コソの出来事

SEARCH


Daily Digest
2014.07.07 Monday
■Iris van Herpen Wins Andam Prize (WWD)
■An Inside Look At Iris van Herpen’s ANDAM Win (Style.com)
■Iris van Herpen Gets the Andam Prize, but She’s Not the Only Winner (The New York Times)
・25周年を迎えたANDAMの今年のGrand PrizeのウィナーはIris van Herpen。
・賞金の25万ユーロに加えて、KeringのCEOのFrancois-Henri Pinaultによる1年間のメンターシップ、Hudson's Bayによるコレクションの買い付け、thecorner.comとのコラボレーションなどが与えられます。
・Iris van Herpenは昨年に続くノミネート。Fausto PuglisiやYiqing Yinといったシグニチャーに加えてEmanuel UngaroやLeonardといったメゾンのデザイナーも務める候補がいる中での受賞となりました。
・3Dモデリングや3Dプリンティングといった新しい手法と伝統的な技法を織り交ぜつつ、新しいエレガンスの在り方を模索し続けている彼女が、このタイミングで選ばれたことに今後のモードの世界を見る上で色々と意味合いがあるのではないかと。この2年はJulien DavidやAMIのAlexandre Mattiussiと続いただけに。
・また今回KeringのFrancois-Henri Pinaultが2年間のANDAMとのパートナーシップの初年度に、Kering傘下のブランドとの連携も含めてどういった形の支援をしていくかも、ここ数年ブランドコングロマリットの若手デザイナーへの出資などが目立つだけに注目です。

■LVMH Program Aids Aspiring Artisans (WWD)
■LVMH Gets Even Friendlier With the Youth Vote (The New York Times)
・LVMHが"L’Institut des Metiers d’Excellence"という新たな職人の育成のイニシアティヴをスタート。
・具体的には、既存の育成校と協力しジュエリーとドレスメイキングの2年の認定コースを9月から約20名の参加者で開始。コースにはLVMH傘下ブランドでの報酬ありのインターンワークも含まれます。
・優秀な参加者は卒業後に、ジュエリーではChaumetとLouis Vuitton、ドレスメイキングではDiorやGivenchy、Kenzoなどで職を得るチャンスが。
・また今後はVMDやセールスといった分野にもコースを広げていく計画の様子。
・LVMHはデザイナーにとどまらずタレントの囲い込みを進めている印象。もちろんグループ外の道を選ぶことも可能ですが、いずれにしてもVanessa Friedmanの指摘のように、技術の保全と継承及び発展、雇用問題の解決などにもつながるCSRとして評価される側面もありますね。

■LVMH Program Aids Aspiring Artisans (WWD)
■LVMH Gets Even Friendlier With the Youth Vote (The New York Times)
・LVMHが"L’Institut des Metiers d’Excellence"という新たな職人の育成のイニシアティヴをスタート。
・具体的には、既存の育成校と協力しジュエリーとドレスメイキングの2年の認定コースを9月から約20名の参加者で開始。コースにはLVMH傘下ブランドでの報酬ありのインターンワークも含まれます。
・優秀な参加者は卒業後に、ジュエリーではChaumetとLouis Vuitton、ドレスメイキングではDiorやGivenchy、Kenzoなどで職を得るチャンスが。
・また今後はVMDやセールスといった分野にもコースを広げていく計画の様子。
・LVMHはデザイナーにとどまらずタレントの囲い込みを進めている印象。もちろんグループ外の道を選ぶことも可能ですが、いずれにしてもVanessa Friedmanの指摘のように、技術の保全と継承及び発展、雇用問題の解決などにもつながるCSRとして評価される側面もありますね。

■Value Retail Says Luxury Brands Need to Upgrade Outlet Shops (Business of Fashion)
・ラグジュアリーブランドやデザイナーブランドを集めたモールを欧州を中心に展開しているValue Retaiの会長のScott Malkinが、ブランド側は一環したエクスペリエンスをアウトレットのフォーマットでも提供する必要があると話しています。
・いまは同じ顧客がフルプライスでもアウトレットでも同じように買い物をするというパターンが増えてきているわけで、当然必要とされる対応ではありますね。

■How Veteran TV Exec Dawn Ostroff Is Taking Condé Nast Beyond Print (Adweek)
・CATVなどでの番組制作が本格的に動き出したCondé Nast Entertainment。2011年の立ち上げ時からトップを務めてきたDawn OstroffがCNEで何をしようとしているかフェーチャーした記事がAdweekに。
・これまでも「ビューティフル・マインド」や「食べて、祈って、恋をして」をはじめ、Condé Nastが保有する各誌に掲載された内容をベースに映画化されたケースはいくつもあるですが、それをしっかりCondé Nast側でビジネスにしていこうというのがCNE設立の大きな目的。
・CNEのトップのDawn Ostroffは、CBSや20th Century Fox Televisionを経て、Lifetime TelevisionのEVPなどを務めた人物。CWのトップとして、Gossip GirlやThe Vampire Dairiesといった小説原作のドラマを成功に導いた手腕で知られています。
・CNEでも既にMcAfeeのファウンダーを描いた"Last Stand"の映画化など、映画とテレビ双方でいくつかプロジェクトが動き始めているわけですが、特に制作期間が長くはなく、かつヒットすると5年以上に渡り数シーズン続くことになるTVシリーズでは、外部の優れた脚本を持ち込むことの重要さを理解している彼女はまさに適任という。

■Apple poaches Swiss watch exec for iWatch launch (CNBC)
■Apple Poaches Another Luxury Executive as iWatch Nears (Business of Fashion)
・Appleが再びラグジュアリーブランドの幹部を引き抜いたというニュースが。
・今回はTag Heuerのセールス担当のVPのPatrick Pruniaux。LVMHのウォッチ部門のトップでHublotのCEOでもあるJean-Claude BiverがCNBCに話したことで明らかに。
・これまでもスペシャルプロジェクトに関わっているというYves Saint Laurentの前CEOのPaul Deneveや、リテール担当のSVPに就任したばかりのBurberryの前CEOのAngela Ahrendtsの移籍が話題になりましたが、今秋の販売が噂されるiWatchとダイレクトに関係のある幹部の外部起用は初ということで。

■Olivier Rousteing, Along With Jourdan Dunn, Binx Walton, Cara Delevingne, and More, Push the New “Balmain Reality” in the Brand’s Fall Ads (Style.com)
■Olivier Rousteing Makes a Statement With Balmain Campaign (WWD)
・Balmainの2014年秋冬のキャンペーンが公開されています。
・スタイリングとアートディレクションにKatie Grand、フォトグラファーにMario Sorrentiを迎え、Rhiannaをフィーチャーした春夏から大きく路線変更。
・モデルの起用でダイバーシティを意識しつつ、これまでにないしなやかさを見せ、新しいBalmainのビジョンを感じさせる内容になっています。
・ともかくKatie GrandとMario Sorrentiという人選がパーフェクトなのですが、なによりデザイナーのOlivier Rousteingの“My first collection was all about making clothes, and it was really, really important for me to work on the tailor[ing] and on the clothes, but I realized that day after day and step by step, I’m not only doing clothes. I think fashion is all about a vision that you can give to people; it’s [about] expressing that passion. We need to show how diversity is important.”というコメントにも見られる変化が反映されたものでもあり。

■For Bonobos, a Good Fit in Stores as Well as Online (The New York Times)
・Bonobosが55百万ドルの資金調達を実施。
・現在10ストア体制のガイドショップを向こう2年でさらに30ストア展開する計画。
・ウィメンズのAyrの状況も気になるところですね。

■The RealReal Launches RealBook App (WWD)
・ラグジュアリーブランドのアイテムの委託販売のThe RealRealが、アイテム毎に出品価格を推定してくれるアプリの提供をスタート。
・実際にブティックから買う前にいくらで売れそうかThe RealRealに問い合わせてくるケースが多かったことから導入を決めたそうですが、ショールーミングのさらに先を行く消費者行動という感じでおもしろいですね。

■sass & bide founders Heidi Middleton and Sarah-Jane Clarke quit the label (The Guardian)
・sass & bideのファウンダーのHeidi MiddletonとSarah-Jane Clarkeがブランドを去ることに。
・2011年には豪州の百貨店のMyerに株式の65%を売却し、2013年9月にはMyerが100%取得しており、段階的にオペレーションから離れ、今回の退任ということになったようです。
・新しいデザイン・ディレクターには、Ralph LaurenやMaxMaraにJosephなどでの経験があり、Victoria BeckhamやMulberryのコンサルタントもしていたAnthony Cuthbertsonが就任。またアートディレクターには、Tommy HilfigerやHugo Bossでの経験のあるBonnie O'Hareが就き、体制としてはファウンダーたちと同じ形に。

■Many Luxury C.E.O.s Were Trained by the Dior Executive (The New York Times)
・1998年からChristian Diorのトップを務めるSidney Toledano。彼のもとで働いた幹部たちが、ラグジュアリーブランドのトップとして活躍するケースが増えてきています。
・同じLVMHのLouis VuittonのMichael Burkeをはじめ、Jimmy ChooのPierre Denis、Hugo BossのClaus-Dietrich Lahrs、Robert ClergerieのEric Vallat、そして先日Yves Saint LaurentやReed KrakoffのCEOを経てRalph Laurenのラグジュアリー部門のプレジデントに就任したValérie Hermannなど、錚々たる顔ぶれ。
・なんでもSidney Toledanoをヘッドハントすることが不可能と見られるようになったため、その近くで働いた経験のある幹部たちに注目があつまるようになったとか。

■Tech Billionaires Think Fashion Is the Future (Racked)
・2009年に50百万ドル規模だったファッション関連のスタートアップへの投資が、2013年には28億ドルにまで拡大。
・2014年は既に現段階で昨年の数字を上回っており、投資家からの注目の高まりが見て取れます。
・ペイメントやアナリティクス、ロジスティクスまで含めたリテールのソリューションに、コマースともつながるメディアやソーシャルネットワーキング関連、マーケットプレイスに3Dプリンティングやフィッティング、ウェアラブルでバイスなどの技術まで幅も広いですし、まだまだこれから増えていくのではと思います。

■Bravo DKNY for a Ramadan collection that allows Muslim women to look glam and modest, without a burqa (The Independent)
・DKNYが、Styles Magazineのファッション・エディターのYada GolsharifiとDubaiのデザイナーのTamara Al Gabbaniを迎えて、2014年夏のラマダンコレクションを発表。
・これはなかなかクレバーな動き。DKNYあるいはDonna Karanの元々のテイストからも外れていないところももちろん大きなポイントではあると思いますが。

■CEO Talk | Brunello Cucinelli, Founder and Chief Executive, Brunello Cucinelli (Business of Fashion)
・昨年IPOを果たし、順調に成長を続けるBrunello Cucinelli。ファウンダーでCEOのBrunello Cucinelliへのインタビュー記事がBoFに。
・元々非常に貧しい環境で育ったことも関係してはいるわけですが、社会活動としての企業活動という側面がますます重要になってきているいま、彼の考え方は示唆に富んでいるのではないかと。

■Ivana Nonnis Tapped at Lejaby (WWD)
・Lejabyの新設の北米担当のマネジャーにIvana Nonnisが指名されています。
・La Perla North AmericaのCEOを務めた後、ランジェリーブランドのためのショールームを開いてMarlies Dekkersの北米のマネージャも担当していた人物。

■Mens loungewear: downtime goes upmarket (Finacial Times)
・ウィメンズだけではなくメンズでもいわゆるラウンジウェアの人気が高まってきていますよという話題がFTに。
・これは先進国では共通の動きなのでしょうね。

■The Luxury Market Comes up Close and Gets Very, Very Personal (ABCNews)
・ファッションでもカスタマイズのサービスが人気ということで。
・特に注目したいのは、Moda OperandiのCEOだったAslaug Magnusdottirが立ち上げたTinker Tailorのような、デザイナーブランドのアイテムのカスタマイズですね。

■良品計画、メリハリつけ今秋冬値上げ (繊研新聞)
・ユニクロに続き無印良品も秋冬商品の価格を値上げ。全体で昨年の秋冬から4%程度引き上げると。
・衣料ではカシミヤやアルパカなど付加価値の高い商品のバリエーションと比率を増やすようで、値上げ幅は8%程度と全体よりも高めに。

■サザビーリーグ×新潮社が商業施設 (繊研新聞)
・神楽坂駅前に新潮社が保有する北倉庫を開発した「ラカグ」を今秋オープンと。
・デザインは隈研吾建築都市設計事務所。

■新たな美の聖地「ギンロク」 大人のサロン続々 (日本経済新聞)
・銀座六丁目にビューティ関連のサロンなどの進出が相次いでいるという話題。
・確かに最近オープンしたSanta Maria Novellaの旗艦店もこちらでしたねぇ。
| Daily Digest | 02:06 | comments(0) | - |
COMMENT
SEND COMMENT