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2009.02.02 Monday

2009SS Alexis Mabille

こちらこちらでご紹介したとおり、私が個人的に勝手にはまっているAlexis Mabille。Parisでいま最も注目の若手デザイナーだと思います。本当に。2009SSのクチュールもそんな期待を裏切らない素晴らしい作品を見せてくれました。

ブラックのベルベットのドレス、マニッシュなジャケットスタイル、チェックのモチーフ、ダブルのショートなピーコート風のジャケットにレースのボトムを合わせるスタイリングなど、どれも個人的にも大好きな雰囲気。ベストはStyle.comの評にもありますが、Chanel Imanのブラウンのベルベットのスカートに、ミンクで襟と袖を飾ったレイヤードなブラウスのルックですかねー。

カラーでは深紅のドレスやコートが春夏ということを考えるとかなりのインパクト。美しいです。メンズのカーディガンはもはやお馴染みの型ですね。













そしてメンズも素敵素敵素敵。ターコイズとまではいかなくとも、やはりブルーのスエードのシューズが欲しくなってきました。再び。この春はこんな感じを基本にしようかなー。とか。どうだろう。少なくとも、ちょっとスローチーなパンツは色々探してみようかと。







今回も、まさにParis!!といった雰囲気のシックでエレガントで遊び心のあるコレクションを見せてくれたAlexis Mabilleでした。しつこいようですが、今後本当に注目だと思いますよ。
2009.02.02 Monday

2009SS Armani Privé

Milanのメンズも途中だしParisのメンズもスルーしてしまう感じですが、2009SSのHaute Coutureのご紹介に突入。もちろんParisのメンズもSneaj Reviewからとりかかるつもりですが。

で、まずはGiorgio ArmaniによるArmani Privéをご紹介。めずらしく。

このブログでGiorgio Armaniを取り上げたことがあまりないのには、それなりに理由があるのだけれど、端的には彼の作品に心動かされたことがないというだけのこと。

なんと表現してよいのかわからないけれど、完璧なプロダクトであることは理解できるが、アートではないとどこかで感じているからなのかもね。

それでも美しいものは美しいということで。着物を思わせる花や扇のモチーフなど東洋志向は相変わらずですが。中盤の80年代な作品は、いまの気分かもしれないけれど、ちょっと好みではないかも。

それにしても気になるのは、彼亡き後の彼の帝国がどうなるのかというところ。創業デザイナーが一代でこれだけの規模のビジネスを独立資本で展開している事例での継承は、いまのところ例がないからね。同じことはRalph Laurenにもあてはまりそうだけれど。









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