コソの出来事

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2006SS John Galliano Mens
2005.07.31 Sunday
本当は今週はオートクチュールのレビューを書きたかったのだけれど、そこまでの気力なくて叶わず。。。というわけでひとまず2006SSメンズを終わらせます。

最近落ち着いてきたディオールでのお仕事と比較すると、より自分の好きなようにやってるんだろうなあと思うジョン・ガリアーノのシグニチャー。もともとメンズの人だし、レディスも勿論好きなのだけれど、ディオールで見れない分、また別の楽しみが。「自分で着る」という視点から言えば、ディオールとシグニチャーというガリアーノによる2つの選択肢がある女性がうらやましい(笑)。

それはさておき、フォーマルなイブニングでスタートした今季は、ストリート・ミュージシャンたちがメインのテーマの一つ。実際にモデルとして、ランウェイにもたくさん登場しています。そして彼が最近旅行したという、南アメリカからインスパイアされたと思われる作品も多く見られました。

サイケな花柄のプリントを多様したスカーフやジャケットやパンツ。同様のモチーフがアクセントとして使われているブラウンのレザーコート。パッチワークのデニムのボトムなど。今季もパワフルなアイテムがたっぷり。

が、彼のメンズラインにおいて、キーとなるアイテムは一貫してベスト。今回も様々なスタイリングで登場しています。まだあまり街では見かけないけれど、そろそろフォーマルなテイストのベストをストリートに落とし込んだこの合わせ方、そろそろチャレンジしてみても良いかもね。ちょっと着てみたくなりました。

そしてなによりもジャケット。もともとテイラードには定評のある彼だけに、やはり美しい。ちょっと肩幅とか大きそうなのだけれど、小柄なデザイナー本人のサイズに合わせたものがあるはず!という期待のもとに、いつか手にしたいと思っているのですが(笑)。

終盤、花びらの舞うなか並んだサイケなプリントが施されたものや、アパラチアのあたりの民族衣裳を思い起こさせる作品に続き、いつものようにご本人が登場。

レディスのコレクションと同じレベルの興奮と感動をメンズのショーにもたらすことができる人がいるとすれば、それは彼だけです。よく人々が、ディオールにおいて彼が壊したというパリの正統が、単なる伝統の退屈な焼き直しを意味するのなら、それを見直した(ドミニク・シロやアルマーニのような)コレクションが一見美しかったとしても、僕はガリアーノの奇抜なファンタジーを支持します。ことコレクションという場とデザイナーには、人々に夢を見せる力があるのに、それをちゃんと使わないのであれば、それは犯罪というものだ。そういう意味で、WWDの7/13号のインタビューの中で山本耀司が語っていたことは、正しいのかも。「ショーで見せるコレクションと展示会で見せる服。同じ服でもこれはもう全く違うものだと思っている」というコメントも含めて。

ビジネスといいうのはコレクションの副産物だと思っている。ビジネスのためにコレクションがあるんじゃあない。売るためにコレクションをやるのではない。服とそのクリエイションを見せるためにコレクションをやってきた。ビジネスはその結果として出てくるもの。
なーんて、長くなってしまったが、単純にガリアーノが好きなのです。ほんとに。































| 2006 SS Mens | 03:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
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