2008.06.25 Wednesday
2009SS Milan Mens Fashion Week Sneak Review Part 2
また1日空いてしまいましたが、2009SSのMilanのメンズのSneak Previewの第2弾をお届け。
■Gucci
Frida GianniniによるGucci。買ってはいないのだけれど、彼女になってからのGucciのメンズは結構好きだったりします。ここ2シーズンばかり目立つチェックも良いのだけれど、個人的にはトロピカルテイストを織り交ぜたスタイリングがヒットだったりして。ビビッドなカラーも、素材使いでちょっとくすんだテイストに落とし込んだ上で、アースカラーのアイテムと合わせることで、リゾートな気分の中にもリュクスでシックな雰囲気にまとまっているのも素敵。そしてやはり気になるカラーは、ケミカルなネオンブルーとベージュ。
■Alexander McQueen
素直にAlexander McQueenのメンズを良いと思ったのは、これが初めてかもしれない。JIl SanderやPradaと並ぶアートのコレクションです。今シーズンのMilanでいくつものメゾンが用いている、カラーブロックやジャケットのラペルを大胆にクロスする装飾などのトレンドも押さえつつ。終盤はちょっとやり過ぎ感もあるけれどね。デコラティヴな側面をぐ抑制したナローでミニマルな新しいMcQueen。秋に発表されるレディスのRTWがどんなコレクションになるのか、いまから楽しみです。
■Neil Barrett
振り返ってみると私のNeil Barrett暦も意外と長かったりするのですが、タキシードをミリタリーやスキーのスタイルにアレンジしたりと、ハイブリッドなデザインを得意とする彼が今回打ち出したテーマは"Sartorial Gymnast"。カマーベルト使いとか、やはり好きです。トレンドのカラーブロック使いも、袖全体を切り替えてしまう大胆さが楽しいですね。そして、ここでもポイントとなるカラーは、ブルーとベージュということで。
■Gucci
Frida GianniniによるGucci。買ってはいないのだけれど、彼女になってからのGucciのメンズは結構好きだったりします。ここ2シーズンばかり目立つチェックも良いのだけれど、個人的にはトロピカルテイストを織り交ぜたスタイリングがヒットだったりして。ビビッドなカラーも、素材使いでちょっとくすんだテイストに落とし込んだ上で、アースカラーのアイテムと合わせることで、リゾートな気分の中にもリュクスでシックな雰囲気にまとまっているのも素敵。そしてやはり気になるカラーは、ケミカルなネオンブルーとベージュ。
■Alexander McQueen
素直にAlexander McQueenのメンズを良いと思ったのは、これが初めてかもしれない。JIl SanderやPradaと並ぶアートのコレクションです。今シーズンのMilanでいくつものメゾンが用いている、カラーブロックやジャケットのラペルを大胆にクロスする装飾などのトレンドも押さえつつ。終盤はちょっとやり過ぎ感もあるけれどね。デコラティヴな側面をぐ抑制したナローでミニマルな新しいMcQueen。秋に発表されるレディスのRTWがどんなコレクションになるのか、いまから楽しみです。
■Neil Barrett
振り返ってみると私のNeil Barrett暦も意外と長かったりするのですが、タキシードをミリタリーやスキーのスタイルにアレンジしたりと、ハイブリッドなデザインを得意とする彼が今回打ち出したテーマは"Sartorial Gymnast"。カマーベルト使いとか、やはり好きです。トレンドのカラーブロック使いも、袖全体を切り替えてしまう大胆さが楽しいですね。そして、ここでもポイントとなるカラーは、ブルーとベージュということで。
2008.06.23 Monday
2009SS Milan Mens Fashion Week Sneak Review Part 1
結局2008-09の秋冬も2009のクルーズもまともにレヴューできていないままに、2009SSのメンズがスタートしてしまった次第。ひとつひとつ見ていくしかないわけなのだけれども、ほんとどこかでまとめて時間をとって全部書いてしまいたい。。。
まあ色々言っていても仕方ないので、まずはSneak Reviewから。
■Jil Sander
純粋で美しすぎる世界。最近のRad Simonsは、Pradaと比肩するほどアートに近い作品を見せてくれますね。完璧に計算されたカラーブロックの配置はモンドリアンを思い起こさせるし。このところの少しゆったりしたシルエットのトレンドとは正反対のボディに沿ったナローなつくりも美しい。ジップアップ使いもそのシルエットを強調する重要な役割を担っていたり。個人的にはショートスリーヴのサファリジャケットが一番気になるアイテムですね。いまのところ。
■Costume National
結局のところ根本的に好みだとしか言いようがないのが、Ennio CapasaによるCostume Nationalのメンズだったりするのですが、今回もご多分に漏れず。ただここの場合、自分で着るか着ないかは別問題だったりもします。モダニティのなかに、デコラティヴな要素を破綻なく取り込んで、セクシーにまとめあげてしまえるところが、彼の作品の魅力なのだろうなー、と改めて思った次第。Jil Sanderでもそうだけれど、ネオンなブルーがちょっと気になるかも。
まあ色々言っていても仕方ないので、まずはSneak Reviewから。
■Jil Sander
純粋で美しすぎる世界。最近のRad Simonsは、Pradaと比肩するほどアートに近い作品を見せてくれますね。完璧に計算されたカラーブロックの配置はモンドリアンを思い起こさせるし。このところの少しゆったりしたシルエットのトレンドとは正反対のボディに沿ったナローなつくりも美しい。ジップアップ使いもそのシルエットを強調する重要な役割を担っていたり。個人的にはショートスリーヴのサファリジャケットが一番気になるアイテムですね。いまのところ。
■Costume National
結局のところ根本的に好みだとしか言いようがないのが、Ennio CapasaによるCostume Nationalのメンズだったりするのですが、今回もご多分に漏れず。ただここの場合、自分で着るか着ないかは別問題だったりもします。モダニティのなかに、デコラティヴな要素を破綻なく取り込んで、セクシーにまとめあげてしまえるところが、彼の作品の魅力なのだろうなー、と改めて思った次第。Jil Sanderでもそうだけれど、ネオンなブルーがちょっと気になるかも。