用を差し止める訴えを起こしたというのが概要でございます。

 確かに資生堂は今年に入ってから、カスタムメードのファンデーションを提供するMATCHCoや、AIを使ったカラーマッチや顔の測定に肌色判定などの技術をもつGiaranといった企業を相次いで買収しており、今後の有望市場の競合の動きに対してL’Oréalが神経質になるのも当然かなと感じました。ちなみに、SpiliotopoulosがShiseido Americasのサプライチェーン担当EVPとして、新規プロダクト開発も含む広範な領域の責任を担うというプレスリリースが先日出ていたので、一応解決はしたようではありますが。

 コスメティクスの世界でも、データやテクノロジーを活用したカスタマイゼーションの大きな波が来つつあるのだなということを感じさせる案件のご紹介ということでございました。


 といったところで今年も宜しくお願い致します。
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