コソの出来事

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2011SS Givenchy Haute Couture
2011.02.06 Sunday
Riccardo TisciによるGivenchyの2011年春夏のオートクチュール・コレクション。

引き続きショー形式ではなくアポイント制でインスタレーション形式で行われた今回ですが、日本のロボット玩具や昨年亡くなった大野一雄の舞踏のパフォーマンスに着想を得たという、これまでになく強烈な印象のコレクションとなっています。

大野一雄の舞踏からはロマンチックでメランクリックな要素とドライフラワーを思わせるカラーパレットを引用。ロボットの頭部や武士の甲冑の兜をイメージしたヘッドウェアはPhilip Treacyによるもの(敢えてピックアップしませんでしたが)。そして何よりも驚異的なのは羽根や白鳥の長い首など鳥をモチーフにした精緻なディテール。カッティングに2000時間、裁縫に4000時間もかけたルックや90メートルのプリーツをたたんだルックなど。

白と赤の色使いやスクエアなシルエットなど神社建築や神道的な厳かな雰囲気を演出する要素も盛り込まれているように感じました。登場したのがすべて長い黒髪を前に垂らしたアジア人モデルということもありますが。

最早芸術作品といった趣きですが見れば見るほど、その繊細さと美しさに引きこまれそう。フルスクリーンのモードでチェックしていただきたく。クチュールだからこその稀有なコレクションを見せてくれたRiccard TisciによるGivenchyでした。









| 2011 SS Haute Couture | 02:49 | comments(0) | - |
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