コソの出来事

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マシュー・ボーン /「愛と幻想のシルフィード」
2005.07.13 Wednesday
観て来ました。この昨年の「Play Without Words」以来1年で3回目のマシュー・ボーン。このブログでは書いていなかったのだけれど、「白鳥の湖」も観ました。

まあ本来原作をきっちり知ってから行くべきなのだが、そこまでどっぷりクラシック・バレエから勉強したいという欲求がまだないので、気になるものだけ選んでます。
「白鳥の湖」同様、今回の「愛と幻想のシルフィード」も1832年初演の「ラ・シルフィード」のリメイクです。マシュー・ボーン版の原題は"Flying Highland"。オリジナルの舞台がスコットランドのハイランドであることにちなんだものだと思うのだけれど、リメイクの舞台は現代のグラスゴー。

ここでは妖精は婚約者のいる主人公を妖しく誘惑し、主人公が婚約者を捨てて妖精を追っていく森の中も廃車などで荒れ果てて。そして妖精と主人公の恋も欲望が生々しく。

このあたりのシニカルな雰囲気はいつものマシュー・ボーンの演出の通り。振り付けにしても、ここまでくるともはや奇抜な印象はなく、マシュー・ボーン・スタイルの成熟ぶりを楽しむことができます。

「白鳥の湖」と「シルフィード」に共通しているのは、自分の置かれた現在の社会から逃げたいという願望が、異世界のなにかとの邂逅を通じて顕在化し、一時の幸福を得るものの最後は悲劇的な結末を迎えるというもの。そこに同性愛的なモチーフを持ち込んだり、シニカルな毒を盛り込んだり。

白鳥の湖は完成度が非常に高く、荘厳で美しいのだが、いかんせんちょっと重いのです。とはいえフィナーレは涙が出そうになるほど素晴らしい演出だったけど。「Play Without Words」のようなエンターテイメントとしても楽しめる作品を先に見た方には、「シルフィード」がオススメです。ともかくそのスピード感に惹きつけられます。ってもう公演は終わってしまったが、DVDなど出たらぜひ。


B00005HF8I バレエ「白鳥の湖」〜 アドヴェンチャーズ・イン・モーション・ピクチャーズ
ウォーキンショー(アンドリュー),  クーパー(アダム),  チャドウィック(フィオーナ)
ワーナーミュージック・ジャパン

1999-05-26
おすすめ平均 
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| Dance/Ballet | 02:07 | comments(1) | trackbacks(0) |
Play without Words
2004.07.18 Sunday
最近ダンスづいてます。先週はマシュー・ボーンの新作を見てきました。日記タイトルと同じ。Bunkamuraのシアターコクーンで25日までやってるんで、お時間があれば、ぜひ。あそこは適度な広さで後ろの方でもよく見えるからいいですね。といってもS席買っちまいましたが。

テリー・デイビスの音楽(基本的にはジャズ、というかスウィンギング・アシッド・ジャズ?)に乗って一人の登場人物を3人のダンサーがそれぞれ演じるという多面的な作品。階段状のセットの上下と裏表で繰り広げられるために、さらに複雑な印象を与えているような。セックスシーンも3組が繰り広げることでより扇情的に。いまなお西洋に残る階級社会を挑発するとともに結局は夢落ち?(はじめからわかるが)というパターン。除幕と終幕にながれるトランペットの独奏は革命への序曲なのか。

コミカルなシーンも交えつつ、展開の軽妙さと、わかりやすいストーリーで飽きさせない。召使いと青年貴族の立場が逆転するところは、やはりドキッとさせられるが、いつのまにかestablishedな主人公の側に立っている自分にさらに驚かされたりもする(笑)。

というわけで、エンターテイメントとしても普通に楽しめます。でも、おしゃれっていうのだけで片付けるのにはもったいない。ってわけで、ぜひぜひ。
| Dance/Ballet | 13:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
すごいものを
2004.06.27 Sunday
みてしまった。
もう少し落ち着いてからちゃんと書こうかと思う。

ここに行ってきたのだけれどね。
| Dance/Ballet | 13:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
来日
2004.06.12 Saturday
この間の新聞に出てたんだけど、今年は色々な海外のダンスカンパニーが来日するらしい。

ローラン・プティのピンク・フロイド・バレエを観てから、ちょっとバレエは気になってるので、ピナ・バウシェの新作とか行きたいですねぇ。映画の"Talk to Her"でもfeatureされていて、すごく綺麗だったので...

また幅を広げられたらなあと思っております。
| Dance/Ballet | 12:32 | comments(0) | trackbacks(0) |