コソの出来事

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MEG / PRECIOUS / 野田凪
2008.09.21 Sunday
MEGの最新シングル「PRECIOUS」がリリース。

PRECIOUS(初回限定盤)(DVD付)

そのジャケットとミュージックビデオを手掛けたのが、先日宇宙カントリーからも、その早過ぎる死が正式に発表された野田凪なのでした。ジャケットはそれなりの感じですが、ミュージックビデオが胸が痛くなりそうなくらいに素敵。



この世界の新しい地平をもう見ることができないのかと思うと、本当に残念。

安らかに。
| Art/Design | 22:17 | comments(0) | - |
Nagi Noda Passed Away
2008.09.11 Thursday
衝撃。あまりにも早過ぎる。



海外で野田凪のエージェントになっているPartizanが発表しているから、たぶん本当。。。
| Art/Design | 11:46 | comments(0) | - |
Marcel Wanders' Rosendahl Le Mans Chronograph
2008.01.06 Sunday
ちょっと古いのですが、11月25日付でNYTに載っていたMarcel Wandersの時計を巡る不思議なお話をご紹介。

ことは数年前にMarcel WandersがAmsterdamのRosendahlのショップに立ち寄ったところから始まります。そこで彼の目にとまったのは、ドライバーのTom Kristensenもデザインで協力したという、60年代風のステレンススティールのバンドに、レーシング・クロノグラフを盤上に3つ配したどこかレトロな雰囲気のある"Le Mans"というモデル。



ただ当時の価格で2500ドルと衝動買いするにはちょっと高かったこともあり、その時は買わずに店を後にしたのでした。

ところがその6ヶ月後に、彼女のNanine Linningがその時計をMarcel Wandersにプレゼント。意外な形で彼はその時計を手にすることになったのですが、おもしろいことに、Nanine Linningは彼がその時計を気にしていたことも、AmsterdamでRosendahlのショップに入ったことも知らなかったそうです。

それからしばらくして、彼はNYのHudson Hotelに止まっていたのですが、急いでチェックアウトしたものの時計を忘れて置いて来てしまったことがあっあったそうです。オランダに戻った彼がホテルに確認の電話したところ、彼の後に宿泊した客が時計に気付いて届けてくれたとのこと。ホテル側に電話番号を残していたその客も偶然オランダに住んでいたのですが、実際に連絡してしまうと出て来たのは何を隠そうCasper Vissers。後にHans Lensveltとともにmoooiを立ち上げた人物で、Marcel Wandersはアートディレクターとして関わることになります。

ちなみにこの時計、なぜか午後7時12分になると突然アラームが鳴り出すそうで、その変更の仕方がいまだにわからないのだそうな。でも彼はそんなところも含めて、この時計を愛してしまっているようでございます。

ちょっと素敵で不思議な話でしょ。

この著名人が自分の愛用品について語るNYTの"Possessed"というコーナー、時々おもしろいので興味がある方はぜひ。Weeklyで更新されていたと思います。
| Art/Design | 02:51 | comments(0) | - |
The Vice Photo Book
2007.11.18 Sunday
Edgyな写真と独自の切り口で知られるフリーマガジンのVice

CanadaのMontrealで創刊され、現在はNYが拠点となっていますが、日本を含めた世界各地で現地のエディションがデリバリーされています。

そんなVice Magazineがこれまでの13年間の集大成として336ページに及ぶ写真集"The Vice Photo Book"をリリース。

The Vice Photo Book

Vice Magazineに写真を提供してきたTerry RichardsonやRyan McGinleyへのインタビューなども掲載。

当然過激な描写も多いですが、興味のある方はぜひ。
| Art/Design | 13:32 | comments(0) | - |
LaCie Golden Disk
2007.09.14 Friday
いつもだったらJellypop Dailyで取り上げるような内容なので、あまりにも素敵だったので個別にご紹介。例によってLuxistで発見しました。

デザインオリエンテッドなHDDドライブやDVDドライブなどのストレージ製品で知られるLaCieから新たなHDDドライブGolden Diskが登場。

F.A. Porscheがデザインを手がけたDVD±RW with Lightscribe, Design by F.A. Porscheを持っていて、Macと相性の良いミニマルなデザインで好きなのだけれど、これはもう。






Ora-Itoによるデザインで、10月の発売みたいです。

壁一面にタイルみたいにして貼って、「あ、これ実はHDDなんですよ。最近ログが増えちゃって大変なんですよねぇ」とか言ってみたい(笑)。
| Art/Design | 23:58 | comments(0) | - |
ギャラリーツアー
2006.11.21 Tuesday
先週末は銀座と京橋辺りをさらっとギャラリーツアー。

ギャラリー小柳
 杉本博司 の「本歌取り」。お馴染みのフォーカスをぼかした建築写真も良いのだが、アクリルガラスとアルミニウムによる彫刻が圧巻。アルミニウムがあそこまで美しいとは知りませんでしたよ。

ギャラリー川船
 樋口健彦の陶と墨による漆黒の立体作品群。正直にいうと、この手の作品が私は苦手だ。ウォルター・デ・マリアのように完璧に空間まで創り上げたアートにはすんなり入って行けるのだけれど。が、はじめは黒いものを創りたいと思っていたと語るアーティストのインタビューを読んでようやく作品の意図が理解できたような気がする。
ただ黒というのは色ではない。光を完全に跳ね返さない状況をつくるということ。

物理的にいうと、光を跳ね返さない=見えないものになってしまうので、僕の作品は、最後には見えなくなることを目指すような変な自虐的な仕事をしているのかなと思います。




ギャラリー山口
 地下では友田多恵子の和紙を使った作品を展示。こういった作品に触れると、若干の戸惑いを覚える。現代アートと呼ぶべきか、クラフトアートと呼ぶべきか。1階は久米亮子のペインティング。一見それほど特徴のない抽象画のようだが、見ているうちに魅せられる作品。生命力の溢れる草花をモチーフにしているようだが、どこか艶かしい。セックスの時の体内を描くとあんな感じかも。


フタバ画廊
 いつもちょっと奇異で不思議な世界を見せてくれるフタバ画廊。今回は銀座経済新聞でも取り上げられている江口智哉と井関北斗によるインスタレーション。アーティストご本人(江口氏)がいらっしゃいましたです。


ASK? Art Space Kimura
 藤幡正樹 の「Portray the silhouette? 絵画の起源」。映像による影と実物を投影した影が錯綜する興味深い視覚のエクスペリエンス。願わくば、もう少し精度の高い空間と機器の用意を。


ギャラリー椿
 山本麻友香のペンティング。動物に偽装するあどけない表情の子供たち。一筋の傷を付け、角を生やすことで愛せる作品になったという作家。うまく消化できていないのだけれど、静かに、少しずつ共感できたように思う。ただどこかに違和感が残るとすれば、それは私の体感し得ない「母性」に起因するのかも。



ギャラリー椿GT2
 山本重隆 の「Red Lip」。キャンバスに凹凸をつけて顔を表現したユニークな作品。純粋に「欲しい」と思った。デザインとしても、すごい好き。
| Art/Design | 02:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
ギャラリーツアー
2006.11.05 Sunday
今週は清澄白河と新川&茅場町方面へ。墨田川沿いは人もあんまりいないし、ゆったりした気分になれて良いです。休日は新川方面は静かだねー。

小山登美夫ギャラリー
 福井篤の"the eyes of the midnight sun"と、ピーター・ウーの"RED PARROT ON A SHOULDER OF A BLACK PIRATE"。福井篤は初めてみたのだけれど、ここ数年でもかなり衝撃的な発見のひとつ。「大昔の記憶、最初に地球に来たときのことを思い出すような」イメージで描き進めたとアーティストは語っていますが、そのケミカルでサイケデリック、でもどこか醒めた色合いの作品から、原初の風景よりも終末の雰囲気を感じました。原子が崩壊して、全ての境界線が曖昧になり、何もかもが解けてひとつになって消えていく寸前のような世界。かなり好きです。ピーター・ウーは、端的にエスニックなポロック?という感じでしたが。



シュウゴアーツ
 イケムラレイコ の「パシフィック」。彼女の描く海は、不思議なくらいに淡くて優しく、深い。少女とともに描かれる鳥は、見る者をどこかに導いてくれるのだろうか。


ゼンシ
 ミコライ・ポリンスキーのインスタレーション作品"One Day in Paradise"。古代の神殿に描かれた壁画のようなイメージのドローイングを天井付近に上下を逆にして配置。フロアから生えたような白熱灯、ゆっくり回る扇風機。でも作られたその空間に力が全然なかった。


ヒロミ ヨシイ
 小金沢健人「数を忘れる」。特にコメントはなし。。。


タカイシイギャラリー
 シルケ・オットー・ナップの“Standing anywhere in the space in a relaxed position”。背景から浮き上がってくるように描かれた抽象化されたダンサー。固有の表情が完全に消された匿名性。体を描くラインは作動することでのみ維持されて、はじめて内部という存在を観察者に意識させる。まさにオートポイエーシス。



gallery Archipelago
 斎藤匠平 のビデオ作品「video phase」。海辺の近くにある丘を歩き続ける作品。聞こえるのは彼の足音だけという、ただただ静かに時間が進んで行く作品なのだけれど。そこに何もないことが、かえってこわい。色々な時間の流れと切り離されたように、アーティストの完全にパーソナルな視線だけで構成されているからかな。そう、視線って想像以上にパーソナルなものだね。


gallery.sora.
 バンクス・ヴァイオレット / ガーダー・アイダ・アイナーソンの作品展。解説にある、「介在するイメージが「誤読」されたときに現れる可能性」を読んでなんとなく納得。


タグチファインアート
 イングリット・ヴェーバーの「シーファー」。シーファー(玄武岩)を顔料として用い、グレーの微妙な濃度の違いで光の記憶を表現した作品群。そういえば今年の秋冬のトレンドカラーはグレーだけど、本当はすごく繊細な色だと思う。とても難しい。



ベイスギャラリー
 大竹伸朗 「旅景」。東京都現代美術館で開催中の大竹伸朗「全景」展との連動企画。旅先で書いたと思われる何気ないドローイングが中心なのですが、その量が圧倒的。描かずにいられない何かがあるのだろうね。たぶん。
| Art/Design | 18:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
銀座
2006.10.28 Saturday
ほんとに気持ち良い季節になってきましたねぇ。というわけで、今日は銀座をふらふらとしておりました。久しぶりのギャラリーツアーも兼ねて。


Nichido Contemporary Art
 エマニュエル・アンティル(Emmanuelle Antille)による“Tornadoes of My Heart - Kill me twice, dear friend, dear enemy”というビデオ・インスタレーション。友情の底にあるかもしれない愛憎。その青い発露。でも正直なところ実感としては薄い。自分の場合、その青さを体験しなかったから?


Galleria Grafica
 本多恵理によるペインティング。尾瀬の風景などを抽象化しているのだが、私の頭に思い浮かんだのは、セザンヌ。


ギャラリー小柳
 現代建築の写真で知られるルイザ・ランブリ(Luisa Lambri)の個展。過度に抽象化されて固有の意味を失った建築空間にこそ、私的な記憶を重ねることができるというのは、私自身の体感でもある。意味を削ぎ落とした透明な空間の方が落ち着く。時の流れの中で空間自体に刻まれていく記憶もあるし、物理的に朽ちていくわけだけどね。そういうミニマルなレベルでの空間との対話。
妹島和世+西沢立衛/SANAA 金沢21世紀美術館


HOUSE OF SHISEIDO
 「女たちの銀座 稲越功一の視点+銀座の歴史展」。私の銀座との関わりというと、幼少期に親に連れられて行った博品館がはじまりかな。最初は特別な場所という気がしていたけれど、知らない間に一番落ち着ける街になっていました。もちろん他の街にはないsomethingがあって、それがいまでも人を魅きつけてやまないのだと思うけれど。一人一人の銀座への思いが少しずつ響いてくる、なかなか素敵な企画。


Pola Museum Annex
 柏原エリナによる身にまとう光のアート。空間演出では田中敬一も協力。服飾デザイナーとしての技量がもう少しあれば良いのに。


資生堂ギャラリー
 陳若水、平田五郎、尹照倉の3人による「素景」展。なんとなく会場構成があまりよろしくないような気がしました。


■メゾンエルメス
 「木村伊兵衛のパリ」。かなりの点数を揃えた充実の企画展。やはり夕暮れと夜景が美しい。意外に彼の写真のフレーミングが好きなことを発見。来年の1月21日までと期間が長めなので、ぜひ。しかしいつも思うのだが、エレベーターが狭いよ。レンゾ・ピアノさん。


そしてようやく10月14日にオープンしたノイハウスに行ってきました。銀座2丁目なのだけれど、なぜかアンリ・シャルパンティエの隣。こじんまりとしたお店で、スペースの半分はカフェに割り当てれていました。カウンターにはお馴染みのプラリネが並んでいて、見ているだけで嬉しくなってしまった(笑)。おかえりなさいということで、プラリネの12個入りアソートに、カプリス、タンタシオン、マノン ブランを追加。全然混んでなかった。みんな知らないのですかねぇ。まだマノン ブランしか食べていないけど、もうバニラのクリームが最高ですな。

リステアと有楽町西武をちらっと覗こうかと思ったけれど、HMVでうろうろしていたら時間がなくなりました。

こんな一日。
| Art/Design | 23:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
LOEWE 160th Anniversary "Take me with you"
2006.09.18 Monday
友達と一緒に出かけてきました(チケットありがとう!)。

ロエベが創立160周年を記念に企画した初のコンテンポラリー・アートの巡回展。本国のスペインでは6月にCirculo de Bellas Artesで行われたようです(サイトのデザインが素敵だ)。

バッグという"肌身離すことのできないもの"との特別な関係をテーマに、若手アーティスト20名がこの企画展のために制作。


一番の発見は中国のWilson Shieh (ウィルソン・シエ)。トラディショナルな中国画のモチーフを、現代的にキッチュにアレンジしています。すぐに思い浮かんだのが、町田久美。彼女の場合、日本画の画材を用いているのだけれどね。 どちらも少しエグい世界観がたまらない。左上から時計回りに、"Bag Dress"、"Headbag Festival"、"Baggage Run"。




ベルベットのような素材の深い赤色の網が蜘蛛の巣のように、ボックスを搦めとっているElizabeth Aro (エリザベス・アロ)の"Red Net"も官能的な匂いが印象的でした。



村山留里子による漆黒のトルソーの内部を抉って花や羽根で飾った"Untitled"も秘密の花園のような美しさ。Ana Prada (アナ・プラダ)の写真(彫刻を撮影?)にも何か強烈なパワーを感じました。



Carmen Garcia Bartolome (カルメン・ガルシア・バルトロメ)の映像作品"El Bolso de Mano de un Centauro Herido que Busca la Lux, Luz"は、ひどくパーソナルなものを見せられてしまった感覚。それが薄気味悪くもあり、滑稽でもあり、どこか共感できるところもあり。ギリシャ王女のOlga Isabella (オルガ・イザベラ)による日本での展示のための特別制作の映像も、なかなかフランス映画っぽいポップさと何も問題が解決しない展開(ある意味それでもall right?笑)が不思議な感じで素敵でございました。


それでも一番良かったのは、ウォン・カーウァイ監督作品でもお馴染みのWing Shya (ウィン・シャ)の写真。あの光と色。



それぞれの作品も素晴らしいし、ロエベのアーカイヴも見れたりして、かなり密度の濃い展示になっているのだけれど、ひとつ難を挙げるとするならば、アイコンとしてのロエベのパワーが作品に負けてしまっていること。ヴィトンのような展開の仕方をしてきたわけではないから、仕方のないことだけれどね。でもこういう企画の積み重ねで、これまでの伝統にまた新たなイメージが加えられていくはず。

9月19日までとなぜか開催期間が非常に短いので、気になった方はお早めにどうぞ。
| Art/Design | 02:37 | comments(0) | trackbacks(1) |
服部知佳
2006.08.20 Sunday
あまりここでは書いていないですが、6月くらいからまたギャラリーや美術館に出かけていけるようになりました。

ふらーっと行っても良いのだけれど、その場に入れば入ったで感性を真っ白に全開にしてしまう傾向があるので、それなりに大変だったりするのだ(笑)。

そんな中、先月になってしまうのだけれど、あるアーティストの作品に恋してしまいました。

服部知佳というひと。

ギャラリー椿で開かれていた個展で一目惚れ。



インタビューの中のコメントにもあるけれど、「夜のしじまの刻々と移り変わっていく青の世界に色が射してくるような」静謐だけど柔らかい色の表現が素晴らしい。

それでも同時にどこか強さを感じるのは、どれも止まることのない「生」の動きを表現しているからなのかも。




カタログで見た、色使いが少なめな過去の作品も素敵でした。
| Art/Design | 02:23 | comments(0) | trackbacks(1) |