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2010.10.11 Monday

2011SS Felipe Oliveira Baptista

Felipe Oliveira Baptistaの2011年春夏コレクション。

Christophe Lemaireの後を受けてLacosteのデザイナーにすることが発表されてから初めてとなるコレクション。

それもあってかトレンドにも添って、いつになくスポーティでクリーンな作品が並びました。レギンズとのスタイリングや、パンチングの施されたトップス、ジオメトリックなプリントとカラーブロック、特徴的なペプラムなどフューチャリスティックなカッティングとフォルムなどの要素を、セクシーに。若干物足りない印象を受けたのは、今季のトレンドに彼らしいクリエイションが埋没して見えてしまったからかもしれませぬ。

ここ数シーズンはオートクチュールとRTWの双方を発表している彼ですが、Lacosteもスタートすることで、どう変化していくかが気になるところ。今後も引き続き注目です。












2010.10.04 Monday

2011SS Costume National

Ennio CapasaによるCostume Nationalによる2011年春夏コレクション。

こんなクリーンで軽くカラーも多様したCosumue Nationalはあまり見たことがございませんね。低めのウェストとかトップとボトムのボリュームのバランスとか、今季のトレンドのど真ん中という感じで悪くはないですが。でもどんなルックでもEnnio Capasaらしい艶っぽさが出ておりますね。軽やかさの中にテーラリングで強さを導入するのもひとつの流れですが、マニッシュなテーラリングは彼の得意とするところでもあるわけで、そこを今季風に巧く落とし込めているということ。

まあまとめてしまうと普通に好きです。












2010.09.28 Tuesday

2011SS Gabriele Colangelo

Gabriele Colangeloの2011年春夏コレクション。

Style.comの評を引用するまでもなくMilanはなかなか若手デザイナーには厳しい環境だったりはするのですが、2年前にVogue Italia/Alta Romaの賞を受賞したGabriele Colangeloは期待のデザイナーのひとり。

今回はNYから引き続いてのトレンドを想い起こさせるピュアなホワイトとミニマルなシルエット、シアーなレイヤリングを基調に、アシンメトリーなつくりと緩やかに流れるボリューム、そして刺繍などの細やかな装飾で遊んだ作品を披露。

ちょっとまとまり過ぎている感はありますが、よいコレクションだと思います。今後も引き続き注目ということで。












2009.10.19 Monday

2010SS Givenchy

Riccardo TisciによるGivenchy

遅ればせながらとりあえずルックをピックアップ。

モロッコなどのアラビアなモチーフを多様しながらもサイケデリックでテクノにトライバル感を演出しながらも、その構築的なテーラードやサルエルパンツが象るシルエットがメゾンのアーカイヴを感じさせる素晴らしいコレクション。

Riccardo Tisciのシグニチャーとも言えるゴシックなテイストから徐々に幅を広げ、今回本当に彼のGivenchyのスタイルを確立できたのではないかと思います。

素直に嬉しい。















2009.10.07 Wednesday

2010SS Kris Van Assche

Kris Van Assche

Neil Barrettとはまた違う意味で、Kris Van Assheのウィメンズはすごく好きなのです。

ワンピースやドレスにはテイラードな構築性を、スーツにはドレープの柔らかさを。Style.comの評にもあるとおり、テイラードにフォーカスしたデザイナーが少ない今シーズンの中では、ミニマリズムを貫いた彼の存在は貴重。

でも及第点は及第点な気分です。これからもっと素敵なコレクションを見せてくれるはず。という期待を込めて。









2009.10.07 Wednesday

2010SS Vanessa Bruno

息抜きといったら怒られてしまうのかもしれませんが、Vanessa Brunoをご紹介。

今シーズンもきっちりトレンドをウェアラブルにアクセシブルにまとめたコレクションを見せてくれました。

ともかくレーシーなアイテムがキュートでセクシーで素敵。Style.comの評にもあるとおり"Some pieces had too much of a bottom-of-the-vintage-bin feel"なのだけれど、まあそこはVanessa Brunoなんだし、ということで全然問題ではありませぬ。

レースのニーパッド、悪くはないアイデアだと思いますよ。個人的には。

終盤に並んだブラックのジャケットやワンピースも、彼女らしい感じで好印象。










2009.10.06 Tuesday

2010SS Costume National

Ennio CapasaによるCostume National

いつものテイラードの強さを今シーズンは後半に並んだドレスで見せてくれた感じ。

特にAbbey Leeのルックが素晴らしい。もちろん鮮やかなブルーのショートなワンピースもね。











2009.10.06 Tuesday

2010SS Loewe

Stuart VeversによるLoewe

Louis VuittonやHermesのようなわけにもいかないので、レザーというメゾンのルーツに寄り添いながら、RTWのアイデンティティをいかに確立するかを歴代のデザイナーたちは模索し続けてきたのだよね。

もしかしたら、Stuart Veversがそれを実現できるかもしれない。とちょっと思ったりした今季のLoeweでした。









2009.10.06 Tuesday

2010SS Undercover

高橋盾によるUndercover

とりあえず気になったルックをピックアップということで。







2009.10.04 Sunday

2010SS Anne Valérie Hash

Anne Valérie Hash

ハイカットのスニーカーとのスタイリングには賛否両論ありそうですが、"I felt like the clothes had become too 'madame,' and I wanted them more cool"というデザイナー本人のコメントどおりなのでしょう。

彼女の持ち味である、Parisらしいエレガンスとキュートなテイストを残しながら、少しカジュアルでストリートに寄せた感を巧く作品に落とし込めているとは思います。

日本で見ても価格帯としてちょっと厳しいところがあると思うので、そのあたりの配慮もあるのかなーと思ったり。個人的には、もっと色々な人に来てもらいたいデザイナーでもあるので。。。

今回に関しては、テーラードよりもジャージーのスローチーな長めのレングスのドレスやジャンプスーツとかが好きな感じ。Vladaのこのルックとか。ショートなボレロ風のジャケットも捨て難いけどね。










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