2008.01.14 Monday
2008-09AW Costume National Mens
2008-09AWのレヴューの第1弾は、1987年のブランド創立から、デザイナーのEnnio Capasaとその兄Carloにとって特別な数字という「21」周年を祝ったばかりの Costume National。
トレードマークだった髭も剃って臨む、新しい20年のスタートとなる今季のテーマは、デザイナー本人が"I'm inspired by London"と語るとおり、彼のルーツでもあるLondon。
Radioheadの最新作"In Rainbows"からの曲が流れる中、トレンチやウェストコート、フェルトの中折れ帽、格子柄のシャツやジャケットといったお馴染みのアイテムで構築される、TedやMod、PunkなどLondonなスタイルのEnnio Capasa流集大成といった趣きの内容になっています。
全体にウォッシュアウトされた素材感や、時折登場するワインレッドのアイテムなどが、ディスクリートにラグジュアリーを主張している感じ。
まあテイラードなジャケットにデニム、Pete Dohertyを思わせる帽子とのスタイリングは特に目新しいアイデアではないものの、後半に見られたファーやシャイニーな素材使いはおもしろいですね。
個人的にはグレーのplaidなシャツに同じくグレーのベストを重ねて、ホワイトのパンツを合わせたこのルックがベストかな。指の部分をカットしたグローブとやはりplaidなマフラーもポイントですね。やっぱりplaidなアイテムが今年は欲しいなあ。
いつもよりエッジとセンシュアリティが控えめな感じがするのが少し物足りないところだったりしますが、このクリーンさもなかなか素敵で新鮮。
スタイルやテクスチャーのミックスの巧さも改めて見せてくれた、Ennio CapasaによるCostume National でした。
トレードマークだった髭も剃って臨む、新しい20年のスタートとなる今季のテーマは、デザイナー本人が"I'm inspired by London"と語るとおり、彼のルーツでもあるLondon。
Radioheadの最新作"In Rainbows"からの曲が流れる中、トレンチやウェストコート、フェルトの中折れ帽、格子柄のシャツやジャケットといったお馴染みのアイテムで構築される、TedやMod、PunkなどLondonなスタイルのEnnio Capasa流集大成といった趣きの内容になっています。
全体にウォッシュアウトされた素材感や、時折登場するワインレッドのアイテムなどが、ディスクリートにラグジュアリーを主張している感じ。
まあテイラードなジャケットにデニム、Pete Dohertyを思わせる帽子とのスタイリングは特に目新しいアイデアではないものの、後半に見られたファーやシャイニーな素材使いはおもしろいですね。
個人的にはグレーのplaidなシャツに同じくグレーのベストを重ねて、ホワイトのパンツを合わせたこのルックがベストかな。指の部分をカットしたグローブとやはりplaidなマフラーもポイントですね。やっぱりplaidなアイテムが今年は欲しいなあ。
いつもよりエッジとセンシュアリティが控えめな感じがするのが少し物足りないところだったりしますが、このクリーンさもなかなか素敵で新鮮。
スタイルやテクスチャーのミックスの巧さも改めて見せてくれた、Ennio CapasaによるCostume National でした。
2008.01.14 Monday
2008-09AW Milan Mens Fashion Week Sneak Review Part 1
さあ。2008-09AWのコレクションサーキットがMilanのメンズから遂に始まってしまいましたね。
今シーズンもやはりPrada、Jil Sander、Burberry Prorsumは別格。特にPradaとJil Sanderは完全にアートの領域にさしかかっているような。
ちなみに2008SSはお買い物ガイド的に気になるルックだけと拾ってあるのですが、まだちゃんと書くまでにいたらず。。。
それはさておき、なんだかこの秋冬はやたらボールドなルックが目立ちます。プロポーションと素材使いの両面からアプローチされているのも今季の特徴かも。絶対ほとんどの日本人がまともに着れないような気がするのだけれど、実際にデリバリーされる際にはどういうサイジングになってくるのだろう、とか余計なことが気になったりして。
ひとまず、そのあたりのルックをSneak Reviewとしてご紹介。どれもたぶん個別では書かないメゾンでございます。
■Bottega Veneta
シーズンを追う毎にボリューム感が増しているような気がするBottega Veneta。終盤のスーツのまとめ方はさすがに巧いと思いますが。
■Dolce & Gabbana
なんというか、まさに「重衣料」としか表現のしようがない感じ。そのクラフトマンシップと豪奢な素材使いは言うまでもないですが。最後の2ルックのようなアイテムとスタイリングを見るとちょっと安心します。
■Emporio Armani
前半は完全にスノーウェアになってましたが、こちらもかなりボールド。
今シーズンもやはりPrada、Jil Sander、Burberry Prorsumは別格。特にPradaとJil Sanderは完全にアートの領域にさしかかっているような。
ちなみに2008SSはお買い物ガイド的に気になるルックだけと拾ってあるのですが、まだちゃんと書くまでにいたらず。。。
それはさておき、なんだかこの秋冬はやたらボールドなルックが目立ちます。プロポーションと素材使いの両面からアプローチされているのも今季の特徴かも。絶対ほとんどの日本人がまともに着れないような気がするのだけれど、実際にデリバリーされる際にはどういうサイジングになってくるのだろう、とか余計なことが気になったりして。
ひとまず、そのあたりのルックをSneak Reviewとしてご紹介。どれもたぶん個別では書かないメゾンでございます。
■Bottega Veneta
シーズンを追う毎にボリューム感が増しているような気がするBottega Veneta。終盤のスーツのまとめ方はさすがに巧いと思いますが。
■Dolce & Gabbana
なんというか、まさに「重衣料」としか表現のしようがない感じ。そのクラフトマンシップと豪奢な素材使いは言うまでもないですが。最後の2ルックのようなアイテムとスタイリングを見るとちょっと安心します。
■Emporio Armani
前半は完全にスノーウェアになってましたが、こちらもかなりボールド。