コソの出来事

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山口小夜子
2007.08.21 Tuesday
ちょっと早過ぎるよね。Gianfranco Ferreの時もショックだったけれど。

Yves-Saint Laurenと並んで僕が最初に好きになったデザイナーがGianfranco Ferreだったとしたら、初めて関心を持ったモデルが山口小夜子だったのでした。

もちろん僕が知ったときには、すでにモデルとしてだけではなく、クリエーターとして舞台をはじめ様々なフィールドで活躍していたわけだけれど。

10年近く前のものになると思うのだけれど、彼女のインタビュー記事をスクラップしてまだ持っていたりします。

ともかくその記事で語られた言葉が、僕の服に対する考え方を決定づけたと言っても過言ではないくらいで。

 服ってね、例えばウールだったら、もとは羊たちの毛でしょ。それを糸にし、織って、色をつける人やデザインする人がいて、縫い子さんたちが縫って・・・と、いろいろな人の思いとかエネルギーを含んでいるんです。
 だから、自分を一瞬「無」にして「どう着てほしいの?」って聞くと、フッと服が言うのね。「もっと手を広げて袖を見せてほしい」とか。ステージの上ではそうやって服にお任せしているんです。私は文楽の人形のように、思いに導かれているだけ。

もうその姿を見ることができないのは、本当に残念だけれど、色々なことを教えてもらった気がします。

安らかに。
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