コソの出来事

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小室哲哉さんのこと
2018.01.20 Saturday
ブログとかTwitterをわりと長く見ていただいている方はご存知かもしれませんが、わたくしかなりの小室哲哉ファンでございまして。

これまでも好きなミュージシャンとかアーティストとかデザイナーとか俳優とかファションメディアに関わるひとに、スキャンダルがあったとか引退するとか亡くなったとか、もちろん何度もあるのですが、なんかこう自分の一部のなにかがもやもやし続けている感じって初めてなんですよね。たぶん若い頃に接した時間の密度とか量の違いなのだと思いますけど、結果的に自分で認識している以上に、自分の大事な構成要素になっていたのだなあと。

ひとつひとつの曲とかアルバムとかライヴとかそういう話は始めるときりがないので、また別の機会にするとして、昨日の会見の様子を見聞きして感じたことを少しだけこれから書いておきたいと思います。

まず小室さんご自身の言葉はこのInstagramの内容が一番伝わるのかなと。

本日1月19日の内容をお伝え致します。ご心配お騒がせして申し訳ございません。よかったら読んでみてください。 今回の報道により、妻であるKEIKO、家族、ファンの皆様にご心配をおかけし、お相手の方にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。 私なりのこの騒動のけじめとして、引退を決意しました。 まずは、2010年までさかのぼらせていただきます。執行猶予付きとはいうものの、金銭問題による有罪判決を受け、五年の歳月を過ごす中、妻、桂子の急病、入院時からのサポートという環境で仕事を続けて参りました。桂子の後遺症は幸い身体的なものはありませんでしたが、歌手という職業に戻る事は出来てない状態です。 最初の一年ほどはカラオケなど誘って、歌に向かせようとしましたが、音楽に興味がなくなり、すぐ音の世界から遠ざかる日々がやってきました。 私は皆さまの支援もあり、音楽の仕事を続けることが出来、年々日々、多忙になりました。そのため、桂子のサポートや付き添いの役目を近くのスタッフや、実家のご家族に協力お願いすることが多くなり、東京都内の生活が3分の2、実家での生活が3分の1ほどの割合になってきてしまいました。昨年は夏前の1ヵ月、11月からの2ヶ月ほどは実家のご家族にサポートをお願いしております。 約2年前にC型肝炎を患い半年闘病生活送りました。桂子だけでなく私も病気になり、2人での闘病生活と言う大変辛い時期を過ごしました。今更ですが、あの時いろいろな方向転換であったり、芸能活動の縮小をすべきだったとも思っております。薬の副作用は想像以上に大きく、体の色々な機能にも影響を及ぼしました。現在も常に定期検診を行っております。 何とか仕事に復帰した一昨年から、自分は昨年の8月にストレスによる摂食障害、睡眠障害などで入院をしなければならなくなりました。複数のお医者様、看護師の皆様の協力を経て、秋から仕事に復帰でき、なんとか順調な状態に戻れたかと思っておりましたが、完治はせず、突発性の難聴を含む体調不良に現在も悩んでおります。そんな中A子さんのクリニックは早朝、昼休み、ときには深夜などの診療または往診に応じてくれまして、日に日にスタジオ、コンサート会場、桂子が在宅中の深夜の往診などが増えました。突然依頼することも多くなり、会話も雑談的なものから日々の生活の悩みまで、メンタルケアと言えるような時間も増えてきてしまいました。私の精神的な甘えから、お互いのプライベートの悩みや心配事なども話し合うようになりました。 3度ほど桂子が在宅中にも往診に来てもらったこともあり、私の気の緩みから桂子を実家に預けている日にも往診に来てもらう事が増えてしまいました。 そういった経緯で皆様に誤解を与えてしまう行動を起こし、ファンの皆様にご迷惑と不快な思いをさせてしまい、申し訳ありません。お詫び申し上げます。 体調不良は今も変わらず、耳鳴りも止まらず音楽制作の滞りも増え、皆様の期待に応えられるような楽曲がなかなか作れず簡単に一週間が過ぎてしまうスタジオ生活もあり、一般的な定年の年である60歳を前にこのようなレベルの音楽制作で良いのかという、不安と懸念と自信のなさが高まるばかりの日々でした。2018年の11月には還暦を迎えると言う事であと1年、皆様の期待に応えられるような音楽制作ができるのかという不安に駆られる日々がさらに続きました。桂子にも当然悩みは伝えましたが、理解してもらうことも難しいなという認識でおりましたので、ほとんどの心配事は、医療の知識とメンタルケアの知識を持ったA子さんに頼る年末年始となってしまいました。そういった状況の中で2010年に遡りますが、気持ちとしては裁判所で聞いた主文、判決の様な感覚を、週刊文春さんの突然の取材から思い出しました。一般的には正式な犯罪とは言えないものの、起訴され有罪判決を受けたような気分になりました。私の勝手な思い込みですが、罪があれば罰もある、そんな感覚を持つ数日間でした。 去年から頭にもたげていた音楽生活の引退という、皆様にお疲れ様と言ってもらえるような祝福を受け、グラウンドを去るアスリートのような夢を見た引退の日とはかけ離れたものとなってしまいましたが、今回の報道による罪を償う手段として、音楽をなりわいとする私は音楽の道を退くことが私の罰であると思いました。 昨年末までに私が作った楽曲の中で、愛着がある物、出来栄えが良かったもの、皆さんが気にいってくださった曲、今後もどなたかが愛してくれる曲、そういった楽曲を残していくためには、今の私のようなふらついた精神、芳しくない体調では期待に答えられず、自分が作った楽曲を殺しかねないと言う恐怖感念にも駆られております。 想像していたより、少し早まってしまいましたが、作曲を始め、音の制作、ライブ演奏その他音楽に関する仕事を引退をすることで、今回の罪に対する罰と認識し、現在引き受けさせていただいているお仕事を全うさせていただくことが許されるのであれば期待に応えるべく制作させて頂き、自発的な音楽活動は今日をもって退こうと思っております。(続く)

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続きです。よかったら読んでみて下さい。 元はと言えば自分の才能を過信し、その才能の枯渇から約二十年。 お騒がせしした意味も含めそこそこの歳月かなぁと感じております。本日からグループのメンバーとは時間をとって頂き報告をし、それぞれの道を決めさせていただきたいと思っております。私に対して音楽の依頼をして頂いてる皆様からの意見も伺いながら、桂子への責任をどうするか、熟慮する時間を少しいただきたいと思います。私は基本的にテレビを中心とする仕事ではない関係上、本日からきれいに身を引くと言う形は取りづらい見えづらい形とはなってしまいますが、重ね重ね申し上げています通り、今回皆さんにご迷惑をかけした償いとして、音楽生活の引退発表とさせていただきます。 私にとって判決のような取材からまだ5日間しか経っていないものなので、今後の生き方、身の振り方などは少しお時間をいただいて考えたいと思います。勝手な苦渋の決断ではありますが、私の中では精一杯の罪の償いかと思っております。どれほどの生活水準が下がるかは計り知れませんが、実直に受け入れようと思っております。 ファンの皆様、関係者様におきましては、35年近く本当に大変お世話になったと思っております。心より感謝申し上げます。 ありがとうございました。

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還暦を迎える今年をご自身の体調や環境をふまえて引退で考えていたというような話もでていたりと、なにかしらの区切りのタイミングであったのかもしれません。

ただ会見などで使われていた「自発的な」という言葉からも感じられるとおり、音楽家に本当の意味での引退などないのではと思いますし、またなにか始めるきっかけがあるのであれば、それが求められてのことであってもそうでなくても、新しくスタートすれば良いことなのだろうと。

それを気持ちのどこかで待ち続けるというのが、ファンのひとりである私がこれからできることでしょうし、なにより待つことができるということそのものが、小室さんと同じ時代を生きる私たちへのプレゼントのようにも思えます。

そして、そうしたファンが数え切れないくらいいるということは、小室さんが世に送り出した数々の作品と同じくらい素晴らしいことですし、そうしたファンのひとりであることをわたしは誇りたいと思うわけです。

となんだかとりとめのない感じになってきましたが、まずはこれから小室さんやその近くにいる大事なひとたちが良い時間を過ごしていけるようになることを願ってやみません。


| Diary | 13:18 | comments(0) | - |
資生堂2018年正月新聞広告がない
2018.01.06 Saturday
 新年も明けきった感じもしますが、おめでとうございます。


 昨年は多少落ち着くかと思いきや色々と手を広げてしまって単なる忙しいひとになっている傾向があり、相当微妙ではあります。今年もどちらかというとその傾向がさらに強まりそうなので、何かしら書くということをどう習慣づけるか悩ましいところではあります。無理やり毎日なにか書くという感じにしてしまった方がよいのかもですね。ここのブログじゃなくて放置してあるnoteでも使ってみるかなとか。Vogueでいただいているブログのアカウントも月に一度くらいは更新していかないとそろそろ怒られそうですしね。。。


 そんなわけで、今年も最初のエントリは恒例の新年の新聞広告から。と行きたいところなのですが、どうも元旦の新聞を見ても一面広告がない。資生堂グループのサイトを眺めてみても、年が明けた気配がない。

 これはいよいよ2014年4月からの魚谷体制の総仕上げで、正月広告もやめましょうグローバル企業だし!!ということなのかなあと少々残念に思いつつ、いざなくなるとまあそんなものかと私のいつもの感慨に浸りながら、このブログの2大コンテンツ(もうひとつはアカデミー賞予想ね)のひとつが欠けた喪失感をじわじわと感じている今日この頃でございます(嘘)。


 とはいえ何も書かないでこのエントリを締めるのもどうかと思うので、この年末年始に未読消化でつらつら眺めていた記事の中で、気になった資生堂関連の記事をひとつピックアップ。

 L’Oréalが資生堂を幹部引き抜きの件で訴えを起こしたという内容でございます(日本語の抜粋記事はこちら)。

 今回訴えの原因となっているのは、1994年から2017年6月までL’Oréalに在籍していたベテランで、最後は米州のコンシューマープロダクト担当のSVPを務め、10月からShiseido Americasでの仕事を始めたAntonios Spiliotopoulosという人物。L’Oréal側が問題視しているのは、SpiliotopoulosがLancômeのLe Teint Particulerという、現在試験的にNordstromの一部で販売されている、個々人の肌のトーンを検出してファンデーションのブレンドをカスタマイズして提供するプロダクトに関わっていた点で、このプロダクトの些細な情報を彼が把握していることが、カスタマイズコスメの市場を狙っている資生堂に有益なものになり得るとし、彼の競業避止義務契約の期間は11月までであるとして、Shiseido Americasの雇用を差し止める訴えを起こしたというのが概要でございます。

 確かに資生堂は今年に入ってから、カスタムメードのファンデーションを提供するMATCHCoや、AIを使ったカラーマッチや顔の測定に肌色判定などの技術をもつGiaranといった企業を相次いで買収しており、今後の有望市場の競合の動きに対してL’Oréalが神経質になるのも当然かなと感じました。ちなみに、SpiliotopoulosがShiseido Americasのサプライチェーン担当EVPとして、新規プロダクト開発も含む広範な領域の責任を担うというプレスリリースが先日出ていたので、一応解決はしたようではありますが。

 コスメティクスの世界でも、データやテクノロジーを活用したカスタマイゼーションの大きな波が来つつあるのだなということを感じさせる案件のご紹介ということでございました。


 といったところで今年も宜しくお願い致します。
| Diary | 16:06 | comments(0) | - |
資生堂2016年正月新聞広告
2016.01.01 Friday
 あけましておめでとうございます。

 昨年はここ数年でも一番ものを書いてない年だったのですが、終盤になってDiFaという新しいメディアでほぼ月一でコラム的なものを寄稿するという運びになり、これから私はまたどうするのだという雰囲気になっております。まあ使える時間も潤沢にあるわけでもないので、何を選ぶかが本当に大事になってきますね。Vogueのブログもリニューアルされてたりしているのですが(私がリニューアルしたわけではない)、Raf SimonsのDior退任の際に書いた一本のみというあれであります。前よりレイアウト綺麗なので、コンスタントには書いていきたいのですけれどもね。ちなみに昔の記事はこちらに引き続きあるようです。

 このブログもデザイン変えたいとかドメイン変えたいとか時々いっておりますが、いい加減今年は本気でどうにかしたいものの、自分でやるのもなかなか難儀で困ったものでございます。

 
 とまあ愚痴はこれくらいにして、今年も最初のエントリは恒例の新年の新聞広告から。





 昨年はLady Gagaのセルフィーを50バージョン各紙に展開し話題になりましたが、今回は昨年10周年を迎えたマキアージュのブランド広告という形になっております。モデルには、長谷川潤と水原希子のいまの資生堂のイメージを代表するふたり。

 そして今年のコピーはこちら。

レディの鼓動をきかせてあげる。

じぶんをドキドキさせたら
あの人をワクワクさせよう
世界だってキラキラにして
それから、それから

レディにしあがれ。マキアージュ 2016

 昨年の「with you.」のように企業としてのユーザへのメッセージ性は当然のことながらないものの、ひとりひとりのちょっとした変化がまわりに伝わっていけばそれが大きなパワーになるかもしれないという、たしかにいまのリアリティとメンタリティのある側面をよく捉えた内容ではあるかなと。ワーディングが良いかどうかはちょっと置きますが。

 ところで昨年のLady Gagaの起用は、結局資生堂グループ全体でどれくらいの意味合いがあったのかなとか、資生堂ブランドは"Ginza Tokyo"を名称に加え、モデルにはEnikő MihalikにImaan HammamとAsia Chowを迎えてMario Sorrentiがキャンペーンを撮るなどグローバルな展開を見据えていたりするけれど、そちらとは同期しないのねとか色々気になるところはあるのですが、移行期なのだろうということで深くは触れないことにしようかと思います。


といったところで今年も宜しくお願い致します。
| Diary | 18:22 | comments(0) | - |
資生堂2015年正月新聞広告
2015.01.01 Thursday
 あけましておめでとうございます。

 昨年は「コソの出来事」をスタートして10年なのですよねと思い、一昨年よりは色々と書いたりしてみたものの、Vogueの方にも書いたり、Fashionsnap.comに微妙に寄稿したりということもあって、なかなか使い分け(どちらかというと時間の)が難しい感じになっておりました。まあ今年もそのあたりはあまり状況は変わらないかもと思いつつ、なんとなく日々のアップデートをこちらでうまく出来れば良いなと思ったりしております。

 そういえば紙媒体にもちらちら出ておりまして、vanitas No. 003でIris van Herpenの全コレクションレヴューしてみたり、GINZAでちょっと対談っぽいことしていたり、WWDマガジンでなぜかビッグネームに混ざって紹介いただいていたり、実はELLE girlのスナップ特集冒頭でテキスト協力していたりと、何をしているのだかよくわからない感じにはなっております。今年も何かまた機会があるようでしたら。


 さて、今年も最初のエントリは恒例の資生堂の元旦新聞広告から。こちらも10回目になるんですねぇ。



 既に年末のリリースで明かされておりましたが、今年はLady Gaga。しかもセルフィーで50バージョン。46バージョンは1月1日に全国紙や地方紙で、1月5日に日本経済新聞など経済紙や業界紙の4紙に掲載されます。ここでご紹介したのは朝日新聞バージョン。

 今年のコピーはこちら。

あなたはあなたでいて。
それが、あなたの美しさだから。

 そして資生堂のロゴの下には「with you.」というメッセージが。

 今回の広告は、国内外の厳しい状況を立て直すため、昨年初の外部からのトップとして、魚谷雅彦氏を招聘した資生堂が目指す変化を象徴する内容に。

 大きなポイントは、2005年に資生堂がコーポレートメッセージとして定めた「一瞬も 一生も 美しく」が初めて広告から外れたこと。変わって採用された「with you.」には、資生堂が昨年末に発表した中長期戦略「VISION 2020」の中で「5つのパラダイムシフト」として触れられている、「資生堂目線」から「生活者目線」への転換を象徴する意味合いが込められているものと思われます(こちらの表紙を除いた10スライド目)。





 このパラダイムシフトを最も端的に表すメッセージとしての「with you.」。そして多様な美の在り方を称揚する象徴的な存在としてのLady Gagaの起用というのが、今回の広告の要旨ということになります。

 資生堂は、この広告を皮切りにLady Gagaを年間を通じて起用していくようなので、ビジネス戦略の実行とともに今後の展開に期待したいところですね。


 といったところで今年も宜しくお願い致します。

| Diary | 13:52 | comments(0) | - |
資生堂2014年正月新聞広告
2014.01.01 Wednesday
 あけましておめでとうございます。

 昨年はVogueでブログを書かせていただくようになったこともあり、こちらのアップデートが一層滞ってしまった感があるのですが、実をいうと5月で「コソの出来事」をスタートしてちょうど10年というタイミングだったりします。ということもあり、今年はこちらの方でも色々と書いていこうかなと思っている次第です(わりとほんとに)。

 さてそのご挨拶というわけでもありませんが、今年も最初のエントリは恒例の資生堂の元旦新聞広告から。


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 モデルは昨年に引き続き水原希子。2年連続というのは、最近ではなかった傾向ですが、1月21日からマキアージュの顔としてCMもスタートすることも含めてということでしょう。ここ数年、自分や社会が一歩前に踏み出す後押しをするようなメッセージを伝えてきた正月広告ですが、今年はストレートに「最高の美に挑む」姿勢が強く込められたヴィジュアルとコピーになっています。

それは、心を奪うか。
それは、想像を裏切るか。
それは、人生を揺さぶるか。
美しさに、答えはあるか。
何度でも挑み続けろ。

 すがすがしい。自分の美しさに向かうとき、いま改めて欲しい気分はこれかな、と。4月に初の外部からの登用で魚谷雅彦氏を社長として迎える資生堂自身とも、重なる部分なのだろうと思いつつ。映像もこちらに。BGMは1978年にCMで使われた矢沢永吉の「時間よ止まれ」。新しいマキアージュのCMでも、1997年の「Still」のように彼の曲が聴けたりするのでしょうか。


 ではでは今年も宜しくお願い致します。
| Diary | 21:09 | comments(0) | - |
資生堂2013年正月新聞広告
2013.01.01 Tuesday
あけましておめでとうございます。

このブログも書く書く詐欺の時期を通り過ぎて本格的に過疎期を迎えている感が強まっている今日この頃でございますが、今年も恒例の資生堂の元旦新聞広告から。





今年はやはりというか水原希子が。昨年は2009年以来となる蒼井優を起用し、2011年に起きた大きな困難にあっても生きていくひとびとに寄り添うような内容となっておりましたが、そこから新しい一歩を踏み出そうというメッセージが「わたし、開花宣言。」というコピーに込められている印象。

わたし、開花宣言。

明日は必ずやってくる。
だから、立ちどまってばかりいられない。
できることからはじめよう。
まずは、わたしから、きれいになってみよう。
そうして、あの人を笑顔にしよう。
わたしが咲く一瞬を積み重ねれば、
世界はきっとほほえんでくれる。

フレッシュ。セミヌードというのは少し驚きではありましたがこの瑞々しさはそうでないと出ないですよね。水原希子のセレクトというのはやはりと思いつつ大胆だなというのが正直な感想ではあり。ただそこも今回資生堂が打ち出したかったところなのかなとも。


というわけで今年も宜しくお願い致します。

| Diary | 10:54 | comments(2) | - |
資生堂2012年正月新聞広告
2012.01.01 Sunday
あけましておめでとうございます。

このブログももうすぐ始めて丸8年になってしまうのですが、相変わらずもうちょっと色々書きたいなーと思いつつ、今年も恒例の資生堂の元旦新聞広告から。





今年創業140周年を迎える資生堂。昨年はルーツである「銀座」をテーマに、ひとではなく街にフォーカスしていましたが、2009年に続き蒼井優が再び。どこか厳しさも感じさせる風景を前に立つ、柔らかな表情と軽やかな装いの蒼井優。こうした自然の風景をバックグラウンドにした資生堂の元旦新聞広告は、ここ数年ではおそらく初めて。

お化粧をする。私はここにいる。

いまだから、わかる。
化粧水が満たすのは、肌だけじゃない。
口紅ひとつで、たちまち空気はあかるくできる。
いまだから、わかる。
どこへ向かおうとも、お化粧はそばにいる。
私と一緒に笑って、私と一緒に考えて。
そしていつしか、私の一部になっていく。
お化粧と自分とでつくる喜びは、きっと誰にでもある。
陽が昇ったら、お化粧しよう。新しい顔で進もう。
資生堂のむかえる140年めの春。
お化粧がある。いまそこに、ひとが生きている。

去年起きた色々な出来事を思いつつのメッセージ。そしてそれを伝えるのに蒼井優以上にぴったりなひとはいなかったように思われますね。ひとともに、自然とともに。


というわけで今年も宜しくお願い致します。
| Diary | 20:21 | comments(1) | - |
資生堂2011年正月新聞広告
2011.01.01 Saturday
あけましておめでとうございます。

今年も初エントリは恒例の資生堂の元旦新聞広告ということで。





今年のテーマは「銀座」。ひとではなく街に焦点を当てた資生堂の元旦の企業広告は初めてみました。併せてリリースされた、2012年の資生堂の創業140年のアニバーサリーを迎えるにあたりスタートする「資生堂-銀座 未来計画」というプロジェクトのイントロダクションとなっています。

ことし、資生堂は銀座から未来をはじめます。

銀座から未来へ。
いつも新しいことを発信してきた この街で
私たち資生堂が育んできたもの。
それしゃ、たとえば時代を超えて続くエレガンス。
モダンの探求。そして、おもてなしの心。
このスピリットを胸に抱いて
銀座とともに未来でもっと輝くため
資生堂は、翼を大きく広げます。

化粧品と美容法のフィールドはもちろん、
それを支えるサイエンス、食文化や芸術文化まで
美しい生活をつくるためのすべてを、世界へ。

昨年はマキアージュのICONIQとかTSUBAKIの映画とかなんとなく微妙な感じのした資生堂の広告関連でしたが、初心に帰ったこのメッセージに期待したいです。なにはさておきやっぱり一番好きな街は銀座だし!

アイカラーやフェイスカラーなどのアイテムで銀座の街が彩られていくこの広告のメイキング映像もお見逃しなく。こちらのPDFで細かく見れますよ。

というわけで今年も宜しくお願い致します。
| Diary | 12:19 | comments(0) | - |
資生堂2010年正月新聞広告
2010.01.01 Friday
あけましておめでとうございます。

今年も初エントリは恒例の資生堂の元旦新聞広告ということで。





今年フィーチャーされたのは、昨年マキアージュのTVCF曲でデビューしたICONIQ。この方も意外と前歴長くて、一応当時から存在は知っていただけになんだか感慨深いものがありますね。

今回は例年とは異なり、「一瞬も 一生も 美しく」という資生堂の掲げる大きなテーマに加えて、そんな彼女の現在までの道程と重なるかのようなメッセージが添えられています。

わたしが変わる。世界を変える。

昨日までNOだとあきらめていたことを、ひとつひとつYESにして、
わたしが変わる。わたしの世界を変える。
それは誰のためでもない、自分のために。ささやかな決意が、
2010年を美しく、大きく、変えていけるはず。

1月21日、マキアージュも変わります。

私の記憶している限り、個別のブランドの告知が正月広告に入ったのって、ここ数年では初めてだと思うのだよね。ICONIQがマキアージュの新モデルとして登場するのも1月21日ということなのでしょうな。

資生堂の正月広告としては若干微妙というのが個人的な意見なのですが、いずれにしてもマキアージュの新しいキャンペーンを楽しみに待ちたいと思いますです。

ではでは今年も宜しくお願い致します。
| Diary | 12:31 | comments(0) | - |
コソのヒトリゴト | 弐千九年八月弐拾四日至参拾日
2009.08.30 Sunday
だいぶ涼しくなってきましたねぇ。


第5回企画展 山中俊治ディレクション「骨」(21_21 DESIGN SIGHT)
 最終日に行ってきましたが、非常に素晴らしい企画展でした(って終わっちゃったんだけどね)。構造への探求。生きているもののかたち、動き、そして感覚。それらを分解し、再構成し、限りなく生けるものに近づけていこうという、人間の好奇心としての科学の歴史から現在形までを一気に見せてもらったような感じ。それでも、還元主義では近づけない生物という存在。でもそれは蛋白質をベースとした有機体である必要は、必ずしもないわけで。そこに色々な可能性が潜んでいるのもまた事実。それでも人間は、自分の似姿を夢想するのだけれど。



 工業製品の構造の美しさを透視するNick VeaseyのX線写真は相変わらず秀逸。特にドライヤーが素敵。人間と機械という観点では、今回の展覧会のディレクターである山中俊治が玉屋庄兵衛と作り上げた「骨からくり『弓曵き小早舟』」がハイライト。明和電気の「WAHHA GO GO」を見てエヴァンゲリオンを想起した方も多いのでは。ただ個人的に一番気になったのは、慶應義塾大学の山中俊治研究室による「Flagella」。どの作品よりも語りかけてくれていました。とりあえずSonyのRollyが欲しくなりましたよ。



New Order / Retro
 まとめて聴くには超お買い得なNew Orderのベスト。The Primal ScreamのBobby Gillespieがセレクトしたディスクもあったり。でも"Ceremony"と"Regret"はいつ聴いても素晴らしい。。。
Retro



Jean-Paul Hevin
 久しぶりにジャン=ポール・エヴァンのガトーをいただきました。サフィカラカス。サフィが特に好きですなー。




Baker Bounce
 これまた久しぶりに。時々こういうちゃんとしたダイナーで食べたくなるんだよねー。
| Diary | 22:25 | comments(0) | - |