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Technology & Media Roundup 2009/07/20-26
2009.07.27 Monday
7月20日から26日にかけてのtechnologyやmediaまわりの気になるニュースをご紹介。


GroovyのSQL Switchは本物のリアルタイムを実現する強力なツール (TechCrunch Japanese)
 本当のリアルタイムなWebの実現にはこうした技術革新によるインフラのアップデートが不可欠なのだよね。クライアント側のリクエストを待つのではなく、ひたすらサーバー側からプッシュするというのは、リアルタイムWebの概念としても正しそうな気が。個人的には、いまはストリームのウワモノよりもこいういうレイヤーの方にも興味があったりして。Intelもインベスターに名を連ねているというこのGroovy CorpのSQL Switchに今後も注目です。


Y Combinator傘下のMixpanelはGoogle Analyticsよりも高度なアクセス解析/ユーザビヘイビア解析を提供 (TechCrunch Japanese)
 そのうちSPSSみたいな統計解析ツールもAmazonとかGoogleのクラウドに取り込まれて、猛烈にお得なお値段で使えるようになってしまったりするのだろうか。単機能なサイトならさておき、SNSなんかだとアクセスログをもとに結構複雑な分析が必要になってきたりするからねー。


Billboardが消費者サイトへと180度方向変え, APIを公開して音楽マッシュアップの多産を期待する (TechCrunch Japanese)
 これはなかなか素敵。色々とおもしろいサービスが出てきそうですな。こうしてありとあらゆるデータが誰にでも手に入るようになっていく、はず。


国民電子私書箱 (仮称) (日立総合計画研究所)
 「総合計画研究所」という言葉になんとなくノスタルジーを感じてしまうわけですが、それはさておき。電子私書箱的と呼ぶかどうかはともかく、ありとあらゆる個人の情報が一元的に管理されるべきで、当然その中には行政サービスにまつわる情報も含まれるわけで。でもいつか人間の生活の情報のほとんどがログ化されるとして、その情報を管理するのは本当に国家なのかな?とか想いを巡らせてしまうのです。いつも。攻殻機動隊的な世界と、ギートステイト


「バカと暇人」に見る「イノベーションのジレンマ」 (Tech Mom from Silicon Valley)
 先週ご紹介したFERMATの記事にもあったけれど、「マス」なメディアサイド(つまり「マス」な広告ビジネス)からの見方からというのを相対化して改めて整理しておくのは重要ですね。まあ日本の場合、いまだにメジャーなエンタテインメントのコンテンツがテレビネットワーク以外でほとんど供給される兆しがないということだけだけれど。そのあたりは最終的には周波数を巡る色々な話とか、ひとつひとつ整備していかないといけないことなのですがね。


Chris Anderson の“FREE”: Music Biz実践編 (FERMAT)
 こういうライヴのチケットとかグッズで儲ければいい的な話ってすごく違和感なのだよね。Technoとかでも必ずしもフロア向けではなくてリスニング中心で楽しむことが多い自分としては。ひとつのトラックというアートフォーマットがすごく軽視されているというか。レーベルの存在を中抜きしてインディペンデントなアーティストが直接オーディエンスに作品を届けられるようなプラットフォームが整いつつあるというのは良いことなのだけれど。
| Technology/Media | 00:44 | comments(0) | - |
Technology & Media Roundup 2009/07/13-19
2009.07.20 Monday
7月13日から19日にかけての気になるテクノロジーやメディア関連のニュースをご紹介。


Gnipがビジネスデータをリアルタイムストリーム化するためのプッシュAPIを提供 (TechCrunch Japanese)
 データストリームのホワイトレーベル化。人のサイトのストリームの仕様に頼っているという点で危ういといえばそのとおりなのだが、プラットフォーム化が巣進むことは確実で、その主導権争いが激しくなってきたのがここ2年あまり。最終的には第三者的な機関が公的機関からのオーソライズを受けて運用し完璧なデータアベイラビリティがもたらされるのだという理念は、私のなかでは変わらないのだけれど、どれくらい先になるかな。
 

MySpaceのCEO、「ユーザーはわれわれがSNSなのか音楽サイトなのかエンタテインメントのポータルなのか分かっていない」(TechCrunch Japanese)
 日本にもこういうサイトあるよね。どことは言わないけれど。Ruperd Murdochはエンターテインメントを主軸に据える方向で考えているようですが。まあ彼の出自と立ち位置からしたら当然。


Sun Valley Conference: メディア・タイクーンたちの避暑会合 (FERMAT)
広告不況が加速させるアメリカメディアビジネスの構造転換 (FERMAT)
 上でご紹介したTechCrunchの記事とも関連するけれど、旧来型のマスメディアとWebをベースとしたソーシャルなネットワーキングの位置づけの違いというお話。情報の流通と消費の形が変わろうともおそらく「マス」という概念はなくならない。「同報性」の在り方もまた変容していくのだろう。それはあらゆる人々が、同じ画面で、同じ映像を、全く同じ時間に、視聴するというものではなく、もっと緩く時間に幅を持たせたものになることは容易に想像ができるけれど。


10代がTwitterを使わない理由:「安心できないから」(TechCrunch Japanese)
 完全な他人とのコミュニケーションに対する不安や経済性は本当の理由ではないだろう。ティーンの活動のベースはあくまで学校というクローズドなサークルであり、その中で十分に楽しめるし時間もその中で消えていくのだ。そこで満足できない早熟な子供たちは、実生活で出会うのとは違った相手をWebのコミュニケーションの中に求めるのかもしれない。でもおそらくそれは少数派だ。端的にティーンにはオープンなコミュニケーションの必要性がないし、その可能性を理解できる経験値を持たないというだけのことだ。
 

皆既日食:超高速インターネット衛星の可能性に触れる機会に (三菱総合研究所)
 完璧な皆既日食を体感しに奄美に行くのも素敵だけれど、東京で日食を味わうのも乙なのではないかと思っていたり。それはさておきですが、衛星通信の可能性について簡単に触れた記事をご紹介。長期的な計画にはなるけれど、究極のモビリティの実現するのは最後は衛星通信だというのが、10年以上前から私が持っている信念なのでね。


Swiss Postal Service Is Moving Some Mail Online (NYTimes.com)
 Swiss Postal Serviceの郵便物のオンライン化プロジェクトがNYT.comで紹介されていました。まず送信元や開封せずにスキャン出来る内容をメールで通知した上で、宛先を変更したり開封して全文をスキャンしてもらうかなどを選択できるようにするそうな。手元に届く前に誰からどんな内容の郵便が送られているのかがわかるのは良いかも。まあプライバシーがどうのという話はつきまとうわけですが。


ミラーニューロン (池田信夫)
 これからの科学の前提として知っておいた方が良いのではないかという意味でご紹介。行動サイクルを最高速でまわすためには、思考や判断を経ずに身体からのフィードバックで自走できるようにしたいとか思ったり思わなかったり。サイコミュとか。方向性としてちょっと違うのはわかってますよ。でも結局つながると思うけど。
ミラーニューロンの発見―「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学 (ハヤカワ新書juice) ミラーニューロン


Does Seesmic's new browser client look familiar? (Download Squad)
 Seesmicの新しいブラウザベースのクライアントが公開されています。ちょっと使ってみただけですが、この手のリアルタイムストリーミング用のクライアントの中では、好きな方ですね。個人的には。
| Technology/Media | 16:36 | comments(0) | - |
Technology & Media Roundup 2009/07/05-12
2009.07.14 Tuesday
7月5日から12日にかけてのテクノロジー及びメディア関連の気になるニュースをご紹介。


Google Chrome OS のご紹介 (Google Official Blog)
Google Chromeでオペレーティングシステムの定義が変わる (TechCrunch Japanese)
GoogleがMicrosoftに核爆弾を投下, その名はChrome OS (TechCrunch Japanese)
 一応備忘録的に。まだどうなるかはよくわかりませんが。ただGoogleは想像以上に「ブラウザ」という形式にこだわっていることが理解できましたよ。そこが逆に危ういところのような気もしたりするわけですが、それでもより長期的な視野に立てばそれが取るべき道のような気もします。これまでのデスクトップコンピューティングの歴史を振り返るだけでも。ディスプレイとキーボードとインターフェースという世界観においては。タッチパネルにそこまでの新しさはないと思っているのだけれどね。個人的に。情報のインプット方式として。ナビゲーションではなく。


携帯カメラを使った現実拡張サービスを提供するLayar、開発社向けにAPIを公開 (TechCrunch Japanese)
 どちらかというと記事内に引用されているこちらを読んでいただいた方がおもしろいかも。


Cisco To Put Routers In Space (BusinessWeek)
 衛生インターネットの高速化に向けた大きな一歩。というか、通信衛星側でルーティングできない(ルータを積んでいない)ってことを全然知りませんでしたよ。なかなかおもしろい記事なので、ぜひ。


eBuddy、ついにiPhoneアプリケーション版をリリース(Push通知機能付き)
 インスタントメッセンジャーのiPhoneアプリは色々試してみたけれど、ようやく登場したeBuddyが一番良さそう。デザインとかインターフェースもそうだけれど、Push機能が相当便利。これでインスタントメッセージングもアプリから完全に解放されそうですねぇ。3年か4年くらい前に、当時のMSNメッセンジャーのiアプリが異様にバッテリーを消費して使いモノにならん、とか思っていたのが懐かしい。。。


メディア・ソフトの制作及び流通の実態 (総務省)
 サマリ情報として必要なのは確かなのだけれど、2007年の話をこのタイミングで出されてもどう判断すべきか困ってしまうというのが本当のところ。。。


電通など、iPhone向け電子雑誌販売サービスを開始--講談社など23社が参加 (CNET Japan)
 またつまらないものを本気でやろうとしているわけですね。さすが。
| Technology/Media | 01:25 | comments(0) | - |
Google Android / T-Mobile G1
2008.09.28 Sunday
gPhoneとかとかT-Mobile Dreamとか色々な呼び名がありましたが、Googleの10周年と合わせるように正式発表された、初のAndroid PhoneとなるT-Mobile G1。

色々なところで色々なことが語られているでしょうが、私のいつも読んでいるエントリの中から、気になる言説をピックアップしてみました。まあ敢えて私の言葉で語ることもないかなー、というくらい既定路線な話ではあるので。



まずはいつものように、TechCrunchから。

T-Mobile G1は、パラダイムシフトなのだろうか (TechCrunch Japanese)
これが普及すれば、事実上Googleは全人類をGoogleの巨大なネットワークに繋げて、われわれのあらゆる入力と出力を制御することになる。そうならないときは、新しいオタクの一群がこの上に何かを作り始め、AndroidをBSDやAppleのOS Xのようなものに変えるだろう。いずれにしても、これはプログラマーにとってもオタクにとっても、そしてある意味では一般消費者にとっても利益になることだ。しかし、今やるべきことは、一般のスマートフォンユーザーに対して、(MicrosoftやBlackberryのRIMの製品ではなく)これこそが、みんなの求めているものだと説得することをおいて他にない。

Androidを使ってみた:iPhoneではない。が、かなり近い (TechCrunch Japanese)
しかし忘れてはいけない。つまるところこれは、Android対iPhoneという話ではない。ウェブフォン対「非スマートフォン」なのだ。様々な機能、特にウェブ閲覧とメールに関してiPhoneに対抗しようとするだけでも、モバイル市場が再定義されるきっかけになる。ハードルは上げられたのだ。今日以降、電話機にはコンピューター並みの能力が期待される。参加したいのであれば。



翻って日本の反応を見ると。TechCrunchが指摘するように、スマートフォン(Webフォン)かそうでないか、という軸なのだよね。やはり。

試行錯誤する勇気 − スマートフォン vs. 日本型携帯 (Tech Mom from Silicon Valley)
ユーザーの「思い入れ」や「慣れ」の要素が大きい携帯電話では、こういうのはビジネス的にリスクが大きいけれど、でも試行錯誤をやめてしまったら、新しい方向性の芽をひとつ摘むことになるんじゃないだろうか。いわゆる日本式ガラパゴス携帯のほうが、支持派が多いのは決まっている。しかし、それをもって「こっちのほうが優れている」とか、「いや、日本じゃこーゆーのはダメだよ」とか決め付けられると「むぅー・・・」と思ってしまうのは、冒頭のような私のひがみ根性のせいもあるのだけれど、産業の話として、「試行錯誤をする勇気」の芽をつぶす発言だという気がしてしまうからでもある。



ちなみにこれが実際のAndroidのデモビデオ。Google系のツールがスムースに、シームレスに使えるのは当然だけれど、やはりStreet Viewは破壊的だねぇ。T-Mobile G1の基本仕様は、Engadgetのこちらの記事がまとまっているのではないかと。

[CG]このグーグルAndroidデモビデオは必見だ (TechCrunch Japanese)




そして目指す最後に目指す方向性は、ユーザがあらゆるキャリアを自由に選べるような世界。

Googleのワイヤレスキャリア迂回戦略 (TechCrunch Japanese)
Googleが、最近公開された特許で、オープンなワイヤレスワールドのビジョンを語っている。そこではモバイル機器(特にスマートフォン)と特定の携帯電話サービスプロバイダーとの結び付きはもはや存在しない。
Googleの「フレキシブルなコミュニケーションシステムと方法」に関する特許は、携帯電話ユーザーがさまざまなネットワークや方法を通じて接続する自由を持つべきであり、ユーザーが選択する通信サービスはいついかなる時と場所でも競争市場の原理で決まるべきであると主張している。
この特許には、そのようなシステムでは「複数のワイヤレスプロバイダーが、ユーザーに通信サービスを提供するために、リアルタイムで入札を行う透明なオークション市場」が必要であると明確に記載されている。Googleは、AdWordsやAdSenseの経験を生かして、そういう市場を構築するのに適しているかもしれない。キャリア側はあらゆる手段を尽くしてそんなシナリオに抵抗するだろう。ユーザーを契約で縛ることもできない、ただの「パイププロバイザー」になり下がってしまうのだから。
この特許は、できるだけ多くのデバイスでできるだけ多くの人をオンラインに、というGoogleの大局的な政策の一環だ。だからこそ、gPhoneを発表しFCCに圧力をかけ、Larry Pageは空き帯域開放のサポートに躍起になっているのだ。 特に空き帯域の開放によって、モバイル機器の接続ポイントが増え、無線キャリアの魅力的な代用になる可能性がある。そして、Android搭載の電話機が、最初にこのフレキシブルな接続システムの恩恵を受けることになるのかもしれない。


とりあえずGoogleに任せておくのが、最善の選択肢だと思うのだけれど、違うのかな?
| Technology/Media | 17:51 | comments(0) | - |
Flock 0.9.1
2007.10.22 Monday
ソーシャルウェブブラウザのFlockがようやくパブリックベータに移行して、誰でもダウンロードできるようになりました。

FacebookやTwitterをはじめとするいくつかのソーシャルなWebアプリケーションの強力なプラグインを標準装備したFirefoxとそう違わないのも事実なのだけれど、これが想像以上に使いやすかったりして。より詳細なレヴューがTechCrunchに出ているのでそちらもどうぞ。

FIrefoxのコードをベースにしているので、これまでFirefoxを使っていた人には殆ど何の苦労もなく以降ができるはず。ブックマークだけではなくて、パスワードやアカウントの記憶状況までインポートされていたのはちょっと驚いたけど。

個人的に気に入ったのは、やはりWeb Clip。リンクでもページ内の画像でもテキストでも、サイドバーにドラッグ&ドロップするだけで簡単にクリップできます。もうすぐローンチされるOS X LeopardにもDashboardで導入されるけれどね。

それとdel.icio.usへのブックマーク機能がデフォルトで搭載されているのも素敵。さらにFacebookやFlickrへの画像の投稿も、画像ファイルのドラッグ&ドロップでOK。

あとはあるページからの新規リンクが元タブの隣に開いてくれたりするのも、ちょっとうれしかったり。Firefoxだと一番右端になってしまうからね。

まともに動く同時タブ数がFirefoxより少ないかなーという気がしたりするものの、YouTubeやFlickr、Twitterなどとのサイドバーや上部のメディアバーを通じた動きは、直感的で使いやすいので素敵だと思います。はい。

それと、ブログエディターも付いているので、WordPressとかTypePadとかBloggerみたいなオープンなフォーマットを使っている人にはさらに便利なんじゃないかなー。

モックアップ画像が公開されたFirefox 3がリリースされるまでは、Flockがメインブラウザになるかも。よっぽど致命的な欠陥が発見されない限りは。
| Technology/Media | 00:41 | comments(0) | - |
VeohTV
2007.07.10 Tuesday
やっと使ってみました。VeohTV

Invitationは来ていたのだけれど、まだMacに対応していないということでなかなか試す機会がなく。

で、結論から言うとなかなか良いのではないかと思います。Joostと較べてもかなり軽く動いてくれるし。Look&Feelはかなり好きです。少なくとも。

操作感も自然で、普通にTVを観る感覚に近い印象。もちろんChannel選びはGoogle/YouTube/TiVo後のexperienceを前提としたものだけれどね。ダウンロードして溜めて観ることもできます。VeohTVのプレイヤーでの再生に限定されますが。と思ったら普通にQuickTimeで再生できました。恐るべし。

なによりも、YouTubeやChannel FrederatorみたいなWebベースの動画コンテンツも、ABCやCBSのニュース番組も、Discovery ChannelやMTVのようなケーブル系の番組も全部並列で観れるのが、TechCrunchの指摘にもあるようにVeohTVの優れたところ。

FOXなど一部のChannelや番組がアメリカ国内限定にブロックされているのはちょっと残念ですが、110もChannelがあるのはやはり魅力的。

それと、"INTERACT"でカスタマイズ可能なWebデスクトップも提供しているところも、また素敵。どうやらyourminisのウィジェットを利用しているようです。まあブラウザの代用にはなりにくいかもしれないけれど。

ただ、動画を観ながら何らかのコミュニケーションを行う、ということに対する需要は確かにあるわけで、実はこれが新しいブラウザのひとつの形になっていったりして。。。

あとは早くMacに対応してくれることを願うばかりですな。

| Technology/Media | 01:58 | comments(0) | - |
Second Lifeにまつわる色々なお話
2007.03.18 Sunday
このところ知見と経験の不足に起因する短絡的な"Second Life"に対する懐疑を表明が各所で見られるので、誤解を解消するのに良さそうな記事をいくつかご紹介。

「Second Life」の記事が急増中,ちょっと違和感あり (ITpro)
Second Life"不"人気、7つの理由 (ITmedia)
PS3のhomeとSecondLifeとどうぶつの森と、その立ち位置の差異。 (みたいもん!)
SecondLifeにAppleStore 5th ave NY出現間近 (Drift Diary12)
かなりカオスだった、Second Lifeビジネスコンテスト授賞式 (ITmedia)

「何をしていいかわからない」とか「日本ではヒットしない」とか「会員数が他のSNSに較べたら少ないじゃないか」みたいな話は、ほぼ論点がずれているか比較対象を間違えているかのどれかですな。まあ最近の企業や代理店の「進出」フィーバーはハイプな感じがするけれど。"Second Life"がここ数年急成長してきた"So-called Web2.0"なサービス群と大きく異なる点があるとすれば、おそらく以下の3つなのではないかと。
(1)ハードウェア制約の高さ
(2)インターフェース制約の高さ
(3)クリエイティヴィティ制約の高さ
(1)については、端的にスタンドアローンかつオンラインのソフトウェアを通じたフル3Dな世界なので、快適に使うためには、ハイスペックな端末が必要になるということ。特にグラフィック処理面で。(2)はそのスタンドアローンのソフトに搭載されている機能が多くて、慣れるのに若干苦労すること。裏を返せばそれだけ自由度が高いということだけどね。そして(3)こそが前述の2つの制約を規定する前提となるわけだが、このブログで書かれていることが全てなような気がする。レトリックとしてもおもしろいよね。
ぼくが思うSecondLifeの魅力は、自分の作ったものが(仮想世界で)現実化できることなんだと思うんですよ。
Frickrの写真、YouTubeの動画、Weblogsの文章、MySpaceやFacebookをはじめとするSNSによるコミュニケーションなどを通じて、ここ2〜3年で爆発的に拡大したUCC/UGCと呼ばれるコンテンツの多くが、従来のオフラインのコンテンツをほぼ「そのまま」オンラインに移行させただけなのに対し、"Second Life"でのコンテンツの多くは、デジタルかつオンラインだからこそ存在価値が出てくるものが多いような気がするのでした。勿論多くのモチーフは基本的にオフラインにあるわけだけれど、作品としての形成過程において異なる部分が大きいというか。Playstation3のHomeも気になりますけどね。(1)(2)の制約をクリアしているし、(3)については自由度を多少犠牲にして参加のハードルを下げてきそうだし。
| Technology/Media | 12:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
Optimize Your Profiling?
2007.01.28 Sunday
今週リリースされた非常に気になるサービスが2つ。

NTTレゾナント,「役立った」ページが見つかる検索ソフトを公開 (ITpro)
いつどんな人が何を買ったかが分かるショッピングモール「STMX」 (CNET Japan)

まずはNTTレゾナントからの「gooメモリ・リトリバーβ」。Webブラウジングの履歴だけではなく、メール送信や印刷などのbehaviourをかなり広範に記録できるようですが、ローカル保存というところが、中途半端。プライバシーに考慮した結果なのでしょうけど、ローカルな安心という考え方自体が本当は疑問。でもブラウザがアクティヴ・ウィンドウだった時間やコピー&ペーストした情報などまで追えるところは素敵。まああくまでキーワード軸で分類しようとしているところに、大きな落とし穴があるように思いますが。

そして電脳卸の「STMX」。単なるソーシャル・ショッピングだったら何の興味も覚えなかったのだけれど、すべての商品の販売状況、購買者の居住する都道府県、年齢や性別、さらにその商品がいままでどんな人にどれだけ売れたかという履歴がリアルタイム表示されるというのがポイント。そして購買者の居住地や年齢、性別をもとに、どんな人がどんな商品を購買したかも検索できてしまうというスグレモノ。

こうしたサービスを怖いと思うか、便利と思うか。この割合の変化が今後のインターネットのサービスの行く末を考える上での分水嶺になりそうな気がします。個人情報ってある程度マスクを被せれば、安心してその所有者である一人一人の個人が自ら販売できるかもしれないんだよ。
| Technology/Media | 19:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
Nintendo Gives Design Power to the Player
2006.09.29 Friday
なぜか日本のマスメディアではあまり注目を集めていないように感じるのだが、任天堂の次世代機Wiiの最も重要な機能は、ユーザがキャラクターを自由につくることのできる"Mii Channel"だろう。

ユーザが命を吹き込んだ"Mii"は、生まれ故郷であるユーザのWiiを離れ、オンラインのコネクションを介して他の人のWiiに住み着いたり、ゲームに現れたりすることが可能なのだ。お仕着せのアイテムのみを購入するようなアバターよりも、もっと柔らかい世界観。

もちろんPCのソフトウェアベースの"World of Warcraft"ゲームや"Second Life"などのオンラインサービスでは既にお馴染みのコミュニティ感覚なのだが、専用コンソールという概念からの最初の有力な回答がMiiなのかも。もちろん「おいでよ どうぶつの森」という先行事例もあるわけだが。

このBusinessWeekの記事は、SCEの久夛良木氏やスクウェア・エニックスの和田氏のコメントも引用して、今後の業界の方向性を簡潔にsummarizeしたなかなか良い記事ですね。

個人的には、ゲーム人口を広げるどーのこーのという発想(安価でイージーであるが故に、斬新ではあるがハード性能がそれほど高くない)と、家族で楽しめる家庭用据置ゲーム機(リビングルームで皆で楽しむ、あるいはリビングでの団欒を妨げない)と、オンラインゲーム(Miiを挙げるまでもなく極めてパーソナル)という概念の混在が、どうにも齟齬を来しているように思うので、日本でのニンテンドーDSの流れを受けたWiiへの熱狂ぶりには若干の戸惑いを覚えるのだけれども。
| Technology/Media | 01:34 | comments(0) | trackbacks(1) |
Google Earth 4.0.2080
2006.09.16 Saturday
Google Earthの日本語版が登場。

もう色々なところで紹介されているし、実際に体験している方も多いかと思いますが、もう発狂しそうです。

というか、こんなものを作ってタダで配っている彼らって本当に頭おかしいんじゃないかと思ってしまいます。



だって、地元の小学校のここにウサギ小屋がー、みたいなことまでわかっちゃうんですよ。それに駅名とかも全部表示されるし。USなら、飲食店とかホテルとか美術館とかも重ねて表示できるし。

いまのところ、PowerPCのMacには日本語版が対応していないようで、もう少し待た.ねばならないようです。。。ちなみにIntelMacはOKですが、一度Mac版の10.3.9+をダウンロードしてから、最初の起動時のメッセージに従って10.4を別途ダウンロードすると日本語版で見れました。

英語版でも別に良いのだけれど、10.3.9+だといずれにしても日本地図が3D化されていないので、つまらないのさ。

もしかすると、IntelMacの場合はいきなりWindows用をダウンロードしちゃえば良いのかもしれないけれど、さすがにそれは試していませんです。

遊んでいるうちに気がつくとあっという間に数時間経ってしまいそう。連休をぶっつぶす覚悟のある方は思う存分どうぞ(笑)。

それにしても、Google Mapsの公開以来、地理に全然興味のなかった人々まで魅了して、地図情報をエンターテイメントにしてしまったGoogleってやっぱり偉大。。。
| Technology/Media | 23:09 | comments(2) | trackbacks(0) |