2009.03.08 Sunday
2009-10AW Kris Van Assche
Kris Van Asscheによるシグニチャー。思いのほかストレートな方向に振った感じ。オールインワンなアイテムをベースに、巻いたり撓ませたりの遊びがアクセントになっていますね。それでも異国の修道院っぽかったり、忍者風だったり、エキセントリックな雰囲気は濃厚ですが。いずれにしろウィメンズはまだ模索中な感じですね。嫌いではないけれど。
2008.12.31 Wednesday
2008-09AW Impasse 13 by Alexis Mabille
Alexis Mabilleがどうしたって気になる、というお話。いま一番"Paris"なコレクションを見せてくれるのは彼なんじゃないだろうか、とか。UngaroやNina Ricciを経て、Christian DiorでJohn GallianoやHedi Slimaneの下で10年の経験を積んだあとに独立したデザイナーなのだけれど、なんだかLanvinとChanelとNina Ricciのいいとこどりしたみたいな、素敵な雰囲気が大好きなのでございます。
ちなみに、この間少しご紹介したのは、2009SSのRTW。Style.comでは、単にショーが2008-09AWのHaute Coutureの期間中に行われたというだけで、その括りに入れられてしまっていますが。
というわけで、いまショップにもちょっと並んでいる今季の作品をほんとに今更ながらご紹介。ハウンドトゥースなパンツ(ユニセックスなのでかなり細いですが)とか、グリーンとブラックのボールドなストライプなジャケット(欲しいのはこれのブラックね)とか。
そしてアクセサリーもキュート過ぎます。これは反則。というわけで、年明けのセールとかで見つけたら、即買いしましょう。Adam et Ropeとかで。
ちなみに、この間少しご紹介したのは、2009SSのRTW。Style.comでは、単にショーが2008-09AWのHaute Coutureの期間中に行われたというだけで、その括りに入れられてしまっていますが。
というわけで、いまショップにもちょっと並んでいる今季の作品をほんとに今更ながらご紹介。ハウンドトゥースなパンツ(ユニセックスなのでかなり細いですが)とか、グリーンとブラックのボールドなストライプなジャケット(欲しいのはこれのブラックね)とか。
そしてアクセサリーもキュート過ぎます。これは反則。というわけで、年明けのセールとかで見つけたら、即買いしましょう。Adam et Ropeとかで。
2008.02.12 Tuesday
2008-09AW New York Fashion Week Sneak Review Part 4
Londonも始まってしまいましたが、ひとまずはNYのSneak Reviewを続けます。
ランウェイでビューで注目のKoi Suwannagateが期待に応えてくれたり、以外とVivienne Tamが気になったり、Zac PozenやNarciso Rodriguezが当然のように素晴らしかったりというのはありますが、今日ご紹介するのは以下のデザイナーでございます。
■L'Wren Scott
L'Wren Scottも個人的に注目しているデザイナーのひとり。トレンドのボリューム感のあるシルエットとは一線を画し、ナロー&タイトなシルエットを貫いて、ディテールにこだわったつくりになっています。ファーストルックのジップアップからしてちょっとおもしろい感じ。これから相当期待できると思います。ほんと好き。
■Boy by Band of Outsiders
バイヤーの期待値も高いBand of Outsidersのウィメンズ。これは売れそう。
■Obedient Daughters
こちらもメンズ先行注目を集めているSwaim & Christina HutsonによるObedient Sonsのウィメンズ。ジャケットを中心にしたスタイリングということで、今年色々なところでお目にかかりそうな予感。
■3.1 Phillip Lim
"It's just pretty. It's not trying to be anything"ではない引き出しの豊富さを感じさせた今シーズンの3.1 Phillip Lim。若干消化しきれていないような気がするけれど、見慣れない感じだからかな。でも一見してわかる彼らしさはちゃんと残ってますよね。
■Calvin Klein
素晴らしい。この正確無比なシルエットと造形。さすがFrancisco Costa。
■Zero Maria Cornejo
ファーストルックにはぎょっとしましたが、中盤以降のブルー×ブラックは良いですね。ちょっとイレギュラーなトップとボトムのボリュームとシルエットの組み合わせに、プリントやカラーブロックでアクセントをつけながらも、まとめてしまう不思議なバランス感が魅力的。
ランウェイでビューで注目のKoi Suwannagateが期待に応えてくれたり、以外とVivienne Tamが気になったり、Zac PozenやNarciso Rodriguezが当然のように素晴らしかったりというのはありますが、今日ご紹介するのは以下のデザイナーでございます。
■L'Wren Scott
L'Wren Scottも個人的に注目しているデザイナーのひとり。トレンドのボリューム感のあるシルエットとは一線を画し、ナロー&タイトなシルエットを貫いて、ディテールにこだわったつくりになっています。ファーストルックのジップアップからしてちょっとおもしろい感じ。これから相当期待できると思います。ほんと好き。
■Boy by Band of Outsiders
バイヤーの期待値も高いBand of Outsidersのウィメンズ。これは売れそう。
■Obedient Daughters
こちらもメンズ先行注目を集めているSwaim & Christina HutsonによるObedient Sonsのウィメンズ。ジャケットを中心にしたスタイリングということで、今年色々なところでお目にかかりそうな予感。
■3.1 Phillip Lim
"It's just pretty. It's not trying to be anything"ではない引き出しの豊富さを感じさせた今シーズンの3.1 Phillip Lim。若干消化しきれていないような気がするけれど、見慣れない感じだからかな。でも一見してわかる彼らしさはちゃんと残ってますよね。
■Calvin Klein
素晴らしい。この正確無比なシルエットと造形。さすがFrancisco Costa。
■Zero Maria Cornejo
ファーストルックにはぎょっとしましたが、中盤以降のブルー×ブラックは良いですね。ちょっとイレギュラーなトップとボトムのボリュームとシルエットの組み合わせに、プリントやカラーブロックでアクセントをつけながらも、まとめてしまう不思議なバランス感が魅力的。
2008.02.07 Thursday
2008-09AW New York Fashion Week Sneak Review Part 3
コレクションのスケジュール順に書いているわけではないので、色々と前後しますが、引き続き2008-09AWのNYのSneak Reviewでございます。
まずはざっとした感想をいくつか。
Marco ZaniniによるHalstonのリバイバル・デビューのコレクションはひとまず成功だったのではないかと。Chris Benzは旋風を巻き起こした昨シーズンと比べるとちょっと微妙かも。Proenza Schoulerはもはや別格。Doo Riは過渡期なのかなーとも思います。ほかには、ThakoonとPeter Somがなんだかよく似た雰囲気なのが気になるとか。
■Rodarte
ますます注目のKate & Laura Mulleavyの姉妹によるRodarte。水のように流れる淡い色彩のドレスがやはり魅力的。パッチワークなテイストでカラフルに仕上げたアイテムもこれまでにない感じでおもしろいですね。彼女らの持ち味を崩すことなく、今季もまたうまく作品の幅を広げてきたところはかなり評価されて良いのではないかと。にしてもまるでクチュールを見ているようですな。ほんとに。
■Benjamin Cho
Benjamin Choも個人的にちょっと気にしているNYデザイナーのひとりなのですが。パズルピースやメタルのリングに大胆なフラワーモチーフ、そして最後の鹿のヘッドピースなどなんだかコンテンポラリーアートを見ているような気分になりますね。
■Luca Luca
いつになくシックな印象のLuca OrlandiによるLuca Luca。
■Badgley Mischka
時々気になるルックがあるので一応ちゃんとチェックはしているMark BadgleyとJames MischkaによるBadgley Mischka。Bianca Jaggerがこの秋冬のミューズだったそうで、確かにそのままといえばそのまま。それにしてもやはりドレスは素敵。
■Tory Burch
なんとなくTory Burch。どちらかというとスタイリングの巧拙の話ですけどね。甲虫のプリントはちょっとおもしろい。
まずはざっとした感想をいくつか。
Marco ZaniniによるHalstonのリバイバル・デビューのコレクションはひとまず成功だったのではないかと。Chris Benzは旋風を巻き起こした昨シーズンと比べるとちょっと微妙かも。Proenza Schoulerはもはや別格。Doo Riは過渡期なのかなーとも思います。ほかには、ThakoonとPeter Somがなんだかよく似た雰囲気なのが気になるとか。
■Rodarte
ますます注目のKate & Laura Mulleavyの姉妹によるRodarte。水のように流れる淡い色彩のドレスがやはり魅力的。パッチワークなテイストでカラフルに仕上げたアイテムもこれまでにない感じでおもしろいですね。彼女らの持ち味を崩すことなく、今季もまたうまく作品の幅を広げてきたところはかなり評価されて良いのではないかと。にしてもまるでクチュールを見ているようですな。ほんとに。
■Benjamin Cho
Benjamin Choも個人的にちょっと気にしているNYデザイナーのひとりなのですが。パズルピースやメタルのリングに大胆なフラワーモチーフ、そして最後の鹿のヘッドピースなどなんだかコンテンポラリーアートを見ているような気分になりますね。
■Luca Luca
いつになくシックな印象のLuca OrlandiによるLuca Luca。
■Badgley Mischka
時々気になるルックがあるので一応ちゃんとチェックはしているMark BadgleyとJames MischkaによるBadgley Mischka。Bianca Jaggerがこの秋冬のミューズだったそうで、確かにそのままといえばそのまま。それにしてもやはりドレスは素敵。
■Tory Burch
なんとなくTory Burch。どちらかというとスタイリングの巧拙の話ですけどね。甲虫のプリントはちょっとおもしろい。
2008.02.05 Tuesday
2008-09AW New York Fashion Week Sneak Review Part 2
引き続きNYの2008-09AWのRTWをSneak Review。
■Ruffian
Brian WolkとClaude MoraisによるRuffian。あまりにも素晴らしいのでちょっとびっくり。ここまでモードでクールなプレッピーってあんまりないんじゃないかと。Chanelっぽいと言えばそうなのだけれどね。また追加で個別にレヴューしようかと思ってます。
■Sari Gueron
Sari Gueronもいままでで一番好きなコレクションかも。ボリューム感とはまた違うのだけれど、フラワーなプリントやモチーフにレースや刺繍等の装飾をふんだんに使いながらも、ちょっと重めな印象にまとめるのが今季の気分?いずれにしてもやはりカクテルドレスが素敵なデザイナーです。
■Threeasfour
Gapとのコラボレーションがこの春ローンチされるというThreeasfour。いつもより少し柔らかな印象。終盤に並んだドレスはかなり好きです。コートとかのシルエットとボリューム感は今シーズンのキーとなる雰囲気のひとつかも。
■United Bamboo
やはりこの感じのシルエットなのかなー。今季は。ちょっと身幅を持たせて、すとんと落ちるような。やはり。ひとつの傾向を端的に表しているような。渡辺杏が出てますね。ショートもかわいいね。
■Alexandre Herchcovitch
こちらもそんな感じのシルエット。うまくバランスをとってコンパクトな印象に落とし込めるかどうかがポイントになりそう。なによりも、前半だけとはいえ彼がブラックをコレクションのベースカラーとして選んだことが衝撃的ですが。でもかなり好きです。今季のAlexandre Herchcovitch。
■Ruffian
Brian WolkとClaude MoraisによるRuffian。あまりにも素晴らしいのでちょっとびっくり。ここまでモードでクールなプレッピーってあんまりないんじゃないかと。Chanelっぽいと言えばそうなのだけれどね。また追加で個別にレヴューしようかと思ってます。
■Sari Gueron
Sari Gueronもいままでで一番好きなコレクションかも。ボリューム感とはまた違うのだけれど、フラワーなプリントやモチーフにレースや刺繍等の装飾をふんだんに使いながらも、ちょっと重めな印象にまとめるのが今季の気分?いずれにしてもやはりカクテルドレスが素敵なデザイナーです。
■Threeasfour
Gapとのコラボレーションがこの春ローンチされるというThreeasfour。いつもより少し柔らかな印象。終盤に並んだドレスはかなり好きです。コートとかのシルエットとボリューム感は今シーズンのキーとなる雰囲気のひとつかも。
■United Bamboo
やはりこの感じのシルエットなのかなー。今季は。ちょっと身幅を持たせて、すとんと落ちるような。やはり。ひとつの傾向を端的に表しているような。渡辺杏が出てますね。ショートもかわいいね。
■Alexandre Herchcovitch
こちらもそんな感じのシルエット。うまくバランスをとってコンパクトな印象に落とし込めるかどうかがポイントになりそう。なによりも、前半だけとはいえ彼がブラックをコレクションのベースカラーとして選んだことが衝撃的ですが。でもかなり好きです。今季のAlexandre Herchcovitch。
2008.02.04 Monday
2008-09AW New York Fashion Week Sneak Review Part 1
毎年同じことを書いているような気もしますが、ひとまずメンズとクチュールは置いておくとして、2008-09AWのウィメンズのレヴューを優先しますです。
注目デザイナーを先にざっと見ると、まずはRag & Boneが素晴らしい。21世紀のRalph Laurenは彼らかもしれない。そしてVera Wang Lavender Labelが予想外に素敵。Erin Fetherstonは着実な成長ぶりを感じさせる作品を見せてくれています。Alexander Wangもこれまでに比べるとちょっとedgyでなかなか興味深いコレクションになっていますね。
他のデザイナーの作品もSneak Reviewということでさらっと。ひたすら写真だけ載せていきます。
■Douglas Hannant
ガウンやフルレングスのドレスよりも、ともかくワンピースが素敵。
■Jason Wu
気が付いたら5シーズン目。ストラップレスやホルターのドレスが特に良いと思いますが、ちょっと綺麗にまとめすぎなような気もします。というのは贅沢かな?
■Sue Stemp
プライベート・クラブのNorwoodでプレゼンテーションを行ったSue Stemp。作品数は少ないですが、個人的には期待以上の出来。今季はArt Nouveauな装飾やプリントが気分かも。。。
注目デザイナーを先にざっと見ると、まずはRag & Boneが素晴らしい。21世紀のRalph Laurenは彼らかもしれない。そしてVera Wang Lavender Labelが予想外に素敵。Erin Fetherstonは着実な成長ぶりを感じさせる作品を見せてくれています。Alexander Wangもこれまでに比べるとちょっとedgyでなかなか興味深いコレクションになっていますね。
他のデザイナーの作品もSneak Reviewということでさらっと。ひたすら写真だけ載せていきます。
■Douglas Hannant
ガウンやフルレングスのドレスよりも、ともかくワンピースが素敵。
■Jason Wu
気が付いたら5シーズン目。ストラップレスやホルターのドレスが特に良いと思いますが、ちょっと綺麗にまとめすぎなような気もします。というのは贅沢かな?
■Sue Stemp
プライベート・クラブのNorwoodでプレゼンテーションを行ったSue Stemp。作品数は少ないですが、個人的には期待以上の出来。今季はArt Nouveauな装飾やプリントが気分かも。。。