コソの出来事

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2008SS Paris Fashion Week Sneak Review Part 5
2007.10.08 Monday
やっぱりParisは発表するメゾンの数も多いし、どれもちゃんとウォッチしないといけないものばかりだから大変だねー。Giambattista Valliは個人的には、too muchでしたよ。正直なところ彼がValentinoを継ぐのが一番合っていたように思ったりするのですが、いかがでしょう。


Jasmine Di Milo
 Santiago Calatravaの建築にインスパイアされたというJasmine Al FayedによるJasmine Di Milo。HarrodsのオーナーのMohamed Al Fayedのご令嬢で、もっと言えば故Princess Dianaとの悲劇的なロマンスで知られる故Dodi Al Fayedの兄弟ということになりますか。ParisよりはNYでコレクション発表した方がウケは良さそうな気がしたりはします。





Haider Ackermann
 Style.comのNicole Phelpsのこの評が今シーズンの中で、という意味ではまさにぴったり。
This was a dark, broodingly sexy collection that was at odds with the season's almost giddy spirits, and though it was not without faults, it was all the more compelling for it.
 ほんとに"broodingly sexy"。すごい好きではありますが。多分別エントリでまたちゃんと書きます。






Celine
 Ivana OmazicによるCeline。Michael Korsが離れてから、なんとなく安定していなかった時期が続きましたが、昨シーズンあたりから見えてきたIvana OmazicのCelineが今回ついに確立された感じ。Michael Korsの残したアメリカンなスポーツウェアの感覚を多少残しながらも、ひたすらカッティングとフォルムにフォーカスしたシンプルなコレクションを見せています。







Anne Valerie Hash
 これまではHaute Coutureの期間中にコレクションを発表していたAnne Valerie Hashが、RTWのカレンダーに登場。最近の彼女の作品はロマンチックな側面がより強く出ていたような気がしますが、元々はメンズウェアの要素を解体して再構築したような、ベルギーのデザイナーにも通じるアヴァンギャルドな作風とのバランス感覚が素晴らしいデザイナー。個人的にはデビュー当時の雰囲気が好きだっただけに、今季のようなコレクションを見せてくれるとちょっと嬉しいです。



| 2008SS Womens | 15:25 | comments(0) | - |
2008SS Paris Fashion Week Sneak Review Part 4
2007.10.06 Saturday
ここでさらっと眺めてしまったもののいくつかは、個別ではレヴューしないかもしれないです。GivenchyとDries Van Notenは絶対書きますけど。


Karl Lagerfeld
 Karl Lagerfeldのシグニチャー。いつものようにシャープなテーラリングのブラック&ホワイトな作品を中心としたコレクションですが、グラフィカルなイメージを強調するようなカッティングも色の配置が印象的。スカートやドレスもこれまでに比べるとクリーンでライトな雰囲気で、アイテムのバリエーションも広がっています。ワンピースもLindsay Ellingsonのようにボディコンシャスなものから、Vladaの白の膝丈のガーリーなものまで色々と。








Akris
 日本での人気も着実にあがってきていることもあり、最近では売り場もかなり増えてきた印象のAlbert KriemlerによるAkris。Sailingをメインのモチーフに、シンプルでシックなアイテムを中心としたこれまでから一歩進めて、コンセプトとデザイン的な要素を少し強めた興味深いコレクションになっています。端的にはオーガンザのドレスのスクエアなパネル使いや、グラフィカルなラインやカラーブロックだったりするわけだけれど。 Danielle Hammのイエローとホワイトのグラデーションのドレスは素晴らしいが、それ以外については正直微妙。





Valentino
 Valentino Garavaniによる最後のRTW。質量ともに圧倒的です。全然デザイナーとしては好きではないけれど、やはり素晴らしい。まだまだ全然現役でいけるよね、と思うけど一番大事なのは引き際。あとはHaute Coutureで最高に完璧なラストコレクションを見せてくれることを期待して待ちましょうね。











Costume National
 Style.comの評にもあるように、トレンドがロマンティックな方向に流れているときは、Ennio Capasaにとってちょっとチャレンジングなシーズンだったりします。そんな中でもいつもと変わらない、シックでアーバンなセクシーさを見せてくれているのが素晴らしい。インドの旅行から返ってきた、という設定がちょっとおもしろいけど、ブルーや柿色、ピンクなどの色使いやトップスのファルムやボトムスとのバランス感に影響しているかも。ワンショルダーのアイテムとか終盤のドレスはサリー風だしね。










Givenchy
 批評家がなんと言おうが、ビジネス的にどうであろうが、私はRiccardo TisciのGivenchyは素晴らしいといつも思っています。単にRiccardo Tisciを高く評価しているだけなのか?そんれしてもGivenchyというのは難しいメゾンだよね。話は変わるけれど、MariacarlaとNatalia Vodianovaが続けて登場したりすると、数年前に戻ったような気分。2人とも大好きなモデルなのでいつまでもランウェイで活躍して欲しいですな。






Dries Van Noten
 ここ数年安定して素晴らしいコレクションを見せてくれているDries Van Noten。2008SSも最高です。まあこのプリントの洪水は今季じゃなかったら絶対NGな気もするけれどね(笑)。彼にしては少し細めなシルエットで締めたところも良かったのかも。個人的にはシャツやジャケット、タイなどマスキュリンなアイテムとのスタイリングが素敵だと思いますです。






Christian Lacroix
 こちらも今季の気分にテイストそのものがぴったりマッチしているメゾンなわけですが、なかなか追い風を活かしきれていないような感じに。別にトレンドにそのまま乗っかる必要はまったくないのだけれど、注目が集まりやすいタイミングだからこそ、というところはあるからね。ブラックとプリントの合わせ方、という意味では色々と参考になるけれど、ちょっとブラックの分量が多過ぎたかなー。とか。




| 2008SS Womens | 20:06 | comments(0) | - |
2008SS Paris Fashion Week Sneak Review Part 3
2007.10.06 Saturday
静かに晴れた気持ちの良い土曜の午後ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか(棒読み)。私は外の景色を眺めたり音楽を聴きながら、ふにふにとしております(なんだそれは)。


Sophia Kokosalaki
 久しぶりによく見てみたら、かなり良いですね。こんな素敵なコレクションを見てしまうと、Madeleine Vionnetのcreative directorを5月に辞任してたのが、なおのこと残念に思えてきます(後任にはdesign directorとしてMarc Audibetが就任)。





Veronique Branquinho
 序盤のライムやレモンイエローの作品がちょっと驚き。ドレスもスカートもフルレングスの作品が多く、ゆったりとシルエットの効果もあって、いつもよりもレラックスした雰囲気。それでもベストはやはり中盤のブレザーやジャケットですかね。やはり。





Jean Paul Gaultier
 私の文脈で評価不能なデザイナーのひとりがJean Paul Gaultierだったりします。好きか嫌いかと言われれば好きなのだけれど。でも私にはまだ書けない。今回のコレクションですが、あぁPiratesだ、という見たままの感想はさておき、終盤に並んだmarieeが素敵です。



| 2008SS Womens | 15:23 | comments(0) | - |
2008SS Paris Fashion Week Sneak Review Part 2
2007.10.05 Friday
Parisのsneak reviewの第2弾。なかなか追いつきません。。。


Ann Demeulemeester
 いつもよりシンプルな印象のすっきりとしたシルエット。逆にレイヤードなスタイリングとカッティングの巧さが際立っていたりして。個人的にはこれくらいのバランスが好きだったりします。





Junya Watanabe
 過剰なまでのドレープのボリューム感とアシンメトリーで遊びながらも、トータルな印象はストレートな雰囲気でまとめてきたところが興味深いですな。フラワープリントにビビッドなカラーもそれなりにトレンドも押さえたりして。とはいえ、個人的には別に好きではなかったり。いつものことですが。





Balenciaga
 Nicolas Ghesquiereという人はどこまでも異次元に行ってしまうようで。アーカイヴを参照にしながら未来的なアレンジを忘れない特徴的なフォルムに、独特な装飾感覚と素材使い。今回もまた新しいボディコンシャスを見せてくれています。いや、新しい甲冑というべきか。花の騎士。






Viktor & Rolf
 奇抜な演出や装飾的要素に目が向きがちですが、今回もいつものようにパーフェクトなテーラリングを見せてくれました。彼らのつくるタキシードルックのバリエーションは大好きですよ。はい。






Wunderkind
 Wolfgang JoopによるWunderkind。どういうバックグラウンドのデザイナーか実はよく知らなかったりするのだけれど、構図の取り方や溢れ返るようなプリントパターンをまとめるバランス感覚がおもしろい。



| 2008SS Womens | 01:37 | comments(0) | - |
2008SS Paris Fashion Week Sneak Review Part 1
2007.10.03 Wednesday
まだNYのレヴューが終わっていませんが、sneakにParisをご紹介。とりあえず第1弾ということで。


Rick Owens
 ホワイトやジオメトリックな柄を用いた作品が多く、いつもに比べるとロックなテイストは控えめで、クリーンでスポーティなテイストが全面に。構築的でレイヤードな要素がスタイリングと相俟って強調されていて、彼の良い面を引き出しているような。いままでで一番好きかも。





Maison Martin Margiela
 妙な話ではありますが、Margielaを本当に良いと思えたのは今回が初めて。序盤はなんとなく三宅一生を思い出しましたが。中盤以降の肩を強調した立体的な造形もある意味そうかな。要はファブリック使いです。はい。




Yohji Yamamoto
 ブラック×シルバー。シルエットもカッティングもスタイリングも久しぶりに響いた感じ。





Kris Van Assche
 初のレディスをプレゼンテーション形式で披露。もう大好き、の一言につきます。





Christian Dior
 創立60周年のChristian Dior。就任10周年のJohn Galliano。"Falling in love with Dietrich"というヘッドラインで紹介したInter National Herald Tribuneのとおりなのだけれど、やはりMarlene Dietrichは何度参照にしても尽きることのないテーマ。特にそれがDiorとあっては。






A.F. Vandevorst
 デビュー時から無条件で好きなものでして。すごくパーソナルな意味で、なにか近いものがあるとしたら、A.F. Vandevorstなのかもしれない。いつも。

| 2008SS Womens | 02:21 | comments(2) | - |
2008SS Alexander Wang
2007.09.17 Monday
最近日本でも人気急上昇中のAlexander Wang

映画"Working Girl"や80年代のGiorgio Armaniに影響を受けたらしいですが、とりあえずそのあたりの事情はどうでも良いような気もします。

ショーの前週にフィッティングで訪れたモデルのIekeliene Stangeが"exactly what I want to wear."と叫んだというエピソードも紹介されているとおり、デザイナー本人もM.O.D. (Model Off-Duty)と呼ぶ、coolでchicな女の子のためのcoolでchicなワードローブ。

特に今回に関しては、それ以上でもそれ以下でもないのですが、全然問題ないんじゃないかと思います。

やっぱり着たいと思わせる服がそこにあるのだから。

Alexander Wangというデザイナーは23歳ながら、色々と本能的にこの世界の仕組みを理解しているのではないかと。エディターからの転身というのもいつも感じるのだけれど本当に正解。







| 2008SS Womens | 18:25 | comments(4) | - |
2008SS Doo.Ri
2007.09.17 Monday
個人的にいまNYで最も好きなDoo.Ri

2008SSにデザイナーのDoo-Ri Chungが見せたのは、得意の立体感のあるジャージー素材使いとドレーピングによる流れるようなスタイルに、今回のインスピレーションとなったというnettingの要素を加えることでもたらされた、よりsculpturalで構築的なライン。

デザイナー本人のコメントによると、"The netting was the inspiration [for the collection]. It started with that idea and it really lends itself to the entire line, in that it only added to what I normally do. The process is the same but the shape becomes different - more sculptural." ということのようで。

ドレスもスカートもパンツもウェストはすべて高い位置でマーク。特にワイドでフルレングスのパンツが洗練されたムードを巧く演出しているほか、ビスチェやコルセット的なアクセサリーやディテールもハイウェストを強調するのに重要な役割を果たしています。

ハイウェストに合わせるかなりショートなトップスも解く特徴的なアイテム。

また、全体的にこれまでのDoo.Riになくエッジーでストロングなイメージのコレクションの中に、繊細な空気をもたらしているのが、ニットのビスチェやトップス、ミニドレスにレイヤードされたオーガンザのブラウス。これも今回素晴らしい効果をもたらしているデザイナーの新しい挑戦のひとつだと思います。

それでも、Style.comの指摘にもあるように、最後に並んだサテンのオーガンザのガウンからも感じ取れるミニマリストな要素こそが、実は私が一番魅かれている部分なのかもしれません。

いずれにしても、シーズンを追う毎に高まる期待に見事に応えて素敵なコレクションを見せてくれた、Doo-Ri ChungによるDoo.Riでした。















【動画】ドゥーリー・チャンが語る、ドゥーリー08年春夏コレクション (MODE PRESS)
Video, Doo. Ri Spring-Summer 2008 Womens 'Runway Show' (Full Length) (Frillr)
| 2008SS Womens | 17:39 | comments(2) | - |
2008SS Thakoon
2007.09.17 Monday
Doo.Ri、Phillip Lim、Alexander Wangらと並んでNYの若手の中でも一歩抜きん出た感のあるThakoon PanichgulによるThakoon

彼の造形的で構築的なテクニックではなく、デザイナー本人が"More than any other collection, this one is about mood. I've never worked in that manner. I'm searching for new ways to be inspired. I want to evolve and give myself opportunities to learn."とショーの後のインタビューで語ったように、ムードやストーリーといったコレクションを形作る気分に重点を置いたアプローチ。

ゆったりめのシルエットのTシャツやAラインに広がるスカートに、ブルーやグリーンにイエローといった原色にティールブルー、チェリーといった淡いパステルカラーを織り交ぜ、エスニックなプリントやパターン、タイダイ染めを施すなど、柔らかい空気感が印象的です。PanamaやTrilbyな帽子の効果もあって、カゴバッグ持ってピクニックにでも、というのがストレートな感想ですが。

しかし、より注目すべきなのは、オープニングを飾ったブレザーに代表される、アメリカン・スポーツウェアへの挑戦。シャツドレスやゆったりとしたセーターにボタンダウンのシャツなどが今回のコレクションのスタイリングのひとつの柱になっています。

また、スカートやワンピースを中心に多く見られたネイビー×ホワイト、イエロー×ブラウンといった組み合わせのプリントは、日本の漁村のスタイルや着物のパターンからインスピレーションを得たものなのだそうです。プリントでは、白地に色とりどりに広がる花柄や、エメラルドやネイビーのストライプも印象的。

終盤に並んだドレスのふわっとした“parachute skirts”も素敵です。

今後の成長にさらに期待を抱かせる、新たな挑戦と側面を見せてくれたThakoon PanichgulによるThakoonでした。











| 2008SS Womens | 16:14 | comments(0) | - |
2008SS Rodarte
2007.09.17 Monday
この1年あまりで、CFDAのFashion Awardにもノミネートされ、GAPとのコラボレーションもこなすなど、飛躍的に注目度も上がったKate & Laura Mulleavyの姉妹によるRodarte

つい先日もロンドンで行われた"Atonment"のプレミアでKeira Knightleyが着ていた“goddess"なドレスも話題になりましたね。この2007-8AWのドレスは、彼女たちがKieraが着たらぴったり、と考えながら作り上げた作品だそうで、本人から貸し出しの希望が来た時は相当驚いたとか。



CaliforniaのPasadenaを拠点とする彼女らの5回目となるコレクションは、宮崎駿の「千と千尋の神隠し」の主人公もインスピレーションのソースとして挙げられ、そこかしこで日本のアニメーションからの影響が語られたりしていますが、要はTelegraphのHilary Alexanderの言う"Goddess and gothic ? what a mix; and what a show"なのかなと思ったり。

実際の作品はどうだったのか見てみると。

素材を交差させたり縛ったりしてホルターネックやワンショルダーを形作る得意の複雑な構造と、アイシーなブルーにブラック、クリーム、ライアックなどのカラーをタイダイで染めた幻想的で薄く流れるようなドレスや、雲のようにふんわりとなびくスカートで表現される、繊細でロマンチックな雰囲気はそのままに、これまでよりもウェアラブルな作品に仕上がっているのがポイント。

メタリックな加工の糸を用いたカーディガンやニットアンサンブル、抽象的なフラワープリントを施したプリーツスカート、バルーンに縁取られたショートジャケットなどのアイテムも充実しています。

服だけではなく、キュートさとどこか猟期的な香りを織り交ぜた、いかにも日本的なキッチュさを体現したシューズなどのアクセサリーも注目のアイテム。棘を模したスタッズやジッパーをあしらったChristian Louboutinによる闘剣士風のサンダルが興味深いです。

それでも彼女らの本領が発揮されるのは、やはりその繊細さが際立つドレスたち。

クライマックスに登場した3型のgoddessなガウンの美しさとドラマチックな演出が圧巻です。

彼女らの卓越したworkmanshipが紡ぎ出す、完全に日常を逸脱した大胆でロマンチックなコレクションが、NYに新しい風を送り込んでいるのは確かですが、これまでのクライアントや支援者を離さないためにも、裾野を広げながら商業ベースでの成功も考えて行かなければならない時期にさしかかって来ているのもまた事実。

一方で、WWDが"Yes, the Mulleavys must find their way to commercial common sense. But it must be their way, and not someone else's."と指摘しているように、クリエイションとビジネスの均衡地点をそれぞれが模索していかなければならないのが、この世界の難しいところ。それでも次のステージに進むための何かを掴んだように感じさせてくれた、Kate & Laura MulleavyによるRodarteでした。















Video, Rodarte Spring-Summer 2008 Womens 'Runway Show' (Full Length) (Frillr)
Rodarte: Spring 2008 (Style.com)
| 2008SS Womens | 15:10 | comments(0) | - |
2008SS NY Trend Review
2007.09.16 Sunday
トレンド解説という程ではないのだけれど、WWD恒例のリテイラーからのコメント記事を参考にしつつ、一応さらっと。

全体の雰囲気としては、私もここでちょっと書いたのと同じように、Bergdorf GoodmanのLinda Fargo(senior vice president and fashion director)の"The American collections looked quintessentially...American!"というコメントにつきると思います。

コレクションの前半に目立ったのはより洗練されたプレッピーなスタイルとスポーツウェア。そしてそこからの派生とも考えられる大胆なカラープリントやパターン、カラーブロック使い。ただしケミカルな原色使いではなく、淡い色合いが多いのもポイント。

すごくわかりやすいところでは、LacosteDKNYKaren WalkerMalandrinoあたりなのではないかと。

またハイウェストという傾向に変化はないものの、先シーズンと比較してよりボディコンシャスに、ウェストを強調した細長いシルエットが主流になっているように感じます。このあたりはSaks Fifth AvenueのMichael Fink(vice president and women's fashion director)のコメントに詳しいかと。

イヴニングでは、どこまでも軽く流れるようなドレスとマキシレングスでgoddessなガウンが豊富に見られました。Threeasfourのミニドレスなんかは結構好きです。

あと再びシャイニーな素材使いも目立ったような気もしますね。

とはいえ、NordstromのJennifer Wheeler(vice president of fashion direction)らの指摘のとおり、特に2007-08AWと比べて新しい要素があったかというとそうではなく、SS用の焼き直し的な側面が強かったことは否めません。まあ消費者サイドからすると別に問題はないのでしょうけど。

そしてここまできて全部を眺めてみると、今回のNYを評するのに一番適切なのは、Barneys New YorkのJulie Gilhart(senior vice president and fashion director)の"The main trend is that anything goes. There's something for everyone. "という言葉のような気もしてきます。

最早コレクションの世界でもトレンドという概念が曖昧になりつつような。まああくまでNYの話なので、これがミラノやパリでどうなるかは全然わからないのですけどね。
| 2008SS Womens | 03:17 | comments(0) | - |